ザンジバル島のストーンタウンを観光!あと、マグロを捌いてみた【世界一周19ヵ国目タンザニア】

2018年3月17日


今日は真面目にストーンタウンを観光してみようと思います。

まずは、ザンジバル島観光と言えばここ!

「奴隷博物館」から。



その昔ザンジバル島は奴隷貿易で栄えていました。数十万人の黒人奴隷が、ここで売買されていました。

その跡地に建てられたのが、この奴隷博物館。
中には、当時の洞穴がまだ残っています。
天井が低く狭い洞穴で、光はほとんどささないです。


奥まで入りたかったのですが、息苦しさと、異様な雰囲気に、直視できなくて、途中で出てしまいました。

その当時、奴隷達の扱いは酷いものでした。奴隷を運び出す時は、狭く衛生環境もよくない、船内大量の黒人が、このマーケットに来るまでにも何人もの人が死んでいました。

そして、生き延びて、売られたとしても、死ぬほど過酷な労働が待っていました。

それを思うと、この光景はとてもみてられるものではなかったです。




今黒人が売られていたマーケットの上には教会が建っています。




入り口は行ってすぐの所にあるステンドグラスは、奴隷貿易撲滅に協力して亡くなったイギリス人水夫たちをしのんで作られたものだそうです。




教会の奥に行くと十字架があります。
この十字架は、探検家リビングストンが亡くなった土地から、運び出されたものです。



教会の横には、当時の様子を示した石像が並んでいます。


見終えて、一度海側に歩いて戻りました。




ここには、The house of wonder と呼ばれる当時のスルタンが住んでいた家があります。



名前の通りアフリカにしては、かなり立派な建物が海が見渡せる所に建っています。

大変残念なことに、今は中に入れません。

最近老朽化の為、崩れたそうです。その修復の為、観光客が入ることはできません。



代わりに、近くにあるパレス博物館に行けば、当時のスルタンの生活ぶりが分かると思います。私は中には入ってませんが…



ちょっと戻ってThe house of wonder 」、その隣には「オールド・アラブ砦」があります。




アラブ勢力によって、元はポルトガル人の教会や十四があった所に建てられたのが、この砦だそうです。
今はお土産物屋やレストランが立ち並び、舞台のようなところではショーなどが行われるそうです。



ストンタウンの入り組んだ町の中に入り道を歩いて5分、今は一階にお土産屋が立ち並ぶこの建物。



これは、その昔日本人が住んでいた建物です。
彼女達は「からゆきさん」と呼ばれ、ここでジャパニーズバーを開いていました。

こんな遠いアフリカにも日本人が住んでいた歴史があるんですね。

そして、最後の観光場所はTen to Ten の宿の近くにあります。


それがここ



ここはあの世界的ロックグループ「Queen」 のボーカル、フレディ・マーキュリーの生まれた家です!



初めて知りましたよ、ザンジバル生まれだなんて…



彼はイラン系だそうで、17歳までこの家に住んでいましたが、革命が起きたため、アラブ系の民族が追い出されました。
その時、家族と共にイギリスに亡命したそうです。

今でも人が住んでいるアパートメントですが、扉が空いていれば、中に入る事も可能です。
地元の人曰く入り口から見て、左側の2階の部屋がが当時の家だったそうですが、中に入ると3の右の部屋の看板が「フレディ・マーキュリー」と書いてあります。



ザンジバル島に来た際は、ぜひ訪問してみてください。


おまけ 世界の最果てで捌きたい




ザンジバル島で兼ねてから気になっていたコイツ





マグロ高倉健風に

日本の一般家庭では、絶対手に入らない一匹まるまる

一人暮らしでお魚が買えなかった大学の時代、お魚を食べた過ぎて、賄いが出る寿司屋でバイトしていました。

それぐらいお魚が大好きな私、

そして、ザンジバル島で出会った、フレッシュそうなマグロ達…


かの地球の歩き方にも、「刺身にしたい人は、切り身は古いことがよくあるので、新鮮なものをまるごと1匹買うこと。」っと書いてあります。

刺身食べたい!

是非とも捌いてみたい!


ということで、宿にいる日本人6人で融資を募り、マグロを一本買いする事にしました。



一番新鮮なお魚は、街の奥のマーケットではなく、港に近いフングニ魚市場に売っています。
ここでは、水揚げされてすぐのお魚達がやって来ます。

新鮮なものを狙いたいので、朝9時に魚市場に行きました。


早速いましたよ!

マグロ‼︎


マグロなどの赤身は、鮮度が落ちやすいので、プロでも見極めをミスる事があるそうです。みんなで仲良く食中毒になる訳にはいかないので、慎重に選ばなければ…

鮮度の見極めはエラと目が基本です。

エラが赤く、目が濁ってないものが新鮮な証拠。



この子はエラが少し茶色いので、もう少しいいのを探したいです。

しばらく待ってると、新しい魚が上がってきました。




うん!コイツは大丈夫!


エラが真っ赤で、キレイ!
大きさも私の腕ぐらいあって6人で食べるには、申し分ないです。

お値段50000シリングでしたが、45000シリングに負けてもらったので、2100円ぐらいで1匹購入できました!

安い!

そのおじさんに氷と袋をもらい二人掛かりで、持って帰りました。

そして、すぐ捌いて、冷蔵庫にしまっておきました。

捌くの大変で写真撮るの忘れました笑

Ten to Ten の広いキッチンだからできたけど、普通の宿だったら無理だったな…

夕方市場で、ネギと生姜などの薬味、醤油、白菜、オクラ、アボカドなどを買いみんなで調理しました。

できたのがこちら!




刺身は、血抜きが足りず、ちょっと血臭かったけど、薬味と合わせると絶妙で、ご飯に合うのなんのって…

あと、一緒に調理してくれたヒロトさんがカシラの煮付けを作ってくれて、またそれが最高でした!

みんな久しぶりの日本食を存分に楽しんで、終わりました。

結局、1人頭10000シリング(450円ぐらい)いかないぐらいで済んだので、かなりおトクにお腹いっぱいになる事が出来ました!

まだまだ、捌き方ヘタクソなので、今後機会があったら、また練習したいな!



人生における全くの無駄スキルだけど笑

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