世界最古の宗教、ゾロアスター教の聖地で「沈黙の塔」に行く!【世界一周29ヵ国イラン】

2018年8月26日 その1




夜行バスで一夜を過ごし、朝起きてヤズドに着きました。

朝早いし、もうめんどくさいので、タクシーを使ってしまいますw




60円、70円でタクシーが使えてしまう、今のイランの物価は天国です。


ほんの4か月前まで、これの3、4倍の物価したのにねw





宿の「friendly house]に着くと、本日チェックインにもかかわらず、朝食を食べさせてくれました!
名前の通り?w

そして、そこでハッサンに再会!

おまけに日本人がたくさんいて、4人でタクシーをチャーターして、ヤズドの観光スポットを見に行くことにしました!



まずは、「アーテシュキャデ」と呼ばれるゾロアスター教の寺院を訪れました。


ゾロアスター教については、何回か話したことがあるかと思いますが、別名「拝火教」と呼ばれていて、火をあがめる宗教です。
古代イラン人のゾロアスターの始めた宗教で、「世界最古の一神教」とも言われています。
「天国や時刻」「世界の終末」「最後の審判」「メシア(預言者)」などもこの宗教から来ています。

ゾロアスターのマーク、守護霊フラワシ

ヤズドは「聖地」とされ、多くのゾロアスター教寺院と、未だに信者が住んでいます。
一般的には、白い服を着ている人たちがそうだと言われています。

この寺院はヤズドの中で最も重要な寺院とされ、中には主祭神である「火」が燃えています。


建物は新しいですが、火は1500年以上前から絶え間なく燃え続けているそうです。




それから、もう一つのゾロアスター教の遺跡「沈黙の塔」に行きました。


このブログ長く読んでくださってる方は、一度ムンバイで沈黙の塔を見に行こうと、頑張っている記事を読んだことがあるはずですwその時の記事はこちら




その時は行けなかったですが、今回は行けましたよ!


沈黙の塔!




沈黙の塔とは、その昔ゾロアスター教は火を神聖なものと考えていました。


その為、葬式に火を使わなかったのです。


一般的なのが「鳥葬」「風葬」

それに使われたのが、沈黙の塔です。
もう鳥葬や風葬は法律上の理由から残っていなくて、唯一鳥葬を見れるのが、東チベットのみとなっております。鳥葬は、「鳥に遺体を食べさせる」葬送方法です。

自分はそれを見に、わざわざチベットに行きました。その時の記事はこちら


塔の上に登ると、



大きな穴が開いていて、

死体用?

まわりの遺跡やヤズドの町が見渡せます。



絶景です!


この下の遺跡の中に警備のおっさんがいるのだけど、そのおじさんがインスタ映えスポットを教えてくれて、しかも写真撮るのもめっちゃうまかったので、頼んでみてくださいw


インスタ映えw

そしてそれが終わると、ドウラト・アーバード庭園に移動します。



ここは、真ん中に煙突のように立っている、町で一番高い「バードギール」が特徴。

バードギールとは「風採り塔」の事です。
ここら辺は、夏は50度を超える猛暑の町



その為家には、このような塔がたっていて、地下のカナート(ガナート)からの冷たい地下水によって、家を冷やし、上のバードギールから熱い空気を逃がしているそうです。


一般家庭のバードギール

この日も、ヒジャブをはぎ取りたいほど暑かったです。
いや、ホントにこんなくそアツいのに、ヒジャブしてるなんてわけわからん…

せめて、観光客ぐらい免除してくれりゃいいのに…




因みにこの建物の中には、美しいステンドグラスがあります。



きれい…




そして、四人でのタクシー観光終了…





一人が先に旅立つので、三人でお見送り…







それから、シャワーを浴びて少しのんびりしてたら、



お昼ご飯を分けてもらえました。

ホントに名前の通り!w

謎のスープ…味はまあまあでしたwもらったくせにw





それから、外に出て観光!




先ほども、言ったけどヤズドに来て一気に気温が上がりました。

40度上等!

宗教警察いなかったら、ヒジャブ脱ぎたい…





アイスを買いました



かわいいパッケージですが、






子供が泣きそうな中身でしたw




更に、モルトビア「イスタル」購入。


普通においしいのもありますが、酒飲めない憂さ晴らし。


イランは本当にどこにも酒が売ってない!悲しいことに…





それから、近場の市内観光


まず「マスジェデ・ジャーメ」




ここのメナーレはイランで一番高いそうです。


天井が見事!

因みに女子のみが入れる副礼拝室から屋上に上がれるそうですが、今回は上がれませんでした。



そこをでて、街をぶらり





ヤズドの旧市街は基本的に茶色い。これが他の街にはあまりなくて、大変いい雰囲気だった。
こじんまりした田舎町で、私はヤズドが結構好きだった。



これは「十二エマームの霊廟」


ヤズド最古の建物。別に十二エマームが眠ってるわけではなく、ここで十二エマームの夢を見た人がいたから、建てられた建物。


「眠ってる」違い…w




アレクサンダーの牢獄

アレクサンダー大王が建築したと言われる牢獄。



両方とも入らなかったけどねw


つまらなそうだったし、自分的にはインドで逃した沈黙の塔を見れたので、ヤズド観光はかなり満足しています。

町もいい雰囲気だし、人がほとんどおらず、ごみごみしてないし!

こういう町が好きだなぁ…


その後は、宿に戻り残った三人で待ち合わせ!



なぜなら夕方から始まる、イランの体操クラブに遊びに行くからです!


ちょっと長くなりそうなので、次のブログで書きますね!


お楽しみに~♪



今日のお宿 Friendly house hotel


ドミ 7ドルか8ドル…だったようなw

全然中身がわからないだろうけど、
中庭の写真
部屋も綺麗だった

シャワー&水圧 ★★★★★
よかった!
清潔さ★★★★☆
綺麗です!
Wi-Fi ★★★★☆
バリーさんとこよりは遅い
コスパ ★★★★★
高いけどそれなり!

定番の日本人が良く泊まる宿。
名前に嘘はないほど、ちょーフレンドリーなゲストハウス。
お掃除のおばちゃんのかわいい兄弟がいて一緒に遊んでたw
朝着いたら朝食食べていいよと、おまけしてくれたり、ラインナップもとても良い。
Wi-Fiもまあまあで、居心地がとてもよかった!イランで一番好きな宿だったかもw


旅メモ


3ヶ所巡りタクシー一台600000リアル(600円)
入場料掛かったんだけど、失念しました…
申し訳ない!



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