サマルカンド観光!美しいモスクと、最後はやっぱり…【世界一周27ヵ国ウズベキスタン】

2018811


宿の朝食。
ウズベキスタンは必ず宿に朝食が付いてきます。


これはいい方です。
たまに微妙な朝食が来ると、朝からテンションが下がります。


さて、本日はサマルカンドの市内観光です。
サマルカンドはシルクロードの中心地として大変発展していました。

そして、その美しさから、取った異名は数知れず…

「青の都」だの

「イスラーム世界の宝石」とか

「東方の真珠」とか…

まあ何が言いたいかというと、めっちゃ美しいんです!

ということで、そんなサマルカンドをご紹介しようと思います♪


まず行ったのは、「アミール・ティムール廟」


ここには、ティムールと、その一族が眠っています。

サマルカンドは、一度モンゴル軍の攻撃に遭い、その美しい姿を消してしまいました。

しかし、この墓に眠るティムールが再建したことにより、元の美しい姿を取り戻すのです。

彼は、遺言で「名を刻んだ石だけ墓石にするように」と、伝えたらしいのですが…



内装めっちゃ豪華!
彼の願い1ミリも叶ってないじゃん。

因みに、天井の金ピカはです。

まあ、それだけ尊敬されてた、ということでしょうか。

人々に金ピカの廟を作らせるぐらいですからね。どんなカリスマだったのでしょう?w


裏には、ムハンマドの頭髪をおさめたと噂されるモスクがありますが、中見るのお金が刈る割に多分、ここほどの内装じゃないと思うので、見なくていいかと。

そして、戻ってサマルカンドといえばココ「レギスタン広場」



まず写真左から
ウルグベク・メドレセ」
ティラカリ・メドレセ」
シェルドル・メドレセ」

となっています。
「メドレセ」とは、神学校のことです。

まず、「ウルグベク・メドレセ」


これは三つの中で一番古いメドレセです。

ウルグベクの名前は、サマルカンドで有名な天文学者の名前です。今回は行ってませんが、サマルカンドでは彼の天文台が歴史遺産として残っています。

面白いのが天井。
上の写真じゃわかりにくいかもしれませんが、この両脇のミナレットよく見ると傾いているんですよね。

天井を見ると、割れています。



これは「空を支える」ためにあるもので、その重みで傾いてるのだとか。
流石イスラーム世界の宝石、言い訳のスーケルが大きいです




そして、真ん中の「ティラカリ・メドレセ」


「ティラカリ」とは、「金箔された」という意味で、どこが金箔されているかというと、こちら↓



キレー!
これももちろん金!

これはサマルカンドの主要礼拝場として、使われたそうです。
久しぶりに豪華で見とれてしまいました…

絶対ここに来たら見てください!



最後が、「シェルドル・メドレセ」


ここで写真を撮りたいなら、午後がオススメ!
チケットは一回購入すれば、その日中であれば、何度も入場可能!

なんで、朝昼晩三回お腹いっぱいになるまで、レギスタン広場を楽しむことができます。



ここの特徴は門のトラ!


…じゃなくて、ライオンだそうです。
っというのも、「シェルドル」というのが「ライオンの描かれた」という意味なんだそうです。

私の記憶しているライオンは、シマシマじゃないけどな?

ライオン(仮)の背中に顔が描かれてますね。
こういうモチーフが描かれてるのは、非常に珍しいです。なぜなら、イスラム教自体偶像崇拝禁止なので…
それだけ、サマルカンドが繁栄して権力を持っていたということですね…

調子こきましたねw



にしても、レギスタン広場でふらふらしてると、ものすごい確率で写真を求められます。






アイドルかっ?

ウズベキスタン人の携帯の中に、まゆみの爪痕を残してきました。

因みに、内部はお土産屋になっています。





かわいー♥

けど一番のおすすめは「スザニ」です!




元々は、ウズベキスタンの人の嫁入り道具だったものです。母親がお嫁に行く子供の為に、手縫いで塗ったそうです♪
この刺繍がかわいいですよね♥

いつかウズベキスタンにスザニを買占めに行きたいです笑





レギスタン広場を抜けてふらふら歩いてると



噴水で息止め競争にしてる子たちに遭遇しました。子供の遊びですねw

真夏のウズベキスタンは日本並みに暑いです。
カラっとしてるからまだいいけど…暑いので子供たちは水遊びに夢中です。

カメラに気が付く

撮ってー

撮ってー


モデルw

かわいい♥

もう行くね!去り際に最後にとって~

じゃあね

嵐のようだった…去って行ったと思ったら…

ピース

最後の最後までかわいかった…♥
にしても、顔面偏差値高すぎる。将来どんな美人さんになるのだろう…


そんな、遊びを挟みつつ次の観光地へ



次は一番大きい「ビビハニム・モスク」イスラーム世界で最大規模を誇ったモスクです。

人が豆粒のよう…



このモスク14世紀初頭に完成するのですが、当時としては異例の5年という歳月で完成します。

しかし、あまりに完成を急いだため


欠陥住宅でございます。

そもそも、このモスクは、ティムールの妃、ビビハニムという名の美しい王妃が作ったと言われています。

これには言い伝えがあり、

王妃は、ティムールの凱旋に合わせてこのモスクを完成させようとしていました。
しかし、どうにも間に合わない…
そんな中、一人の美形の建築家が、美しい王妃に恋をしてしまいます。

「もう、これ以上は、仕事ができない。私があなたの頬にキスをさせてくれたら、私の悩みは解決します。」

と、王妃に迫りました。

いろいろ言い訳をつけて、逃れようとしましたが、結局王妃は、キスを許してしまいます。

しかし、その後が残ったために、後日帰ってきたティムールは大変怒りました。

そして、建築家を処刑。

ビビハニムは二度と人前に姿を現すことを許されず、生涯黒いベールをかぶり過ごした。

といわれています。


彼らの関係のように、このモスクは早くに崩れてしまいます。

今でこそ、この形に修復されてますが、昔は廃墟同然だったそうです。




そして、そのとなりにあるのが、昨日も訪れた、「シヨブバザール」



アツくてあまりお腹が減らないので、トマトのピクルスを購入♪


ディルの香りがさわやかに香り、なかなかの美味です!



そしてそれから、元ゾロアスターの寺院があった「ハズラティ・ヒズル・モスク」の上に登ります。


そこからはモスクを望む、いい眺めが…

手前には、水飲み場もあります。夏場は絶対暑くて干からびそうです。
一応砂漠地帯なので…



オアシスの水、意外とおいしいです。

そしてまーっ直ぐ行くと、博物館…


があるのですが、ここに用はなくてその横から丘に登れます




この何にもない丘


元サマルカンドでございます。

ここは、「アフラシャブの丘」といって、モンゴル軍が攻めてくる前、サマルカンドはココにあり、大変栄えていたそうです。

しかし、モンゴル軍が来襲。
都を徹底的に破壊しました。そして、オアシスの生命線、給水システムを壊したため、ここは使うことができなくなってしまったそうです。



ここから先、モンゴル軍は街を結構破壊してます。

イスラム系は特に破壊された所が多くて、トルクメニスタンにもある、世界遺産「メルブ」遺跡は、シルクロードの都として繁栄していましたが、モンゴル軍によって徹底的に破壊されたため。
二度と人が住まなくなってしまったこともあります。

モンゴル軍は、抵抗する人には、容赦なかったようですね。


そして、最後に行ったのは「シャーヒズィンダ廟群」

ここは、ティムール所縁の人々が眠っている霊廟です。



ここも綺麗でオススメ

「シャーヒズィンダ」とは、「生ける王」という意味。
その昔、ムハンマドのいとこ、クサム・イブン・アッバースが、礼拝中に襲われ、異教徒に首を切り落とされてしまいました。
しかし、彼は何事もなかったのように、祈りを続けました。そして、終わると自分の首をもって深い井戸に入りました。そして、彼はそこで永遠の命を得て、イスラーム世界が窮地に陥った時、救いに現れると言われてるそうです。

奥にはクサム・イブン・アッバースの廟があります。
モンゴル軍に壊されなかったので、ここがサマルカンドで一番古い建物だそうです。


にしてもこの物語、想像すると結構なホラーですよね…


そうそう、入り口入ってすぐの階段、上るとき段を数えておいてください。
降りる時、また数えて、同じ段数だったら、天国に行けるそうです。

まあ、良くごっちゃになりますが、仏教徒が行くのは「お浄土」なので、仏式で葬送される自分には関係ない話ですがね。。。w



そういえば、私には重要な使命が残っていました。



サマルカンドは「ワイン」の名産地なのです。

彼ら、イスラム教徒ですが、ワインは作っております。

売ってるのは、宗教の建前上限られた店になりますが、レギスタン広場のスーパーの横にちょこっとリカーショップがあってそこで売ってます。


じゃん!


サマルカンドワイン♪

基本スイートが定番らしいのですが、甘いのが飲みたい気分じゃないので、セミスウィートにしました。

そして、夕飯!


なんと、お店の人がラベルが壊れたビールをおまけしてくれたので、お酒が二本に‼

本日は酒盛りや~♪

おつまみは、市場でおいしくてびっくりした、レーズンとクルミ。


おじいさんに試食させてもらったのだけど、このレーズン。レーズン嫌いも好きになるほど、めっちゃおいしい!

ウズベキスタン行ったらぜひ買ってほしい。絶対後悔しないから!
ちょっと大ぶりで、身がしっかりしてそうなのが特徴です。

因みに手前のパスタは、貰い物ですw

その日は、結構早めに帰って、宿から出ず、他の日本人と一緒に飲んで過ごしました♪笑



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

世界一周ブログランキングに参加しています。
上のボタンを一日一回押してもらえると、順位が上がります。
ご協力よろしくお願いします。

コメント