アチェンガルゴンパの絶景と最悪のドライブ【世界一周 東チベット】
2018年7月13日
今日は、アチェンガルゴンパを観光します。
ラルンガルゴンパは、かなり中国にやられてましたが、アチェンガルゴンパはまだ本来の姿の僧坊が残っております。
ここも、ラルンガル同様、僧侶達の修行の場です。
ラルンガルの中国による大リストラの時、こちらに逃げ込んだ人も多いのだとか
ここの見どころは何と言っても、尼さん達の住む僧坊。
決まったエリアは男性の立ち入りが禁止され、尼さんのみが住んでいます。
ラルンガル同様、ここも尼さんの法衣よろしく、赤く染められた僧坊が特徴です。
ラルンガル同様、ここも尼さんの法衣よろしく、赤く染められた僧坊が特徴です。
今日はお祭りの日とあり、かなりの人で混み合っています。
この現代でも、これだけ信者がいるのもびっくりです。
中を撮影する事は、普段は憚れるのですが、今日はチベット人も写真を撮りまくってたので、それに混じって一緒に写真を撮りました。
お坊さんの数が半端ないです
寺の周りをまわって一緒にコルラしました。
みんな片手に数珠を持っていて、自分の右手が寂しいのが少し気になります…泣
周り終わってから、尼さんの僧坊が立ち並ぶエリアへ
ここは、女性のみ入れる場所です。
カーテンがかかっていて、中の様子は伺えません。
建物自体は簡素な作りで、お風呂などはあるはずもありません。
トイレは、川岸に簡素な見晴らし台のようなものが建てられていています。
白い布で覆われていて、尼さん達はそこで用を足しているようです。
その昔は観光客もここで用を足すしかなかったそうです。
てか、川にそのまま流すって…
私、モンゴルとチベット似てるかと思ってた。
遊牧民だし…モンゴロイドだし…
遊牧民だし…モンゴロイドだし…
けど、モンゴル人の方がポイ捨てしないし、まだ全然キレイだと思う。
ちょっと残念な気持ちになりました…
ちょっと残念な気持ちになりました…
そして、男子禁制エリアの寺へ
最初に書いたように川を渡ると、男子禁止かと思いきや、そうではないようだ。
普通に男性がいる。
どうやら外周は男性も歩いていいようです(本日がお祭りだから特別なのかもしれない)
私が寺の近くにいくと、尼さんが「どうぞどうぞ」と行き先を示してくれた。
一糸乱れぬ調子で読経する姿は、流石に圧倒されました。
まだ景色が良くなかったので、別のゴンパに行きました。
ここは、人も少ないし、床がキレイそうなので、五体投地式でお祈りしてみることに
五体投地(キャンチャ)のやり方
①まず胸の前で合掌
②合掌した手を頭上の額の上あたりに持っていく
③合掌した手を口元に
④その手を再び胸へ
⑤合掌を解いて、両手両膝を地面につき
⑥うつ伏せになって体を伸ばす
⑦腕を伸ばしきったところで合掌
⑧起き上がります
これの繰り返し
皆さんもモンゴルやチベットでやってみてください!
それが終わってから、アチェンガルで1番大きい寺院へ
カラフルな旗が下がっているのが素敵!
ちょうどお昼で読経が終わったみたいで、お坊さんたちはいませんでしたが、逆に中をゆっくり見れてよかったです。
けど、中はリタンに匹敵する見事さでした。
アイスを買って休憩
それから、再び観光へ
それから、再び観光へ
尼さんエリアの寺を1つ見忘れたので、行きました。
ちょうどお昼休みが終わる頃で尼さんが午後の読経に向かって、ゾロゾロ入っていく時でした
CDか何かで、集合の言葉のようなものが絶えず流れ続けています。
せっかくなので、始まりを見させてもらうことにしました。
始まる前の尼さん達は、普通に席でボリボリお菓子を食べたり談笑していた
朝のあの緊迫感が、嘘のようだ
30分ぐらい待ったが、その間ひっきりなしに尼さんが入ってくる
1000は軽く超えそうな人数だ
1時半頃、集合の言葉が鳴り終わった。
おそらくもう始めるのだろう
けど、尼さんはまだまだ入ってくる。
みんな「へへへ」と、笑いながら、入口でお祈りして入っていく。
遅刻かい
修行が足りんのだろうけど
そして、丘に登って、アチェンガルゴンパの絶景を見た
アチェンガルは面白かった!
ラルンガルゴンパより僧侶達の日常が垣間見えて、より素のままの彼らが見られた気がする
ラルンガルゴンパより僧侶達の日常が垣間見えて、より素のままの彼らが見られた気がする
他にも大コルラという、巡礼の道があるのだけど、これからガンゼに戻るし、疲れたのでやめた
チベタンラーメン
ちょっと辛いのだけど、相変わらずトマトの入ったスープが美味しくて。病みつきになりそうだ。
時刻は3時、これから、亚青ヤーチェンから甘孜ガンゼに帰る
バス乗り場はこのストゥーパの隣だ
私はなるべく、いつもシェアタク運転手選びに気をつける
仕事できそうで、ちょっとチャラめの人を選ぶようにしてる。
今回は公安から隠れる気は無いが、なんとなくクセである。
今回は、アディダスのブルージャケットに身を包んだ。身なりのキレイななかなかのイケメンチベット人を選んだ。
この人ならいいだろう
そして、公安に隠れる気が全くない、助手席に乗り込んだ
それが大誤算だったことを後々思い知る。
この前は雨だった絶景ロードも、今回はキレイに晴れていた。
そして、隣の異変に気がつく…
運転手眠そう
「眠いのか?」と聞いたら、伝わらなかったらしい
怪訝な顔をされた
怪訝な顔をされた
しかし、窓から片手を出し、
時々前のめりになる
怪しい動き
とりあえず、後ろの坊さんに筆談で伝えたら、伝わったらしい
レッドブルが彼に渡された
それでも、危険な状態は変わらない
目が充血し始めている
車のスピードもいつもより遅い
中国の道の看板には、あるものが乗っている
それは、実際に事故にあった事故車だ
ボッコボコに破壊された事故車が、看板の上にそのまま乗っかっているのだ。
ああは、なりたく無い!
私がソワソワしてると
隣の運転手が突然
念仏を唱え始める
えっ、そこで念仏?
どうやら、チベット人的には眠気覚しらしい
しばらくすると、ハッカのようなクリームを塗っていた
そして、再び念仏
眠くならんのかいな
しかしながら、チベット人最大奥義「念仏」も効かなかったらしい
やはり眠そうだ
最終的に私が、肩をバシバシやって起こす!
すると
なんだ気があるのか?
ホッペにチューしてくれ!
とジェスチャーする運転手
ホッペにチューしてくれ!
とジェスチャーする運転手
ちげぇ!私はお前と一緒に成仏したくないだけだ!
起きろ!
おそらくお互い言語は通じないが、そんな感じのやり取りがあった…
運転手が眠りの淵に沈み、車が奈落の底に沈むか…
そんなのことを気にかけてるうちに、ガンゼの公安も通過しました。
そして、ガンゼに着いたのは18時半
運転手が眠かったので、到着が遅かったのだ。
もう、お前には絶対に頼まねぇ!
と思いながら、宿に向かった。
そして、宿探しも難航した
マップスミーが示す位置と全然違うからだ。
最終的に近くのユースホステルの人に聞くという笑
水回りも完璧だった
できれば、3、4泊したいぐらい!
まあ、何はともあれ、クタクタである。
今日は、大変疲れる日だった。
今日のお宿 Ganzi Travel Grocery Youth Hostel 漢文忘れた…
8人ドミ 45元
(同価格で6人ドミの方に泊めてくれた)
シャワー&水圧 ★★★★★
水圧&温度共◯
清潔さ★★★★★
チベット内最強レベル
Wi-Fi ★★★★☆
良かった!
コスパ ★★★★★
東チベットで1番いい宿
booking.comに載ってます。
まず、マップスミーの示してる位置が違うので注意
なので中心街から少し遠いが、それでもここはオススメである。
電気毛布付き。オーナー、従業員優しい。(ただし、オーナーはサッカーとなると人が変わった笑)
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