カッパドキアよりずっと来たかった!トロイ遺跡に行ってきた【世界一周42ヵ国目トルコ】
2018年11月5日
朝起きたら8時40分…
寝坊です
部屋が窓無しで真っ暗なせいで、寝坊に気がつきませんでした。
部屋が窓無しで真っ暗なせいで、寝坊に気がつきませんでした。
まあ、大丈夫です!多分そんなに観光に時間かからないので…
今日は私がチャナッカレに来た理由でもある、トロイ遺跡に行こうと思います。
トロイ遺跡の行き方
トロイ行きのバスはここから出ています。
時間がなかったので、そこら辺のパン屋で買ったピザをもさもさ食べながら待ちます。
地元の人もそう言うとった
誰もこない…
けど、周りの人に聞いても、ここだと言う
不安にかられながら、二個目のパンをほおばる
うまい!
普段はこんなに不安じゃないんです。
一応行き方ぐらいは調べるから
けどここはメジャーじゃない為、ブログにはそんなに載ってないのです…
けどここはメジャーじゃない為、ブログにはそんなに載ってないのです…
仕方ないので、ぶっつけ本番です。
そのうちに、ちょこちょこ地元民が乗ってきて、一安心
そして、10時半に発車
紛らわしい…
どっからどう読んでも、左側が発車時刻に見えるけど!
まあ、何はともあれこれで無事トロイに行けます。
最近は映画「トロイ」で有名になりましたが、私はそれより10年以上前から、ここにきたかったのです。
トロイがどうこうっていうより、この遺跡を発掘した人を尊敬してるのです。
私の好きな考古学者、ベスト3の一人「シュリーマン」大先生の発掘によりここは、発掘されたのです。
その為に本日は、ザルツブルクで買った、なんだか考古学者っぽい帽子を出動させました!笑
個人的には、紐が本家とは違うのが不満
まあ、まずはトロイ遺跡について、話しましょう。
トロイ遺跡または、トロイア遺跡とも言いますね。
トロイアの話は、もともと紀元前800年に記されたホメロスの英雄叙事詩「イーリアス」の中に記されていました。
その中に出てくる「トロイア戦争」がこの遺跡の話です。
トロイア戦争とは、トロイの王子パリスが女神のアフロディーテの助けを借りて、スパルタ王のメネラオスの妃、そして、絶世の美女であるヘレネを奪った事が発端となります。
略奪愛ですねw
怒ったスパルタ王のメネラオスは、兄のアガメムノンを大将にギリシア軍を組み、トロイアを攻撃し始めます。
戦いは長く10年にも及びます。
この時活躍した兵士の中には、あの有名なアキレス腱が弱点のアキレウスや、英雄オデュッセウスが活躍します。
しかし、10年経っても、一向にトロイアは陥落しません。
そこで、オデュッセウスは奇策を考えます。
ギリシア軍が諦めたように見せかけて、兵を退きます。
その時、一人の生贄と大きな木馬を神に捧げるかのように置いていきました。
それを見た、トロイア軍は戦いが終わったと、木馬を場内に引き入れ、大宴会を始めました。
そして、宴会が終わった後、人々が寝静まった時…
木馬の扉がそっ、と開きます…
何と中は空洞で、そこにはギリシア軍が潜んでいたのです。
そして、場内に火を放ち、そのタイミングでギリシア軍が再度攻撃をします。
あれだけ難攻不落だったトロイアは、これによりあっけなく陥落してしまうのです。
話はこんなカンジ
どう見ても伝説上の話でしょ?
だって、アキレウスとか出てきちゃったら信じられないでしょ?
けど、これを信じて疑わなかったのが、今回のすごい人シュリーマンなのです!
1822年、シュリーマンは牧師の子供として生まれました。
幼い頃は、貧しい生活を送っていましたが、商人として成功し、実業家として不自由ない生活を送ります。
しかし、子供の頃に読んだ「イーリアス」が忘れられず、その話を信じて疑いませんでした。
そして、41歳の時、実業家を引退。
自らの私財を投げ打って、伝説の都市の発掘に生涯を捧げるのです。
自らの私財を投げ打って、伝説の都市の発掘に生涯を捧げるのです。
今でこそ、ノアの箱船の洪水があったとか、伝説上の話が実際に起こったことを元にしているという事実がメジャーになってきましたが、当時としては荒唐無稽な話です。
周囲の人は、彼の行動を嘲笑いました。
おまけに、発掘作業は辛いです。
来る日も来る日も、あるかもわからない遺跡を探すのですからね
しかし、彼はそれでも伝説を信じ続けました。
「絶対、トロイはある」と!
そして、彼が59歳の時、ついにトロイア遺跡を発掘するのです!
その時、金製品など、考古学上貴重な品である「プリアモスの財宝」も発掘されます!
信じて諦めない事、それを体現したのがシュリーマンなのです!
個人的には、この話を聞いた時、痛く感動しました。
全米ならぬ、全俺が泣きましたw
全米ならぬ、全俺が泣きましたw
一瞬、考古学者を目指した、キッカケとなった人物の一人でもあります。結局ならなかったけど
それ以来、野口的憧れの地=トロイア遺跡となったのです。
なんなら、パムッカレとか、カッパドキアより来たい場所でしたから笑
何はともあれ、シュリーマンの夢の場所「トロイ遺跡」に本当に来れて幸せです!
だって彼がいなければ、「トロイ」の映画も作られる事はなかったでしょうし…
彼の功績は大きいです!
けど、日本人にはメジャーじゃないのは、誠に残念です!
是非、今後は世界一周ルートに、トロイア遺跡を入れて頂きたい!ソレはムリか笑
まあ、ともかく憧れのトロイア遺跡堪能したいと思います。
まあ、もちろんレプリカでらっしゃいます。
あのチャナッカレの海辺にある「トロイの木馬」よりは大分貧相ですが、こっちが本家本元です。
最近は、お土産屋さんも忙しいです。店頭に本家と、映画版を置かなければいけないのですから笑
登って中に入って、ギリシア軍の気持ちを体感することもできます笑
これを見ても当時高度な文明があった事がわかります。
おぉー!
この打ち捨てられたような遺跡感がたまらないですね…
古いものは紀元前3000年まで遡ります。
古いものは紀元前3000年まで遡ります。
大きな門の遺跡まであって、見所十分です!
あー、どれを撮ってもフォトジェニック!遺跡好きじゃない人は、そう感じるかは別www
ちゃんと英語の解説も読了して、じっくり楽しみました!
ちなみに遺跡は、普通の人なら30分で終わります。
自分は1時間半かけて、めいいっぱい楽しみました♪
そして、13時のバスで帰ろうと、乗った5分後
あるものに気がついて、バスを降りました…
完成は2018年!
ホントにできたばっかり!
どうにもガイドブックに載ってないわけだ笑
どうにもガイドブックに載ってないわけだ笑
せっかく遠路はるばるトロイアに来たなら、見なくては!
という事で、更に2時間、博物館を満喫しました。
しかし、十分に楽しめる内容でした!
もちろん、黄金の副葬品の展示もありました♪
楽しかったー!
そして、博物館入り口の看板あたりでバスに乗って、チャナッカレに帰りました。
チャナッカレで海鮮を食べるなら…
帰って、かなり遅いですがようやくお昼!
トルコ名物「ドルネ・ケバブ」♪
ヨーロッパでもトルコ系移民多いからよく見かけたけど、わざわざヨーロッパ来てまでケバブ食べる理由がなくてw
そんな理由で、普段ケバブ食べないのだけど、本番のは食べなきゃね!
そんな理由で、普段ケバブ食べないのだけど、本番のは食べなきゃね!
そして、街をふらふらしてから、夕食!
夕食は海の幸を食べたいのですが、海岸沿いのレストランは高い!
サンドも頼めるし、パンなしのプレートもオッケー!
しかも、お安い‼︎
今回私が頼んだのは、「sole fish」!
まあ、選択肢としては、フライしかないのですが…笑
ちなみにこちらのお店、フィッシュスープもあります。
試してみたかったなぁ!
揚げたてで、衣はサクサク!
中はふわふわで、とーっても美味しいです!
おいしい海鮮も食べて、大満足で終わったチャナッカレ旅!
ここは、観光客も少なくて、人がスレてなくて良いです。
もし、トルコでゲストハウス開くなら、ここがいいなぁ…
日本人、全然来ないけど笑
ではでは、これから移動です。
次の街、パムッカレを目指します。
旅メモ
・トロイ遺跡
バス 片道7.5リラ(所用30分)
入場料 35リラ
・トロイア博物館
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