スラムドック・ミリオネアのロケ地!ドビーガードとムンバイ観光2日目【世界一周20ヵ国目インド】

2018514



今日はムンバイの別のエリアに行ってみます。

気合い入れたら、昨日の所と二箇所一日でまわれるのですが、エンドレス夏バテがまだ治らないので、今回はゆっくり見て回ろうと思います。

まず行くのは、ドビー・ガードという、ムンバイの洗濯場です。



ここでは、ムンバイ中の洗濯物が集められここで洗われています。
何でも洗濯機を回すより、ここに頼んだ方が安いのだとか。



そして、あの映画「スラムドック・ミリオネア」のロケ地となった所でもあります。

今まで話してなかったので、カースト制について、少し話しましょう。



私達がイメージするカースト制は主に4
一番最上級から順に、バラモン、クシャトリヤ、ヴァイシャ、シュードラ。

そして、さらに下にダリッドという、不可触民がいます。

読んで字のごとく、触ってはいけない人々。
彼らは、人の嫌がる仕事、例えば、清掃の仕事や家畜を食べるための屠畜業など、穢れにかかわる仕事についている人が多いです。

過去には、彼らとは同じ井戸の水を飲んではいけないとか、彼らが来ると音を鳴らして知らせ、自分の目に触れたり、彼らの声すら聞かないようにしていた…など、様々な差別があったようです。



この洗濯場にいる人たちは、不可触民に位置する人たち。

彼らは生まれながらにして、洗濯屋ということが決められています。

私の今まで撮った写真では、建物が立ち並んでいる。インドしか見えないと思いますが、電車の車窓からは、未だにテントで暮らしている人達の姿が多々見えます。



そして、カースト制は廃止されましたが、なくなったのは都市部などの一部のみ、田舎では特にカースト制の影響は濃く残っているそうです。



色々な国を見て思ったけど、貧困を抜け出すのって、私が思った以上に容易ではない。
カースト制に限らず、親が貧乏だと満足に教育を受けられず、親と同じような道を辿る子はいっぱいいる。

余程の忍耐力と運がなければ、普通の子は這い上がれないのだ。



自力でそこから抜け出せるのは、ほんの一握りなのだというのが、最近自分の中でようやく理解できたことだ。


洗濯場と背景にそびえる高層ビルが、インド社会のいびつな現実を映し出しているようでした



入り口まで行ったけど、入るととんでもない額のチップ要求されるらしいので、今回は自粛…

道をふらふらしました。

近くに洗剤屋があって、ちょうどなくなったので買ってみようかと思いました。


しかし、ドビー・ガード専門の洗剤屋らしく、一般人の私には売ってくれませんでした。
これ使ったら、頑固なカレー汚れも綺麗に落ちそうだなぁ


そして、次に行くのは、海に浮かぶモスクです。

今日はイスラムのモスクに行くという事で、短パンではなく、伸び縮みするズボンを履いていきました。
肌を隠す為のパーカーも準備万端です!



ドビー・ガードから歩いて30分。
海!




そこにはぽっかり浮かぶモスクが

名前は「ハッジ・アリー」
海からモスクに向かって、ずーっと伸びる一本道が特徴です。

この道が曲者で、ちょうどお昼ごろ行ったのですが、この状態


ほぼ沈んでる状態

しかも、時々道に打ち付ける波が歩行者に襲い掛かってくる。

必死に一眼レフを守りながら、モスクへの道を進みました。


そして、モスク



中はいるときは靴の預け代だけでOK。

服装も7分丈ズボンにTシャツだったら何も言われませんでした。
中は鏡が沢山張ってあって、思った以上にキレイな作りでした。


そして再びキャーキャー言いながら、波しぶきが襲い掛かってくる参道を帰還。





次の所に行くまでの道は、高級住宅街らしく、おいしそうなお菓子屋さんやら、洋服屋やらそういうお店を眺めながら移動しました。


次は「沈黙の塔」と呼ばれる、かつて鳥葬が行われていた場所に行こうと思っていました。

鳥葬とは、鳥を使った葬送方法。亡くなった人の亡骸を鳥に食べさせることによって、より天に近い所に送り出したいという、ゾロアスター教の流れを汲んだ埋葬方法です。
現在インドではこの方法はとられてませんが、かつては行われていたそうです。
それに使われたのが、沈黙の塔です。

沈黙の塔はココにあります


道が難しくて、隣にある英国風庭園に来てしまいました…



海側に行くとムンバイのビーチが広がっていました。


地元の人に道を教えてもらって、ようやく見つけました


が…



沈黙の塔がある場所は、立ち入り禁止エリアでした。

よって、見ることはできませんでした。
ムンバイはダメでしたが、インドには別の地域にもこの塔はあるので、興味のある人は調べてみるといいかと思います。

歩き損でした…

時刻は3時を回ってました。

そろそろ、一日のメインの食事をとろうと思います。
ムンバイはいくらかマシになりましたが、相変わらず夏バテ継続中です。

なので、大きい食事は一食のみです。
あんなに肥えていたインド入国前、今はパンツも緩くなるレベルまで、痩せてきています…

インドの環境は人をやつれさせるようです…泣

今回、ムンバイに来てどうしても食べたかったのが、シーフードを使ったインド料理。
ムンバイは海に面してるので、海鮮が豊富なんですね。

今までずっと内陸側の地域にしかいなかったので、海鮮とは無縁の生活でした。
なので、ムンバイに来たら絶対食べてやろうと、決めていました。

というわけで、お昼はフィッシュティッカ!



物凄くスパイスの自己主張が強くて、鶏肉だといわれてもわからないぐらいでしたが、、とてもおいしかったです。



ビール

迷ったけど、飲む事に決めました。
280ルピーという全然可愛くないお値段ですが、いいのです!
今日で明日でインド最後なんだから!



常に脱水症状気味なので、インドではちょっと飲むとすぐ酔いますw
いい感じのほろ酔い♪

すごく気分が良くなって、ここまでかなりの距離歩いたくせに、さらに一駅分歩いてしまいました。

宿に帰ってから、すごく疲れて、調子こいて歩いたことを後悔しましたとさ!



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