世界一周折り返し地点!ベトナム戦争証跡博物館と会いたかった人【世界一周23ヵ国目ベトナム】

2018年6月7日



本日の朝は、ベトナム名物「バインミー」で始まりました。

これおいしくて、2日連続!

フランスパンにはさまれてるのは、アジアンな香草に、ハム。
中に塗ってあるのは、たっぷりのバターとレバーペースト!

まさか、アジアでレバーペーストが塗られているパンを食べるとは…


上のがレバー

毎日これでも文句言わないぐらいおいしい!

ベトナム来たら皆さんもぜひ食べてみてください!



さて今日は、ベトナムの歴史博物館に行って、夜に人に会いたいと思います。





では、張り切って行きましょう!






行き先はベトナム戦争証跡博物館に行きました。



写真禁止じゃないのだけど、写真が残ってません。



また消えたから…



もうしょうがないです。

最近思うのですが、カメラが寿命なのかもしれません。どっかで買い替えるか…




それはさておき…

ここはベトナム戦争についての、展示を行ってる博物館となります。



ベトナム戦争は、ベトナムを南北に分断し、社会主義と資本主義がぶつかった戦争です。



時は冷戦時代、ソ連とアメリカが、お互いにらみ合っていました。相手側をやっつけたいけど、お互い自国同士で戦争すると、核を持っているため、多大な犠牲が出るというのが、わかっていて戦争することができませんでした。



その為、犠牲になったのがベトナムと言ってもいいでしょう。
いわゆる代理戦争です。

ベトナム戦争はどんな人でも何となくは知ってるはず、なぜこんなに世間の知名度が高かったのか。





これは多くはマスメディアの発展にあります。

この博物館に展示されているものの多くは写真

今でこそ、戦場カメラマンが知名度をえてます。それが始まったのが、このベトナム戦争と言っていいでしょう。

彼らが命懸けで撮った写真たち、これが世論を動かしました。


この博物館に飾られているのは、どれも戦場のリアルな写真です。


銃を茎つけられ捕虜にされている人々、血を流して死んでいる人々、「父親を撃たないで」と兵士に懇願してる女性…


今までは知ることがなかった戦争、それ真実が目の前に突き付けられたのが、この戦争でした。




この戦争、アメリカは相当手を焼きました。なぜなら、ベトナム人によるゲリラ活動が繰り広げられていたからです。

例えば、農村に行っても、どちらが味方で、どちらが敵のベトナム人か見分けがつかないのです。

その為、米兵も多くの死傷者を出しました。

そしてそれが、最悪の結果を生むのです。




枯葉剤の散布

これは、林の中に隠れているゲリラをあぶりだす為に、行われたことでした。

草木を枯らして、隠れるところをなくしてしまう。

しかし、その枯葉剤が敵味方共に、多くの後遺症を残すことになるのです。




枯葉剤には高濃度のダイオキシンが含まれていて、環境だけではなく、人体にも悪影響を及ぼすものでした。

枯葉剤により、400万人のベトナム人が影響を受けたと言われています。

この枯葉剤による影響は恐ろしいものでした。


被曝者たちの脱毛、身体のしびれ、発育不良、最終的には歩くのも困難になる人もいました。


何より恐ろしいのは、本人だけでなく、その子供たちにも影響がありました。
死産、もともと目がない、手足がないなどの奇形児、双子ですががつな身体が繋がったまま生まれた兄弟…

ここには、その枯葉剤の被害者の写真もありますが、どれも痛ましいものばかりでした。
恐ろしいのが、それが3世代目が生きている、現代にまで影響を及ぼしているということです。
未だに、身体に障害思った子供が生まれることがあります。





こうして起こった、戦争の悲惨さそれを知った人々は、世界で反戦運動を行います。
アメリカ国内でも「この戦いは本当に正しいのか?」という疑問を抱くことになります。

そして、激しい反戦運動がおこった世論に押され、アメリカ軍は兵を撤退させることとなるのです…




そんな当時の人たちが目の当たりにした、戦争の真実が見れるのがこの博物館です。

時には、目をそむけたくなる写真が沢山あります。
しかし、戦争を知らない世代である私たちが、ここを目にするのは大変意義があることだと思います。

「戦争」とは、本当はどんなものなのか…

皆さんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?




博物館を見終わった後は、ベトナム来てフォーを食べていないので、近くにある有名なフォー屋さんに行く事にしました。




価格は70,000ドン!

因みに70,000ドン
というのがいくらかと言いますと、350円ぐらい。



7万と聞くと、大部分大金かな?とか思うけど、全然小額。



因みに、10円が2,000ドンです。


お分かりになりますでしょうか。
ベトナムも丸の数と実際の金額がおかしい国の一つ。



てか、今までで一番スゴイ!

これがいかに大変か…

一番最初、ATMでお金をおろすとき、手数料がかかるから、なるだけ使う分をきっちり下ろそうと思って、100,000ドン下ろしました。


この100,000ドン、日本円にすると大体500円…

いくら物価の安い東南アジアでも、1日も過ごせません…

ご飯を食べた後、再びATMに駆け込む羽目になりました…


おつりで渡される時も、0が多すぎていくら返ってきたかか全然わからない…

気づかず内にお金ちょろまかされてるかもしれません…w


唯一良いのは、


なんだか大金持ちになった気がする…

大間違いの錯覚だけです。

早くベトナム政府が、マルを1個切り捨ててくれることを願います。

そして、辺りをふらふらして、激甘のベトナムコーヒーを飲んでのんびりしました。






そして夜。

この日記を継続して読んでくださっている方は分かると思いますが、私は去年トマティーナに出ました。

その時の記事はこちら



その時出会ったハットリさんが、ベトナムで働いていたので会いに来たのです。

もうベトナムのホーチミンには、このために来たようなもんだからねw



そう、これで東を目指すのは最後…

明日、中国へ飛んだら、あとは西へ行くのみです。

期間的にも、ちょうど半分の10ヵ月に差し掛かろうとしています。



ここで、最初のころに出会った人に会えるのは、とっても感慨深いです。

懐かしいトマティーナのこと話してて

「もうこんなところまで来たんだ…」


って


スペインであったかい家族と会って、



北欧であまりの物価の高さにやつれて、



スペインでワークアウェーして苦手だった子供を克服して、



モロッコでプロポーズされて、



ナミビアでレンタカーを運転して、



ザンビアでラクロスを教えて、



タンザニアで強盗に遭って…



書き出すときりがないw

けど、山あり谷ありでもここまで来たんだ。


ちょっと浸ってしまいますね。

この日はおいしいベトナム料理のお店に連れて行ってもらいました。


どの料理もとってもおいしかったです!

お忙しい中ありがとうございます!

さて、明日はついにアジアの大国中国に行きますよー‼



それでは本日はここまで~


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