ヨーロッパなのにアブナイ!意外とデンジャラスなブリュッセル滞在

2018年11月12日






無事トルコの旅を終えた私は、再びヨーロッパに舞い戻ります!


本日は朝10時のフライトで、イスタンブールからブリュッセルまで一気に飛びます!




飛行機は心臓に悪い



前日に気が付いたのですが、2つミスった事があります。




1つは、イスタンブールには、2つ空港があって、イスタンブール・アタテュルク空港とサビハ・ギョクチェン空港があります。
※現在イスタンブール空港は新空港に移転しています



アタテュルクの方は、メトロで行けるし、比較的市内から近いです。


サビハの方は、パッカーの味方のペガサスエアの定番空港。
だからよく使うのですが、何せ遠い!


イスタンブールの東の外れ、イスタンブールの中心街から2時間以上かかります。


右端がギョクチェン空港


それに、前日の夜中チケットを眺めてて気がついた…



そして、もう一つのミスがイスタンブールの公共交通機関は、ほとんどが6から始まる。


今から行くにも交通手段がない…



私は、異国での空港への移動は、3時間前には到着するという事に決めている。



あと今は、

折角プライオリティパスあるから、ラウンジにいたい!

という、現金な理由もあるけどwww



そもそも慣れない場所で何がどのように起こるかなんて、分かったものではない



し、


遅れたり、トラブルで航空券がパーになるのは、本当に嫌だ
↑前、ベトナムでやらかした事がある




なので、絶対そうしてる



そして、上記の事が意味する事、




朝、空港まで行く手段がない


私がいるところは、ブルーモスク付近の旧市街。



最寄りの鉄道名はCankurtaranジャンクルタラン」という所だ。



これが、とっーても役立たずな駅。



ともかく接続が悪い


実際、イスタンブール着いてすぐの時も、メトロが真っ先になくなりタクシーを使う羽目になったし…


大体行く方法は、トラムとフェリーの2つあるが、いずれにしろ


トラムは朝6時開始



フェリーも朝7時開始

この移動開始時間では


絶対間に合わない!


という事で、

私の使った手段は、「空港まで直通バスが出ている、タクシム広場までタクる」



また、タクシーかよ!



値段交渉で、何とか60リラにしてもらい(最終的にごねられて、65リラになった)

トルコ出国直前に、痛い出費となった。




おまけに、タクシムからHAVABUSという、空港シャトルに乗る時、事前情報の値段と値段が違った


リラ足りない…


10€札で支払うしかなく、おまけにお釣りはリラという。


けど、高い飛行機のチケットを紙切れにするよりマシだったので、乗った。



震える手で、10€札を渡した私


すると見兼ねた切符係が、お釣りの一部で2€をくれた。


しかも、計算すると若干多くくれたようだった。


最後までトルコ人は優しかった





そして、早朝だった為かバスは、タクシム広場から1時間半という事前情報の所、30分で着いた。




結果として、3時間15分前に着いたのだけど、まあ、遅れてたら遅れたで、きっと渋滞に巻き込まれてただろうし、これはこれで、よしとした。

はー、飛行機はやはり心臓に悪い…






トルコの振り返り



今回利用するのは「ペガサスエア」トルコの安い航空会社で、場合によっては、バスよりも安いと言われているバックパッカー御用達の航空会社。


さっさとラウンジに行きたいので、すぐチェックイン!


出国審査のお兄さんが、日本人とわかると日本語で話しかけてくれましたw


ラウンジでビールを飲みながら振り返り…






トルコは本当にいい国だった!

人はいいし、ご飯美味しいし、お酒高いけど、イスラム系の国だけど飲めるし、持ってる遺跡や景色も素晴らしかったし!

アンカラの墓参りと、トロイア遺跡、カッパドキアの3つが特によかったな!


個人的には、大満足の旅でした!



好きな国の三本指に入るぐらい

また絶対来よう!





そして、しこたまビールを楽しんでから、トルコを離れました







小さくベルギーを楽しむ…が



三時間ほどのフライトで、訪れたのは、ベルギーのブリュッセル!



なんだけど、ここは経由地!



目指すは、ベルギーとドイツの国境付近の街Aachenアーヘン



本当は、がっかり観光地しょんべん小僧も見たいし、ブリュッセル観光したいと思ってた。
けど、トルコもかなり頑張ったし、何より朝の忙しい移動で疲れていました。



ロッカーに荷物預けて、どっか行ってもいいけど、時間的にも金銭的にも厳しいので、食だけベルギーを堪能する事にしました。



まずベルギーワッフル



これは何故かジャム入りでした!




けど、甘すぎず美味しかった!

それから、しばらく構内をふらふらして、カフェに入って、ベルギービールとフリッツ!




フリッツとはフレンチフライの事で、ベルギーのバーの定番料理。写真は撮り忘れたけど、まあポテトフライだし…笑



アーヘン行きバスは、夜中の2時発です。時刻は6時…


夜は長いわ…



そこで、ずっとパソコンにかじりついてる時、隣におじいさんが座りました。


おじいさんは隣で、ベルギー名物「ムール貝」を頼みました。



私は、しょせん安い妥協のフレンチフライ…



「いいなぁ」とか思っていると、私に声をかけてきました。


君日本人か!
一緒に食べよう!


やった!高くて諦めてたベルギー名物!


奢ってくれるんすか⁉



って事で、ご相伴にあずかることに





彼はフィンランド人で、政府関係の仕事でここに来たそう。


「私これから、バスでアーヘンって所に行くんですよ~」


とか話しながら、食べてた


にしても、ムール貝うまっ!


濃厚バターとガーリックのスープがめっちゃ合いますな!

私が一応遠慮してると、途中から「もっと食べなさい」ゆうて来る



というわけで…


ありがたく頂戴いたします!



と途中からモリモリ食べさせて頂いた。


食べながら、失礼ながらこう思っていた。「このおじいちゃん、政府関係者なのになんか英語下手だな」

おじいちゃんだからしょうがないのか?

と思って見てました。




そして、バケツ一杯のムール貝を堪能したところで



おじいちゃんが一言


「これからホテルに行かないか?」



はいー!そういうパターンですか!



どうにも英語下手だし、食べさせてくれたわけだ


政府関係者は嘘だな!


えーっと、こういう時は「ペラペラ喋ってたのに、急に英語がわからなくなるパターンだ!」



質問に的外れな

「いや、これからバスなんで、ここにいなきゃ行けないんですよ!」

「ソーリー」

と言って、慌てて自分の席に普通に戻った。


おじいちゃんだからと油断した!


ヨーロッパの方々は、幾つになってもお元気なことを…


しばらくすると、諦めたおじいちゃんは去っていった。



おじいちゃんが完全に居なくなって、しばらくして、お店も夜10時で閉店となったので、素直に追い出された。


これから、さらに4時間待たなければならない…




ブリュッセル南駅が怖過ぎる件



今回使うのは、定番のフリックバス。

乗り場は、ブリュッセル南駅だ。

ベルギーは漫画「タンタンの冒険」の故郷。



駅にはタンタンの特大パネルが飾られている。


そんなブリュッセル南駅は、タンタンの絵に似合わず、治安が悪いことで有名である…


そして、ブリュッセル南駅は、待合室なるものがない。



一応、室内はあるはあるが、外へのドアは全開!



座るとこはあっても、外気温と変わらない寒い所に、ベンチがポンポンって置かれてるだけだ。


まあ、ホームレス対策なんだろうけど…


駅構内に、お店はいっぱいあるのだけど、時間も時間でほとんどが閉店していた。



手紙を書きたかったので、閉店した飲食店の長テーブルを使って、作業をしていた。



長テーブルの反対には、3人のおじさんが、おしゃべりしてる。



にしても、イヤーな空気だ。



フッと振り返ると、やばそうなお兄ちゃんと目が合う。



反対席に座ってるおじさんも「荷物気をつけろ!」と教えてくれた。



なので、大きいバッグパックは重すぎて(18キロぐらいある)、どう頑張っても掴んでダッシュで逃げられないので、「取れるもんなら取ってみろ!」って感じで、置いておいた。



が、パソコンが入った、サブバッグだけは、置き引きされないように、紐のところを腕に通しておいた。



そうして、作業していた。


しばらくすると、反対側に座っていたおじさん達が解散した。



去り際に1人が、

「さっきから二回、同じ男が通って、君を見ていた。
僕たちはここからいなくなるから、もう少し人通りが多い方へ移動しなさい。」


と教えてくれた。




私もやばい雰囲気は感じていたので、すぐ移動…





そして、私が人通りの多い場所へ移動したら、私がさっき座っていた辺りを、1人のアジア人男性が男を追って走っていった。



どうやら、置き引きに荷物を取られたようだ…



ブリュッセル怖えぇ



もう寒いし怖いし、いろんな意味でガタブルでした



ここに夜中の2時までいるの?

こんな殺伐とした所に?


荷物を取られた男性は、なんとか荷物を取り戻したようで、私の近くに座った。



その後も、そこに物乞いが23人寄ってきた。

再び英語わからないフリをしたり、スペイン語で返したり、落ち着く暇がなかった。


そして、ヤになったので、別の所に移動した。

人通りが多くても、危ないわ…



バス停の近くにいると、私と同様バスを待ってる人もいるし、清掃員もいるし、少し平和になりました。


相変わらず、ドア全開で寒いけどwww


それでも、夜中の1時前には、電車が終わるので、この駅の建物をいつ追い出されるかドキドキしてた。



結局、すぐには追い出されず、1時半に追い出された


あぁ…あと30分ツライし、怖い…



と、冬のブリュッセルの外気温並みに、自分のテンションが下がった…




その時!


早めに来たバスを見つけた!



慌てて飛び乗り


この世紀末なブリュッセルを抜ける事が出来ました…







旅メモ

ジャンクルタラン~タクシム タクシー65リラ
タクシム~サビハ・ギョクチェン国際空港 バス 4€もしくは18リラ


空港~ブリュッセル市内 14€



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