最高すぎるアルメニアコニャック工場見学【世界一周30ヵ国アルメニア】

2018年9月11日




昨日は楽しい誕生日でした。

昼はエレバンで一番高級であろうケーキ屋で、ケーキを食べ…





それでも日本円500円ぐらい!


夜はシェア飯の後…


ポークジンジャーソテー


広場に行って、噴ショー水を眺め…




めっちゃキレイなのでおススメ!


なんてキラキラした誕生日なんだ!

去年はアレだな…


雨に降られながら、一人でノルウェーの山登ってたなw


あんな過酷なお誕生日、2度と訪れないと思う…



今日は、昨日行き逃したアルメニアコニャックの工場見学に行きたいと思います。

本当は誕生日に行きたかったのですが、その日はやってなかったのです。
理由は後程…


英国首相が愛したアルメニアコニャック



皆さんはアルメニアコニャックを知っていますか?

コニャックとは、ブランデーの一種。

ブランデーの中でも特定の地方で作られたものが、コニャックになります。



まあ簡単に言うと、シャンパンと同じです。

スパークリングワインの中でも、シャンパーニュ地方のワインがシャンパン。
他の地方で作られたものがスパークリングワインです。



アルメニアコニャックは、実はおいしいととっても評判なのです。

その実力は、1900年のパリ国際博覧会で、強国フランスを押しのけて、グランプリに輝いたこともあるほど!
国際的に認められているおいしいコニャックなんです!




そして、功績ももちろんですが、アルメニアコニャック有名にしているもう一つのエピソードがあります。

それは、イギリス首相チャーチルの話です…



彼はヤルタ会談にて、ソ連のスターリンにアルメニアコニャックを勧められました。

チャーチルはそれをいたく気に入って、スターリンに毎年贈ってくれとお願いしました。

スターリンはそれを聞き入れ、毎年400本チャーチルにこのコニャックを贈っていたそうです。

以来、チャーチルは毎晩寝る前に、アルメニアコニャックを飲むようになりました…



他にもこのコニャックを愛したのは、女流作家「アガサクリスティー」・ロックバンド「ディープ・パープル」、メドベージェフ首相などがいます。


そんなに人々を魅了するコニャックとは、どんなものなのでしょうか?


その製造会社には、試飲付きの工場見学ツアーがあると他の旅行者に教えてもらったので、酔っ払いに行ってきました!



アララット工場見学ツアー




そのアルメニアコニャックは、このアララットと言う会社で作られています。


もちろんアララットは、ノアの箱舟が行きついたという山から名前を取っています。


コニャックの他にも、ワインや清涼飲料、水などを売っている飲料メーカーです。

工場はエレバンの市内にあるので、頑張れば徒歩でも行けるし、バスなのでも行く事が可能です。


工場見学は、事前予約必須!

公式サイトから予約できます↓

予約は、全部英語なので頑張ってくださいw



工場に入ると、フルーティーなコニャックの香りが充満しています。

お酒弱い人は、このにおいだけでやられそう!
ま酒好きの私にとっては至福の香りでしたねw


入り口に入るとその場で、2種類試飲のツアーか3種類試飲のツアーか選びお金を払います。
私は4500ドラムの2種試飲のほうを選びましたが、チャーチルが愛したコニャックを飲みたいのであれば、3種の方を選ぶべきですが、倍ぐらい値段が違います。


因みにツアーは英語しかありませんが、映像とかもあるのでわからなくてもそれなりに楽しめます。

まあそもそも試飲に言語はいりませんからねw


入るとまず、映像を見ながらの作り方の解説。

そして、次に樽の置かれた広場に案内されます。



後ろにある国旗は、左からアゼルバイジャン、フランス、ロシア、アメリカ、ナゴルノカラバフ、アルメニアです。

実は、アゼルバイジャンとアルメニアは隣国なのですが、とっても仲が悪いです。
アルメニア入ったら、アゼルバイジャンに入れないと言われるほど、仲が悪いです。


なぜ中が悪いかと言うと、この2か国はかつて、ナゴルノカラバフと言う領土をめぐって争いをしていました。

今でもその問題は解決せず、ナゴルノカラバフは独立して未承認国家となっています。



ここは唯一両国の国旗が並んでいる場所。

前の樽は、両国が国交を回復した時に開けることになっています。

平和絵の希望の樽は、この工場内で開く時を待っているのです。



次に案内されるのは、樽がずらーっと並んだ場所。



この樽にはプレートが貼ってあり、著名人の名前が記されています。


因みに昨日は隣国のジョージアの首相が訪れて、樽をキープしていったそうです。
だから、昨日は工場見学なしだったんですね!


更に進むと、モノクロの写真がたくさん!


ここには、コニャックを愛した著名人が映っています。
誰が誰だかまでは、わかりませんでしたがw




工場内には、年代ごとに並べられたコニャックがあります。





そして、その隣に置いてあるのが、「DVIN」


ウィストン・チャーチルが愛した銘柄です!

自分は飲んだことないので、いつか飲んでみたいですね…




そして、最後にお待ちかねの試飲タイム♪


これは、3年物と10年物!
試飲にはチョコレートも付いています♪


飲むときは、香りの楽しみ方や、飲み方まで教えてくれます!


自分は、ここで初めてコニャックを飲んだのですが、驚くほどおいしいです!

ブランデーなので、アルコールは強いですが、フルーティーな香りと甘みは、ウィスキーなどよりはずっと飲みやすくおいしいです!
チャーチルが、毎晩飲みたくなる気持ちも分かる!


入り口には、お土産コーナーがあり、すっかりアルメニアコニャックに魅了された私は、自分用に一本買って帰ろうか真剣に悩みました!

日本より安く売ってます

まあ、放浪の身なので、今回は自分は我慢して両親の為だけに買いました。

日本帰ったら、ネットで買って絶対飲もうと思います!

それほどおいしかった…


個人的にはエレバン観光で一番おすすめの場所です!

エレバン来たら、ぜひ行ってみてください!




さてさて…

そんなカンジで、アルメニアコニャックの魅力にどっぷりつかった工場見学。

ほろ酔い状態ですが、これからお隣の国に移動しようと思います!


次の国は、ワイン発祥の国「ジョージア」です。



そうです!





また飲みますw





旅メモ

アルメニアコニャック工場見学ツアー(英語) 2種試飲 4500ドラム
(要予約)

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