モンゴルのもう1人の有名人と、カラコルムまでのバスチケット購入方法【世界一周25ヵ国目モンゴル】

2018年6月15日



宿にはもう1人宿泊客がいた。韓国人女性のリーだ。

リーはモンゴル2回目。
前回1ヶ月モンゴルにいたそうで、モンゴルについてめちゃくちゃ詳しい。



なので、彼女にアドバイスを受けて、明日モンゴルの古都、カラコルムに行く事にした。



できれば、世界で2番目に美しいフクスブルグ湖に行きたかった。

もう世界で1番美しいのには行ったことあったから、比べたかったのだ(1番はグアテマラのアティトラン湖)



けど、ウランバートルで約束があり、日数がたりなかった。
フクスブルグ湖は行くのに60時間かかるらしいw
移動にほぼ3日である…



という事で、ウランバートルからバスで6時間で行けるし、世界遺産もあるカラコルムにする事にした。



バスは前日から取れるので、まずはバスチケットを取りに行った。



バスターミナルはドラゴンバスターミナル。けど、このまま言っても、モンゴル人には通用しない。
モンゴル風は「タリゴン」



リーに教えてもらったのは、1番の路線バスだが、ちょうど私がバス停に着いた時出てしまった。
モンゴルは時刻表がなく、来るまでひたすら待つしかない。



下手すると、50分待つ事もあるらしい。







残念ながら、私はそんなに気が長くなかった。


バス停にいる多少英語が出来そうな感じの人に、話しかけた。

「タリゴンバスステーション」モンゴル語は、バスステーションとは、言わないけど、わからないので、そのまま言った。



と言ったら、何とか通じたらしい。「私がそっち方面行くから!」的なことを言われて、その女性についてく事になった。


彼女と乗ったのは、この番号。



おそらく他にも、ドラゴンバスステーションに行くバスは沢山ある。

お金を払うのにモタモタしてたら、彼女が払ってくれた。
優しい!ありがとう!



バスターミナルまでは、街の中心部からバスで20はかかる。間違っても歩きはオススメしない。

そして、バスターミナルはこのガラス張りの建物。



ちなみに、日本語で「カラコルム」、モンゴル語や英語では「ハラホリン」という言い方の方がいい。


本当不便なんだけど、何で日本語って、日本独特の呼び方するのかなぁ…
モンゴルも「モンゴリア」だし、オランダだって、「ネザーランド」だ!
これ結構苦労するから、そろそろ政府の方針で英語に統一してくれないかなぁ




窓口のおばちゃんが英語できるか心配だったけど、「ハラホリン!トゥモロー!」だけ伝えたら、簡単に買えた。



そして、近くのレストランで食事。
「マントウ」を食べてみた。




もうお分かりかと思うが、やっぱりお肉がケモノ臭い。
想像した、マントウの味と少し違った。

そして、帰りはそのまま観光するつもりだったので、バスの運転手に「チンギス・ハン!チンギス・ハン!」と言って乗った。
チンギスハンの大きい像の前に行きたかったのだ。





運転手が、私を外人と認識するのに時間がかかって、その間にモンゴル人のおばちゃんにめっちゃ押しのけられた。


モンゴル人のおばちゃんはすごい。
道を歩く時邪魔だと、普通にど突いて来る。


モンゴルでは、バスの席は年長者に譲るのが、当たり前のようだが、そうでなくてもおばさん達は「さっさとどきなさい!」と言わんばかりの勢いで、席を奪いに来る。

モンゴル人いい人多いけど、おばちゃんは苦手だ。



そして、チンギスハン広場
もー言わずもがなですね。






モンゴルの英雄。草原の「蒼き狼」

何せ歴史上、彼以上に広大な土地を制覇した人いないですからね。




今日はモンゴルの卒業式らしく、民族衣装を着た人達が広場には、たくさんいました





モンゴルのおじ様達のカッコも渋くて素敵!







それでは、今回はもう1人モンゴルの有名人をご紹介しましょう。

訪れるのは、「ザナバザル美術館」


入場料は8000トゥグルグで、英語のオーディオガイドが付いてます。
写真は別料金なので、館内は撮っていません。




この美術館の名前にもなっている「ザナバザル」
彼が、今回ご紹介するモンゴルの有名人です。


モンゴルは、仏教国。
流れとしては、チベット仏教である「ラマ教」です。
そのモンゴルのラマ教の「生仏」、つまり、モンゴルのダライ・ラマと言われるのが、ザナバザルです。




彼が有名なのは、「生仏」としての存在だけではありません。

才能は多岐にわたり、文学、芸術、建築など、モンゴルに大きな影響をもたらしました。


特に、彼の作る仏像は有名で、特徴としては、なまめかしく官能的とも言える印象があります。
平たく言うと「セクシーな」仏像であります。
Googleで検索した画像はこちら

なまめかしいといえば、ヒンドゥーの石像もそうですが、それよりはモンゴルの草原のような力強さがあります。

いずれも、国宝級の品々です。





それをみたいが為に、ザナバザル美術館に来ましたが、他のチベットの絵画なども面白かったので、オススメです。





そして、ザナバザルの仏像を拝んだところで、次はウランバートルにあるラマ教のお寺に行きたいと思います。




お寺の名前は、ガンダン寺




外国人は入場料がかかるのですが、特にチェックがないので、「黙ってればモンゴル人」の法則を使って、何も払わずに入りました。



写真を撮るとモンゴル人じゃないとバレそうなので、中の写真は撮りませんでしたが、4階建のビルぐらいの仏像が、立っています。
びっくりするぐらい大きい!



中には、マニ車が沢山。
「徳を積みまくろう!」と思って、モンゴル人に習って、一緒に回して回りましたが…

仏像の周りを、一辺あたり30以上のマニ車が置いてあります。
しかも、回そうと思うと、結構固い…


合計120個マニ車を回そうと思うと、腕がちぎれそうになります。



徳というのは簡単に詰めないのだなぁ

不遜な事を考えながら、お布施を少し入れて、手を合わせてから帰りました。



夜は、リーとコリアンフード!






モンゴルはコリアンレストランがとても多いのです!
逆にチャイニーズレストランは少ない…

理由はモンゴル人は中国が嫌いだからです!実に分かりやすいw

やはり慣れ親しんだ味は、いいですね!




それでは明日はカラコルムに向かいます!

旅メモ

ウランバートルからカラコルムまでバス
17300トゥグリル


ドラゴンバスターミナルよりAM11:00発

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