リロングウェをウロウロ…恐るべしウォーム・ハート・オブ・アフリカの実力【世界一周18ヵ国目マラウィ】


2018年2月25日



ついに世界一周も、18カ国目になりました。

マラウィは首都、リロングウェに滞在しています。


朝、のんびり洗濯しようとすると…




フッ



電気が消えた…


えっ、ここ首都だよね?

首都って普通、大きい病院とかあるから、電気消えないんじゃないの?


アフリカで初めてですよ。首都が停電する国。

有難い事に水道は出てくれたので、そのまま洗濯して、外に出かけました。



今日は朝ごはんには揚げパンこと「フリッター」を食べました。

食べると、モチモチしてほんのり甘い!


食べかけですみません…

これはレソトのサニパスゲートのおばちゃんの激ウマフリッターにソックリ!マラウィ意外とやるなぁ!

レソトのおばちゃん元気かな。またあのフリッター食べたいな。



そして、観光しようとするものの…


最早定番ですが、「首都って本当に何もない」。




ていうか、首都感ゼロです。


首都なのに舗装されてない道路が存在するとは…

レソトのマセルも首都感なかったけど、多少ゴミゴミしてて、「賑わってる感」はあったけど、ここはまるで村かのようにのんびり。


車が殆どなく、チャリをのんびり漕ぐマラウィ人の姿が、首都感を更に失わせています。



日曜日だからかなぁ?




暇すぎてスーパー行ったら、マラウィに住んでいる日本人家族に出会い。



「リロングウェの観光何かありますか?」



と聞いたら


「うーん…」

っとすごく困らせてしまいました。

私が一日リロングウェに滞在する理由も、米ドルが無くなってきたので、タンザニア行く前に一度補充したいから。
特に、観光目的とかじゃないんですよね。

とりあえず、銀行でお金沢山下ろして、両替屋に行きました。


因みに今のレートでは、760マラウィクワチャが1ドルになります。



ふらっとバスターミナルに行ってみました。

いっつも思うのですが、アフリカのバス停は良く危ないと言われてますが…


私から言わせれば、危ないというより汚い!


ゴミが落ちまくっていて、雑多な感じがするだけで、言う程危険ではないと思うというのが、現在の見解。

まあ、事件にあったら、やっぱり危ないに見解が変わるのでしょう。



そして、近くのマーケットでご飯。
一番美味しそうなビーフシチューを出していたお店に行きました!



シマ付きで700マラウィクワチャ(100円)

ザンビアに比べるとオカズに対して、シマの分量が大分増えました。
炭水化物でお腹を膨らませようとする所に、マラウィが貧しい国だという事を感じます。

味は美味しいですね。

一応言っておくと、このブログを見ている方で、「私の食べる料理ひとっつも美味しそうじゃない」って人いるんじゃないでしょうか?



まあ、「衛生環境大丈夫かい?」って所で食べてますからね笑

なにせローカルの屋台ですからね。衛生環境は日本と比べ物にならないぐらい悪いです笑笑


お腹の弱い人は、私の真似は絶対にしないでくださいねw



それでも稀に美味しいのとか、新たな発見があるので、やめられないんですよね…


ご飯を食べてから、歩いてると雨が降ってきました。


近道と思ってマーケットの奥へ


近くの人に道を聞いたら、


「この奥に橋があるから、渡りなさい」


と教えてくれました。

その教えられた橋がこちら↓


んー!確かに橋だね!


信頼して渡っていいのか、悩みますが…

私より恰幅のいいおばちゃんが渡っていたので、とりあえず大丈夫だろうと、思って渡りました。
時折、ミシミシ音が聞こえましたが、無事渡り終えることができました。



そして、渡ると野菜のマーケットがありました。かなり綺麗に並べられていて、どれも美味しそう♪



立派なアボカドを購入

そして、謎のトゲトゲのキュウリを購入。


歩いていると、懐かしの香りが!

焼き芋!


色は違えど、香りは殆ど日本のと同じ。

残念ながら、今はお腹いっぱいなので、後で来る約束をして宿に帰りました。




帰ると、朝干した私の洗濯物が無くなってました!



ヤバっ盗まれた?



慌てて宿の人に訴えると、何と宿の人が取り込んでてくれました!


アフリカでまさか、こんなにホスピタリティあふれる事をされるとは…
他の国では「洗濯物がなくなった=盗まれた」の方程式が成り立つはずなのに、この国はそれを覆してきました。

さすが、ウォーム・ハート・オブ・アフリカ!



その後も、雨が怖いので、テント泊からドミに移動するときも、「荷物持とうか?」手伝おうとしてくれるし…



何ていい人達なんだ…泣

歩いてると、相変わらず、「チャイナ!」とか、「ニイハオ」とか言われるけど、からかわれると言うよりは、友好的な感じに言われるのが増えた気がする。

そして、時々ちゃんと「こんにちわ」と言ってくれる人も…マラウィいいな


そして、カフェでのんびりしてから、さっきの焼き芋屋へ



アツアツの焼き芋を紙などに包む事なく、ビニール袋にダイレクトに入れて渡されます。

当たり前ですが、ヤケドしそうです。

売ってるお兄さんの側で、アツアツを頂きました!


甘いけど…ちょっと味が薄いかな?

日本のを大分味を薄くした感じ。香りはほぼ日本と一緒なんだけどな。

バターつけたいな

うっすら感じる日本の懐かしい味を感じつつ、お店の人達としばらくダベって、その日は宿へ帰りました。



その夜、謎のトゲトゲのキュウリを実食。




わからないので、宿の人に食べ方を教えてもらいました。

コレは、トゲトゲの部分の皮を剥いて、中のメロンのタネみたいな所に塩をかけて、種ごと食べるそうです。

私が料理をしてると色々気にかけてくれる宿のスタッフ。
食べ方も丁寧に教えてくれました。

できた料理をテレビを見ながら食べてると、宿のオーナーさんが


飲み物飲むか?



と聞いてきました!



何と、ビールを奢ってくれたのです!



優しい、優しすぎるよマラウィ人!


ここ首都だよね?


首都って、もっと世間に揉まれて擦り切れちゃいそうな人が、集まるところではなかったでしたっけ?

素晴らし過ぎるよマラウィ。
アフリカにこんな国があるんだ…

ちょっと感動しながら、マラウィ初日が終わりました。


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最近気づいた。
アフリカを女一人で旅してるのは、かなりレアケースだって事…



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