ささくれ立った心を解く!理塘の秘湯へ行ってみた【世界一周 東チベット】

2018年7月9日






腹が立ってしょうがなかったバズターミナルから帰って、しばらく仕事してると、宿の人が温泉に誘って来た。

ちょうどタイミングを合わせたかのように、パソコンの電池が切れた。



「室内温泉だ」


と言われたので、俄然行きたくなった。
水着着ないで、温泉は入れる!


ちょうどメドも付いたところだったので、行く事にした。
色々あって、イライラしてる心も休まるでしょう。

行くのは白人4人家族も一緒だ。
(どうやってここに来たのだろう


途中で運転手があるものを買った







そう!温玉である!

楽しみ♪



車で15分と言われたが、車で30分はかかった。

また、雨も降って来てる。


そして、降りてみると温泉




ナイ…

ココから歩くそうだ。




15分じゃねーじゃん!

諦めて10分程歩いた。




マップスミーを見ると




シークレットホットスプリング
と書かれている

つまり、秘湯!



それは頑張らなければ!
高山病気味だけど

そしてついに、湯煙が…


やったー温泉!




と思ったら、ここには先着のチベタン夫婦がいた。
傘をさして二人仲良く温泉に入ってした。


なんかすみません…



一個しか浴槽がないので、更に歩いた。

そして、あったー!



がっつり外ではありませんか!

宿のおっさん嘘並べ過ぎや!



まあ、いいか、いずれにしろ絶景風呂です。






がっつり外なので、こんな事も有ろうかと着てきた、アンダーアーマーのスポブラとパンツで入浴。

これの良いところは、側から見ると、水着っぽい事である。
水着より、乾きも早いし、ダイビングの時とかにも、ウェットスーツの下に水着がわりに着ることがある。

ちょー便利


そして、入浴



アッツッッッッ‼



いや、寒いからとかじゃなくて、なんてゆうかヤケドレベル

おそらく上島竜兵が入ったら、一発で飛び出すレベルw




一人でアチアチやってると、運転手兼案内役のおじさんが来た。
どうやら、上の白人家族が入ってる方がいいらしい。

仕方ないのである、お邪魔させてもらう事にした。

あー、温泉だー!


幸せだった。
水着着ようが、着衣だろうが、あったかい湯船がそこにある!


それで十分だった。


そして、おじさんが作った、アッツアツの温泉玉子を食べた。

チベットの秘湯で温玉!

温泉につかりのんびりすると、先程の赤いフラッグへの怒りは、徐々に落ち着いて来ていた。



帰りに白人家族とお話しした。

旦那さんはイギリス人、奥さんはドイツ人。

今仕事の関係で。中国に住んで5年目だそうです。



とっても美形としか言いようのない子供たちが

「僕たち日本人の友達いるんだよー」

と言ってそして、めっちゃ話しかけてきた。



子供の英語は難しい

結構何の脈絡も無く話すからね

適当に聞いてて、時折質問を挟まれて、ドキッとする


彼らは、インターナショナルスクールに通っていて、ブラジル人の友達や日中のハーフ、様々な国のお友達がいるそうだ。

そういう子たちを見てると、今までの日本へのこだわりが、いいものと思えなくなってきていた。


私はずっと「日本じゃなければ」とか、「日本人じゃなければ」と思っていた。

けど、旅の中で少しずつ変わっていった。

日本ってそんなに価値のあるものかな?

いや、もちろん日本大好きだ。

けど、今はそれにこだわる必要がなくなって来た。



いや、なくなって来る時代になったのかもしれない。
多国籍がいて、当たり前だし、ハーフも当たり前になってきた。

飛行機も高速化し、ネット環境もよくなり、地球の裏側の人にも、会える環境が整って来ている。

世界はどんどん小さくなってるのだ。


国境のハードルは依然高いけど、垣根はどんどん下がって行くだろう。
旅をしても変わらないと思っていた部分が、少しずつ変わろうとして来ている。

そんな、リタンの最終日


中国人に奢ってもらった一杯


明日は、また移動します。

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