シューシュの世界遺産3遺跡観♪紀元前の素晴らしい遺跡に感動!【世界一周29ヵ国イラン】

2018年8月30日



本日はアフワーズに向かいます。


大体の人は、シーラーズからエスファハーンに向かいますが、アフワーズ近くのシューシュという所のに、ステキな遺跡があったので行く事に決めました。





アフワーズ行きのバスには、夕飯が付いていました。写真汚いけどw






そして、朝早くにはアフワーズに着いた。






まずアフワーズの宿に行かねば…


そう思ってた。




しかし、アフワーズのバスターミナル着いてから、どの人も



ここからシューシュの遺跡にタクシーで行こうよ!




と言ってきます。



どの人もそんな調子…



元々知っていたのですが、シューシュの遺跡にはいずれにしてもタクシーのチャーターでしか行く方法がありません。



なので、観光客とみると効率よく儲けられる、タクシーチャーターを申し込んでくるのです。





そんな感じで、話を聞いてて、思った。



アフワーズに泊まるより、シューシュタルに泊まった方がよくね?


今回の訪問予定地はこのグリーンのピンの部分。
ここに3つの世界遺産の遺跡があります。





シューシュタルからの方が近い!
しかも、シューシュタルにも世界遺産があります。

いずれにしてもタクシーをチャーターするなら、シューシュタルからの方が安いはず。

よっしゃ!シューシュタルに泊まる!





という事です、予定変更

シューシュタルに向けて行く事になりました。



という事で、タクシーの運ちゃんに



「シュシュタル!」


と言うと



やれ90万リアルだとか言ってくる。
150万リアルだとか




どう考えても一台チャーターの値段




ガイドブックによると10万リアルぐらいで行けるはず。


タクシードライバーとやんややんやとやってると、1人のおじいちゃんが来た。



シューシュタルバスターミナル




とおじいちゃんは静かに言った。

それだ!




という事でおじいちゃんについて行きました。

タクシーに乗り移動




アフヴァーズはイラクイラン戦争の激戦地だったそうだ。
今はそんな面影はないけど、数年前までは治安が良くないところだった。




そして、しばらくするとバスターミナルに着いた
それから、窓口でお金を払う。14万リアル。
しばらくすると、おじいちゃんが紙を持って、「シューシュタル」と言ってくるので、それに乗り込みます。


何はともあれ一路シューシュタルへ



窓の外を見るとアフヴァーズの空が霞んでいます。

ここはイラン一の石油産出地域。


その為、イラン一の大気汚染が酷い地域でもあります。



そして、めちゃ暑い事で有名です。
日中50行くそうです。






そんなアフヴァーズに泊まる意味が見出せずに、今回はシュシュタルに逃げ込む事を決めました。
田舎の方がマシだと思われる。

実際は、どのみち地獄を見ることになるのだけど…



そして、1時間半でシューシュタルに到着

タクシーの運転手がホテルにそのまま連れて行ってくれたので、追加で5万リアル払いました。

実は、シーラーズのホテルでここをお勧めされてたので、来る前から決めていました。


ホテルの名前は shushtar traditional hotel











そして、到着して早々に3つの世界遺産を巡るためのタクシーの値段交渉!

今日行くか、明日行くか迷ったけど、明日ゆっくりしたかったので、今日行く事に



後ですごく後悔する事になるけど



結局、181万リアルが3遺跡の交通費。



運転手の待ち時間1時間毎に12万リアルかかるというシステムに落ち着きました。

そして、簡単な朝ごはんまで出してもらって、10:30に出発。




行きがけに500mlのペットボトルを2本もらいました。


そして、出発!



タクシーはクーラー効いててかなり快適でした♪


そして、一つ目「シューシュ」
シューシュはかつて、行政上の中心地でした。ここはペルセポリスに匹敵すると言われてる遺跡です。そして、ここは冬の宮殿として使用されてたそうです。


それが、こちら!




何もねぇ笑

けど、きちんと英文の解説もついてるので、楽しめます。



ただし、炎天下50の中でそれを読まなければいけません!

頭がショートしそうです笑



行ってみて分かったけど、この3遺跡は日が昇る前に宿を出発して観光するのが一番のオススメです!

間違っても着いてすぐは、観光してはなりません!

日中暑くて死にそうになります。この日は4リットルぐらい水を飲んでも足りませんでした


まあ、何も無いシューシュですが、私はとっても楽しかったですw

本当に跡地ってカンジw

もういい加減、キラッキラッのモスクに飽きてしまいましてw

むしろ私的には、これぐらい何もない方が、ロマンがあると言うか…w

楽しいですね♪




因みに、今日回る遺跡は、ほとんど何もなくて、皆さんは私が何にこんなに興奮してるか、理解に苦しむかもしれませんが、御容赦くださいw





博物館もあります。シューシュは1216時ぐらいまで閉まってるので注意が必要です。



博物館館内

やはりこの点でも、午前中早く回るのがベストだと思われます。

私は奥の遺跡に行こうとしたら、昼休みの休憩で遺跡がしまってしまいました。

その時けど、せっかく来たシューシュを見たいので、英語の通じない警備員に追い出されそうになった所をゴネました。



セルフでまわって、帰るだけだから!お願い!


結局、その警備員が付いて来て回る事になったのですが…



素敵な遺跡だったのに…


結婚しようだの何だの言い始めるし、やたら触ろうとするのを避けるのが、大変でいらぬ時間を食ってしまいました。



もう少しゆっくり味わいたかったのですが

そして、次はこの近くにあるダニエル廟



ここはチャドルが必要なので、マイチャドルを持ってくるべきでした。写真が撮りにくい!



撮ってー、と言われたw

このダニエル廟は、旧約聖書に出てくる預言者「ダニエルの墓」だと言われています。


真剣にお祈りする人…

すごい墓です!

何せ旧約聖書の人物ですよ!

私も旧約聖書読んでます!



まあ、まだダニエル書までは読んでないけどね笑

民数記がつまらな過ぎて、止まってます。
きっと読んでたらもっと大興奮だったのでしょうが



そして、次の遺跡へ移動。ここまでで、持ってた水を全て飲み切ってしまったので、大きいのを買い足しました。
この先、飲みもの買うところなんて無かったので、正解でした。




次は、ハフト・タッペ



これは、紀元前15世紀~14世紀のエラム王国時代の都市遺跡です。ハフト・タッペは7つの丘」を意味しています。


その名の通り丘がたくさんあります


今から3000年以上前の遺跡です。
すごいですよね日本がまだ、縄文時代の頃に、ここには文明があったんですよ


感動的




ここには、墓があって人骨も発見されてます。


屋根の下が人骨が発掘された場所

墓の部分

付属の博物館にあるのですが、博物館は13時で閉まってしまいます。残念ながら入る事は出来ませんでした。




見たかった



そして、最後!
一番楽しみにしてた、チョガー・ザンビール!




階段型ピラミッド!

この遺跡は、油田調査時に偶然発見された遺跡です。



紀元前13世紀に「Untash Napirisha」という名前のエラム王国の王様がたてたものです。



大変残念な事に中には入れませんが、外側の遺跡にも楔形文字が刻まれていて、とっても楽しめます♪


この建物の頂上には、神様が祀られていました。



しかし、アッシリアに破壊されてしまった為か、その跡は今ありません。




このエラム王国時代の遺跡としては、一番状態が良いものらしく、かなり綺麗に残っています。

遺跡内には、他にも寺院跡がいくつかあります。



頑張って観光しましたが、ここは砂漠のど真ん中!



50度を超える灼熱!
死ぬほど暑かったです。


この旅で、初めてサングラスを使いました。


マジで日差しが暴力w



けど、楽しかったです。
こんな古い遺跡に会えるなんて、やっぱ感動します


個人的には、イランで一番好きな遺跡でした!




そして、4時間観光を頑張って帰宅。




帰ったら、夕方までは一歩も外に出ませんでした。


外は50度…


洗濯物をしたら、右に蛇口をひねっても、左に蛇口をひねってもホットウォーターしか出ませんでしたw


マジで暑くて死にそうです





そして夕方多少涼しくになってから、まずは夕飯を食べに行きました。


行く途中に、写真を何枚も求められました。






大体イスラムの国って、写真嫌がるのだけど、イラン人に限っては、むしろ大好き!

本日、その証明写真が取れたので載せておきます。


左の白い車に注目!


奇跡の一枚w
動いてる車から、私を発見し、なおかつ私の画角に入ってくるなんてw




20分ほど歩いて着いたのは、街のはずれにあるMostofiというレストラン。




ここからは、世界遺産の橋が眺めながら食べれます。



まず来たのはサフランドリンクとモルトドリンク「イスタル」!









サフランドリンクは冷たくて、甘くて、ほんのりローズの香りがして美味しいです。




そう、こうやって、爽やかにサフランドリンクを飲んでる間にも、吹き出す汗が止まりません。

なぜならここは、夜でも外気温は40度ぐらいあります。


なぜ女性の方々は、涼しい顔でヒジャブを被ってられるのでしょうか?



ノグチはアフヴァーズやシューシュタルには確実に住めません!

そして、メインディッシュの魚料理!



イランに来てかねてから食べたかった魚料理。

しかし、残念ながら、この国の魚料理も揚げるタイプのようです。
やっぱりなかなか日本ほど、魚の調理法が豊かな国は少ないなぁ

美味しかったけどね

そして、シューシュタルの世界遺産の夜景を見に行きました。


そして、腹立つ出来事に遭う

事件は、この子たちの写真を撮った後に起こった。



写真を撮った後になんかシツコク付いてくる彼ら、何やら言ってる。

最初は気にしなかったんだけど、1人の子がやってるジェスチャーでわかった。


おそらく卑猥な事言ってるのだろう。



気にせずシカトして、写真を撮ってた。

キレイ…


そして、この後他のイラン人と話してた一瞬の隙をついて、


チチを触られた

ガキのイタズラだけど、本当にムカついた

昼間警備員がしつこかったのもあったから、その蓄積もあったかもしれない



てか、異教徒だから、触って許されると思ってる思想がキライ



だったら、この国の女子に同じ事やってからしてみろよ

お前らのいう、神とやらに誓ったなら守れよ



嫌だったら、改宗しろ!



全ての人ではないけど、イスラム教徒のそういう所がキライだ。

たまに異教徒を下に見過ぎな人がいる。



イライラしながら、別の場所に写真を撮りに行ってから帰った。



夜景はキレイだったけど、やはりこの街の印象は一気に悪くなった。



全然いい人もおるのだけどね…



今日のお宿 shushtar traditional hotel







シングルベッド2つの部屋 10ドル
値切りました

シャワー&水圧 ★★★★☆
シャワーがホットしか出ない時間帯がある
清潔さ★★★★★
綺麗です!
Wi-Fi ★★★★☆
普段は早いが、vpnを入れた瞬間劇遅になる
コスパ ★★★★★
最高!

今のところ、シューシュタルとアフヴァーズにはドミの安宿がありません。
私が聞いた中で、アフヴァーズは15ドルが最安でした。
なので、遺跡の近さや環境も考慮して、シューシュタルに泊まりました。
結果安かったし、良かったです。
各種アメニティ・ドライヤー・冷蔵庫付き。部屋も水周りも清潔。朝食も種類も多いし、美味しかったです。
一つ欠点を挙げるとすると、エアコンがある共有スペースがない。朝食の時めちゃ暑いです。他は全部良かった。


旅メモ

バスターミナルからシュシュタル行きのバスターミナル タクシー10万リアル
長距離バスがアフヴァーズ入って2ヶ所バスストップにに止まるが、最初に止まったところで降りると近いので、そうすればタクシーに乗る必要はない

シュシュタル行きのバスターミナルからシュシュタルまで14万リアル
所要1時間半

※もしシュシュタルの後、エスファハーンに行く場合は、アフワーズのバスターミナルからのバスが、シュシュタルのバスターミナルを通るそうです。なので、アフワーズに戻る必要はないし、その方が安いです。


シューシュタルから世界遺産3遺跡への行き方

タクシーチャーター 181万リアル(これ以外交通手段がない)


運転手の待ち時間、1時間毎に12万リアル

オススメは朝早く出て、昼までには観光を終えること!
夏になると、日中は50度50度を超える灼熱です。ゆっくり回ってられないほど…
博物館も昼間閉まるので、着いたらその日中には行かず、次の日の朝早く行きましょう。


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