トゥラカイ観光とヴィリニュスの未承認国家「ウジュピス共和国」【世界一周37ヵ国リトアニア】

2018年10月11日






今日は朝から市場に行って、ベーコンとキビナイを買って朝食!



キビナイ




キビナイは肉のパイ包み!
しっかりと肉が入っててかなり美味しい

こんな厚切りベーコンが1ユーロ!



しかし、かなりしょっぱかったので、全部食べれず。

残りは、取っておいて、チャーハンにでもしよう。




買った後知ったのだけど、キビナイはこれから行くトゥラカイ地方が名産と知ってがっかりする

そっちで食べるべきだった…



さて、本日はヴィリニュスから少し離れた「トゥラカイ」というところに行きます。

トゥラカイはヴィリニュスに首都が移る、前の首都

ヴィリニュスは占領されてた時代が長かった為。


首都になったのはほんの最近なんです。



トゥラカイの行き方




そのトゥラカイはバスで3040分行ったところにあります。


1時間に13本あるので、結構に頻繁に出ています。



窓口でチケットを買って2€ちょうど、すぐの9時半にバスが出るので、慌てて乗り込みました。




寝てる間に、あっという間にトゥラカイに着きました。

帰りのバスをチェックしてから、観光



トゥラカイはいい感じの湖畔の街です。



水はブレッド湖ほどではないけど、泳いでる魚が見えるほどまあまあキレイ!

何より、秋ですなぁまたかいw




秋の湖畔、言いようがないぐらいキレイ



町も



本当に首都だったのですか?ってぐらいのんびりしてます。



ヴィリニュスもそうだったしねw

まあ首都って言っても、臨時政府ぐらいのレベルだったのでしょう。



町の教会



特に何かあるわけではない

いつものチンタラ歩きから

さらに歩みがおそまってしまいますw





トゥラカイ城見た目は綺麗だけど…




そして、バス停から2キロ歩いて着いたのが「トゥラカイ城」



入場料8€と昨日の博物館達に比べたら、大分高いです。

しかも、カメラはプラス1.8€取られます。

携帯ではオッケーの様なので、「撮らない」と断ればいいです。



中は、そんなに大したものありませんからw



イヤほんとに!笑


特に展望台があるわけではなく、中世の騎士の展示物とか、アンティーク雑貨とか



気分的には、日本のお城あるじゃないですか?


~城とか、アレを見学する時と同じ感覚です。

可もなく不可もなく…

なので、ほとんど写真残ってないですw

ごめんよ…



子供達が社会科見学みたいな感じで沢山いたので、そんな感じの位置付けの様です。





そういえば、リトアニア人の子達って、みんな金髪、碧眼でマジで天使みたい。

比較的大人になっても、見た目はロシアっぽいのにそんなにデカくない。

ドイツでは、私は小人状態だったけど、この国来るとそうでもないんだよね。


あと、みんなスリム笑


なんで、子供たちがいると天使がいっぱいいるように見える!
かわいすぎるっ!



話逸れたけど、このお城入るなら入らないで、そこら辺の湖畔のカフェで湖を眺めながらのんびりした方が良いw



対岸からの風景

余程甲冑や古城好きじゃない限り、行く必要はないかな…
短期旅行者は別だけど…

お供に「キビナイ」を買うとベスト笑



ちなみにキビナイは「カライメ」の料理。

カライメとは、リトアニアに住んでる「トルコ語系」の民族のことで、13971398年ヴィタウタス大公が城を守る傭兵として、カライメの383家族をここに連れてきました。

ここトゥラカイは、カライメの故郷なのです。


トゥラカイには、カライメ博物館もあります。


博物館

カライメの写真



たしかに全然、衣装も顔もヨーロッパぽくありません。
顔も明らかにトルコ系!

時間があれば寄ってみるといいかもしれないです。



さて、12:30のバスに乗ってサッサと帰ろうと思いましたが、間に合いそうにないので、湖畔ではありませんが、オシャレカフェに逃げ込みました。




チョコレート屋だったみたいで美味しそうなチョコが沢山並んでましたが、お昼に食べたいものがあるのでセーブ。



アメリカーノを一杯飲んで、だらだらしてからバスターミナルへ



1時のバスにギリギリで乗り込んで、ヴィリニュスに帰りました。



ヴィリニュスに帰ってからも、まだお腹減らないので、少し観光。






ヴィリニュスにある未承認国家



ヴィリニュスには未承認国家「ウジュピス共和国」というものがあります。



あっ、今回は大丈夫ですよ!



マリファナ国家ではありません笑



場所で言うとこの辺り!



旧市街からは、川を挟んで向こう側!


元々、ウジュピスは「川の向こう」と言う意味なのです


初めは、労働者や職人が住む街でした。
こんなに旧市街に近いのに、旧市街は発展するのに、ウジュピスは取り残されるばかり。



しかし、その変わらない景色を気に入った芸術家や学生がここに住むようになりました。

それもあり「ヴィルニュスのモンマルトル」と呼ばれていたとかw

前は治安が悪かったのですが、市長がこのエリアに移り住んだので、その関係で急速に整備されました。


そして、何故かそのまま、2002年に独立宣言!
芸術国家が誕生したのです。

ウジュピスに行くには「ウジュピオ橋」を渡るだけ!


独立記念日の41日だけ、この橋に検問所が設けられてビザがもらえるそうです。



そして、ここが入り口

ウジュピオ橋

真ん中にあるのが、この国の国旗のマークですね



町は、やはり旧市街より整備されてないので、こちらの方が旧市街っぽい雰囲気があるとか




まあ、言われてみれば


もちろんここにも法律があります。

法律が様々な言語で書かれている


例えば、

・すべての人は幸せである権利を有する
・すべての人はミスをする権利を有する
・すべての人は泣く権利を有する
・すべての人はお湯を使う権利を有する
・犬が犬である権利を有する

とか

なんかごく普通で、すごい当たり前の事が書いてあるw



しかし、一つ納得いかないことが…



こんなにいろんな言語で訳されてるのに





日本語版がないっっ!


中国語、アラビア語、韓国語あるのにっ!


何故!



ちょっと寂しくなりながら、近くにある独立記念碑を観光。

真ん中の天使がそう


少し坂を登って、明らかに芸術っぽい道があったので行ってみました。



すると川に出ます




さすがモンマルトルを自称するだけあり、沢山のアート作品があります。

そして、しばらく歩いたこの広場



よく見て見ると






「ビザ発行してる」って書いてある!



独立記念日だけだと思ってた!


中は、ウジュピスのお土産




そして、テーブルの上に




あったー!
明らかにスタンプ!
「ウジュピスリパブリック」って書いてある!

お姉さんに聞いて見ると、みんなパスポートに押して帰るのだそう。


まあ、ウジュピスのスタンプあっても入れない国もないでしょうw



という事で、ウジュピス共和国のスタンプゲット~♪




そのあとも川沿いにお散歩

芸術?



なのかなあれは…



そして、見つかると幸せになれる(?)と噂の人形も無事見つけて、ウジュピオ橋を渡りヴィルニュスに帰りました!




いや、意外と楽しめた♪







ジャガイモオンパレードのリトアニア



そして、お腹が減ったので、リトアニア料理屋へ


「DVARAS」と言うお店

ここで食べるのは「ツェペリナイ」と呼ばれるジャガイモのお団子の料理!



リトアニアはともかくジャガイモ料理が多い!

ジャガイモのパンケーキや、なんとジャガイモのソーセージまである!



ドイツからポーランド来て、やっとジャガイモ国家から抜けたと思ったのに、再び




伝統的なサワークリームと肉のグレイビーソースをかけていただきます。

一緒にリトアニアのブランデーを飲みました。


奥の黄色いのがブランデー

味は、可もなく不可もなく。




ジャガイモ餅とか料理であるけど、あれとはちょっと違う
そういうのなら好きだけどそうでもないから、もう食べるのは一回でいいかなw

中にはお肉が包まれてて、見た目より大分ボリューミー!




しめて、6.7€

まあ、こんなもんでしょ



そのあとは、ヴィルニュスの締めです。





次の街へ…


ユダヤ人博物館こと、グリーンハウスに行きました。



昔ここいらにも、ユダヤ人が住んでたんですね。
この博物館に入りたい訳ではなくて、その前にある石碑に用があるのです。

ごめんね


「月光」のモニュメント



これは1人の日本人の為に作られたものです。

日本人の名前は「杉原千畝」



次の街は、「カウナス」
かつてのリトアニアの首都で、旧日本領事館があります。



ここでは「命のビザ」が発行されていたのです。



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