理塘から炉霍に移動!ついにニーハオトイレに出会った話【世界一周 東チベット】

2018年7月10日




今日はあまり人がやらないルート。

理塘リタンから、炉霍ルーフォまでいきます。



普通なら、途中の甘孜ガンゼに行くのが普通ですが、諸事情で先にルーフォに行く事にしました。

ルートとしては、ガンゼまで乗り合いで行って、更にルーフォまで乗り合いで行きます。バスだと時間がかかりすぎて、一日ではムリだそうです。

朝7:00からバスが出てるらしいので、それを目指しました。
1番最初に捕まったおっちゃんが120元だったので、それにしました。

そしたら、7:30発だと言われて、オイオイとか思いましたが、しょうがないので、大人しくシェアタク乗り場のとなりの店で小籠包を食べながら待ちました。






そしたら、私をリタンまで連れてきてくれたお兄さんに会いました。


どうした、どうした?


と寄ってきてくれて、「ガンゼ行きたいんだ!」と言ったら、運転手に話をしてくれました。

こういう、人がいると安心ですよね

スーパーで水を買って、コソコソする為、車の1番奥の席に乗り込んで待ちました。



そのうち何人か乗って来て、7:40に出発



爆睡してたら、途中止まってるから、何事かと思ったら、更に乗ってきた。
車内はこの状態



8人乗りのバンに、9人の大人、2人の子供、2人の赤子が載ってます。

ナニコレアフリカ?

幸いな事に1番後ろの席は、真ん中に人の膝に赤ちゃんがいるだけで済みました。



しかし、問題が…

この人数で、車内で空いている窓は、前方一つのみ


何が起こるか?


酸欠である。

チベット人は平気だけど、高山病気味の私には、キツイ。

未だに走っているところは、富士山より標高が高い。



本当に気持ち悪かったです。
ショーロンポーでるがな



前の席の人に窓を開けてもらって、なんとかなった。
けど、チベット人には私の気持ちが理解できないらしく、しばらくすると再び閉められてしまった…

寒いからね


ブログ書こうと頑張ったけど、ムリだった。マジで気持ち悪い


そうしてるうちに、ようやく人が降りる時になった。



車のドアが開いた瞬間

酸素ー!

生きてるって素晴らしい…



出発してから、11:30まで一切休憩なし、そこで一回止まった時トイレに行った。



あまりきれいではなくて、なかなか辛かった…


途中の街で、タクシー乗り換え&お昼ご飯





私がチベット語分からないので、優しいおじさんがご飯やに連れて言ってくれて、麺を奢ってくれた。


牛肉面

この街は、本当にチベタンばかりだ。

伝統衣装をオシャレに着崩したチベタンが沢山いる。

それをパシャパシャ隠し撮りしまくった。










隠し撮りだったので、カッコ良さがあまり伝わらないかな?

実物を見ると、もっとカッコいいのだけどな

次回来るときは、チベタンのカッコをしたい!



そして、40分の休憩の後、乗り換えたタクシーが再び発車した。

お金は、最後にガンズに着いた時に渡せばいいと言われた。



言い忘れたけど、ここの路線の道は、崖崩れだらけだ。






ともかくよく崩れている。

ココのところ、連日雨が降っているので、

私の時は崩れてくれるな!
と必死に祈った



14時前



検問が来た

覚えておいでだろうか?
今はっきりしないが、ガンゼに行けないとの噂がある。
あくまで噂であると信じているが、はっきりとしたことは分からない…

公安が降りろと言ってくる。

運転手、助手席、おじさん1人が降りた。


他は降りなかった、隣のお兄さんすら降りなかったので、私も素知らぬふりをして降りなかった。



公安は窓を覗いて、何やら言っていたが、諦めたらしい。
か、全員チベット人だと思ったのだろう。

そのまま通してくれた。





もしかしたら、この検問はパスポートを見せても普通に通してくれたのかもしれないが、それは今は分からない。



検問の場所はここである







よっしゃと思ったのも束の間、渋滞が…

そう、二回目の検問です。



上の赤いピンの場所

あー、今度こそやばい大きい規模の検問だ。
ガンゼ前、最後の検問。



そして、順番が来た。

今度は女の人も含めて何人か降りたが、私は素知らぬふりをした。

今回も隣のお兄さんも降りなかったので、そもそも降りようがなかった。




そして、降りた人の身分証明書のチェックが終わり、公安の横を通過する車

チベットカーのありがたいところは、前以外の車の窓にスモークを貼ってるところだ。

スモーク越しから、公安がサボって笑っているのを横目に検問を向けた。

よかったー



まあ、ここで止められたら、遠くでヒッチして、ルーフォに行くつもりだったが…


やっぱ、シェアタク最強である


そして、ついにガンゼのシェアタク乗り場に着いた!


とりあえず、乳製品的なので、お祝い。


美味しかった

トイレに行ったら、ニイハオトイレでした。

ニイハオトイレ!
ついに出て来た、説明しましょう!

してる時にお隣さんとニイハオできるトイレ。
つまり、扉がない、最悪仕切りもない、大変オープンなトイレとなっております。

本当にちょー古典的な分は、前の人の排泄物が見えるタイプもあったらしいです。



しかし、最近そのトイレも減って来ています。


去年ぐらいに中国政府が、トイレが汚いままでは観光客が来ない!ということで、トイレをキレイにしようと乗り出したわけですね。


そもそも、ニイハオトイレ以前に、中国はトイレをキレイにする習慣なんてなかったそうです。

「トイレをキレイにするのは、極貧の人がやる事」的な考えがあったんですよね。
というわけで、誰もやりたがらない。

というわけで、中国のトイレは汚物の限りを尽くしていたわけです。



まあ、人々を苦しめながら教育するのが得意な共産党のお陰で、現在は出会う事も少なくなりましたが、やはりチベットにはありましたかぁ



特にここのトイレは、チベタンのおばさんも嫌がる程汚かった。


けど、どこに他にトイレがあるかも分からないので、そこで済ませました。
なかなか汚く、トイレ代1元取られる価値もなかったです。


しかも入ると、中でしてたおばさんが突然立ち上がり、下をずり下ろしたままで、トイレ代1元要求。



いや、してから払うわ!


と言って、無視して用を足しました。




そして出たら

先ほどのおばちゃん、別の人にお金払ってた



ニセモノかーい



てか、パンツもあげずにお金を要求するおばちゃんの根性w




まあ、そんなこんなで

こんだけ、ドキドキしたガンゼを一瞬で去り、ルーフォに向かいます。
シェアタクは同じターミナルから出ています。

ここの路線ですが、とても景色が綺麗で思わず見とれてしまいました。








いくらキレイな景色を見ても、こればっかりは見慣れないんですよねー笑




そして、2時間後、無事ルーフォに到着しました。

そこでは、人と待ち合わせしています。
スペインのグラナダで会ったゆうすけさんの紹介で知り合った、しおりさん。
今回一緒に旅することになりました。


彼女とは、明日チベットの秘境「ラルガルゴンパ」に挑戦します。

情報は明日の記事に載せます。


旅メモ

ラタン~ガンゼ シェアタク 120元
ガンゼ~ルーフォ シェアタク 40元

今日のお宿 ゴールデンヤクホテル


シングルベッド2つの部屋 100元




シャワー&水圧 ★★★★☆
水圧&温度共◯ソープが備え付けだった。
清潔さ★★★☆☆
まあまあ、100元だったらもう少し頑張って欲しい
Wi-Fi ★★☆☆☆
おそい!VPNも繋がらなくて大変だった
コスパ ★★☆☆☆
これで100元は高い!

ここの女将さんは東チベットでは珍しく英語しゃべれます。
そして、ラルンガルゴンバ行きのタクシーを手配出来ます(800元)成功率90%(本人談)だそうです。
私も行けました。


ただ、Wi-Fiも遅いし、すごくキレイな訳ではなく…
これが無かったら、別のもっといいホテルがあったのではないかと…思ったりw


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