アシガバード観光と独裁国家とはいかほどか?【世界一周28ヶ国トルクメニスタン】

2018年8月22日



今日はアシガバードを観光します!

初めて知ったんだけど、アシガバードはトルクメン語で「愛の街」という意味らしいです。

この独裁国家に愛…溢れてるのでしょうか?




まずは空港から、トルクメニスタン一大きいバザールタルクーチカ・バザール」に行きたいと思います。


バザールへはバスで行ったのですが、トルクメの方々は優しいので、「タルクーチカ!」とか言ってたら連れて行ってくれました。

注意しなければいけないのが、タルクーチカバザール行きのバスの運賃だけ違いました。

1.5だったかな…ともかく普段より高かった。


中心街のタケバザールと
タルクーチカバザールを結ぶバス

タルクーチカバザールは、今まで中央アジアで見たバザールの中でも、ともかく敷地面積が大きい
シンボルの時計台

トルクメ的な衣類

売店

ドライフルーツ

…が




ともかくやってない店が多い!
敷地内の1/3はやってない店ではなかろうか…

まあ仕方ない何せこの国は日本のおよそ1.3倍の敷地に、600万人行かないぐらいの人しか住んでないのだ!

日本から人あげようか?笑

人口密度薄すぎる…


そんな感じだから、無駄にデカいバザールを作っても、店が埋まらないのは致し方ない…

人いなさ過ぎてチャリが乗り込んでくる


朝ご飯を食べてなかったので、バザールのお店で朝ご飯

料理に関して言えば、隣のウズベキスタンと変わりがないのだけど、これは数少ないトルクメニスタン名物、チプティ


と、最早定番のサモサ

味はちょっと羊臭がする。食べてると、珍しい東アジア旅行者をみんなニコニコしながら見てる。ほんっとに旅行者は珍しいんだろうな。
まあそもそもガイド付きじゃないと普通はココ来れないからね。

終って、バザールをふらふらした。




トルクメニスタンなんて、これから一生来ることがない可能性があるから、お土産買おうと思ったら、当たり前だけどお土産の類なんて、あるわけなかった。



唯一見つけたのがこれだけど、いらないと思ったw


因みに人によっては、写真をかなり嫌がるので、気遣いが必要。

特に面白いこともなかったので、バスに乗って、中心街にあるタケバザールに戻ってきた。



因みに、イスラム系が多いトルクメニスタンにもお酒が存在する。


これはトルクメニスタンのビール「ZIP5」
飲みたいけど、ココもイスラムの国だから、公共の場では飲めないでしょう。


お昼ご飯は飲めるお店にしよう!

そして、歩いて新市街のほうへ


アシガバードはともかく近代的。新市街の方にはバス停にクーラーまで付いていて、そこら中電光掲示板でビカビカである。
一昨日見た田舎との差がヤバいw


因みに、写真に出てくる白い建物

何でできてると思います?






正解は


大理石です!

この白の部分、全部大理石!

しかも、トルコから大理石を無くなるまで輸入し、次にギリシャのを…
次に台湾や中国…果てはチリまで手を広げて輸入しているそうです…

ドンだけありあまる富


因みにこの町並みはギネスブックに載ってるそうです…



あと私は結構写真撮ってましたが、写真を撮るときは注意してください!

結構、写真禁止の建物が多く、運が悪いと警察に捕まります。
(ダメなのは、政府系の建物らしいが、それがどれか判別不明)

なので、警察の近くで写真を撮るのは避けた方が無難!

タチが悪いと、撮らせるだけ写真撮って、最後に逮捕!


ってパターンもあるらしい、ダメなら初めから言ってほしいものだ…




そして、街の至る所

てか、50メートル間隔ぐらいにあるもの…

初代大統領「サバルムラト・ニヤゾフ」さんの写真か像


金ピカのニヤゾフ 

軍隊的なニヤゾフ


バスの中に貼られてたニヤゾフ
因みに頭はズラ説があるが、それは国家の第一機密である

彼はトルクメニスタン初代大統領にして、この独裁国家を作った張本人!

電気・ガス・水を無料にしたのもこの人!

しかし、独裁の中身はなかなかのもんです。

最初は大人しくしてたらしいのだけど、トルクメニスタン独立後、思いっきり独裁色を出してきました!

彼がどんな独裁を敷いてきたか、ここにいくつか例を挙げましょう。
・オペラ・バレエ・演劇・サーカスなど禁止!
・首都を除く病院の閉鎖(首都で受ければいいじゃん)
・音楽の発展を妨げるとして口パクの禁止!
・自身の著書「ルーフナーマ(魂の書)」を教科書として使用させた
・インターネットの使用禁止

挙げれば枚挙がありませんが、極めつけが


「メロンの日」の制定




理由:ニヤゾフ自身がメロンが好きすぎて、記念日つくちゃった♥





独裁者やべえw



ということで、この人のせいでトルクメニスタンは来にくい国になってしまったのです。



今は、初代の個人崇拝から脱却しようとしていますが、まだまだ街中にはニヤゾフが不敵な笑みを浮かべ続けています。

早くトルクメニスタンも平和になるといいですね…



さて、トルクメニスタン市内の観光も終わって、これからイランに向かいますが、その前に、長かった中央アジアの最後の晩餐!

最後にはぜひともプロフと酒が飲みたい!

だって、これから本格的に禁酒の国に入りますから。

少なくとも二週間は禁酒…

その前にお酒、飲んどかなくてはっ‼

そして、おいしかったプロフも食べたい。なんかおまけみたいになった


めっちゃ探しましたが、タケバザール近くのお店で、お酒が飲める店を発見!


これでしばらくの見納めですわ…

そして、プロフを注文!


…したがなんか違う!

ペッパーライスみたいなの出てきた!

どうやら、英語がわからない店員の為、うまく伝わらなかったらしい…

仕方ないので…


近くの店で頼み直したw

食い過ぎですw

因みに、トルクメニスタンのプロフはちょっと油分多めです、が美味しいです。

そして2時ぐらいにバスで空港に戻りました。

最後に、トルクメニスタンでよく聞いたこの歌で締めたいと思います。



運転手に途中で止められたので、全部はとれませんでしたが、最初と最後「トルクメニスタン~♪」と歌ってるんですねw

では、独裁色満載のトルクメニスタンでした~w



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