モンゴル最古の寺院「エルデネ・ゾー」とモンゴル帝国のお話【世界一周25ヵ国目モンゴル】
ここ1日しかいない予定なのに!
もう、諦めて、午前中はぼーっとしてました。
すると、午後に雨が止みました!
待ってました!
カラコルムに来たら、どうしても行きたいところがあったので、そこだけでもいいので今日行く事にしました。
オーナーのガヤさんにATMに行くついでに送ってもらいました。
肉を餃子のような皮で包んでいます。
肉と言ってもひき肉では無く、サイコロステーキのようなものです。
野菜は玉ねぎしかなく、味も塩だけです。
モンゴル人は、スパイなるものを一切使わないのです。
なので、肉本来の味と言いますか…
モンゴル人は、スパイなるものを一切使わないのです。
なので、肉本来の味と言いますか…
相変わらず、羊くさいのですが、慣れて来たのか、食べれるようになって来ました。
それから、遺跡へ行きました。
遺跡も青空に照らされ、かなり綺麗です。
そう、これが今日行く遺跡「カラコルム遺跡」です。
カラコルムはモンゴルの最初の首都。
そういえば、チンギス・ハンの話をまだしてないので、その話をしようと思います。
遺跡にはほぼ関係ないので、飛ばして頂いても結構です。
そう、私の趣味ですww
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「チンギス・ハン」これは後に付けられた名前で、本名を「テムジン」と言います。
彼は今までバラバラだった、モンゴルの遊牧民をまとめ、初めてモンゴルに国を作りました。
なので、モンゴルでは、建国の祖として、崇められております。
もう、彼なしでは、モンゴルを語れないと言っていいでしょう。
そして、人類の歴史上、1番大きな国「モンゴル帝国」を作り上げたのが、彼です。
ユーラシア大陸の、半分はあろうかと言う広さ!
歴史上、これ以上の大帝国作り上げた人いませんからね!
じゃあ、何がこの遊牧民達最強だったのか?
1番すごいのが、遠征の能力ですね。
彼らは遠征の時、1人につき馬を5、6頭率いて行きます。
そして、一頭が疲れたら乗り換え、疲れたら、乗り換えをしながら進むんですね。
その行軍能力、1日70キロと言われています。
古代ローマ人の行軍能力が、一日20キロぐらい…
古代ローマ人の行軍能力が、一日20キロぐらい…
いや、もちろんそのやり方もすごいのですが、乗る人の能力もハンパ無いのです。
普通クタクタになりますから!
そして、疲れた馬は解体!
肉は食用に、皮は衣服にしてたのです。
もう、彼らを止める事が出来る民族は、その時代他にいなかったでしょう。
もちろん、チンギス・ハンの政治手腕も優秀でした。
例えばモンゴルには、もちろん城なんてありません。
みんなゲルに住んでますから。
みんなゲルに住んでますから。
だから、モンゴル人は城攻めは苦手なんです。
そこで、チンギス・ハンは中国人達の力を借り、投石器や、爆薬を使い城を落としたと言います。
ここからも分かる通り、チンギス・ハンの政治は基本的に寛容政策。
降伏した国などには、寛大な措置を取っていました。
そして、宗教や習慣などを尊重し、自らも積極的に取り入れました。
なので、当時のカラコルムには、イスラムのモスクがあったと言われています。
街と言っても、建物はいくつかの寺院を除いて何もありません。
だって、ゲルに住んでいたのですものw
カラコルム自体は、近くに川もあり、西とも交易がしやすかったことから、この地が選ばれたそうです。
中には、ド派手な仏様たちが収められています。
遺跡以外にも寺院があります。
中にはお坊さんたちがいて、モンゴル人たちにお祓いみたいなことをしていました。
ここの目の前にあった、お土産物屋の数珠がすごくかわいかったので、のっけておきます。
個人的にはチベット仏教系の数珠はとてもかわいいと思う。
出口に行くとモンゴルのかわいい子供が、モンゴルの衣装を着ていたので激写!
衣装に着られている姿が、マジでかわいい♥
ここは、日本が援助して建てた博物館です。
ここらは日本の研究チームが発掘してるようですね。
なので、一部の展示が日本語になっています。頑張って全部英語を読む必要がらないので、楽です。
すべての用事が済んで、歩いて帰りました。
宿の前でふと
このまま帰るのもなぁ…
牛がこっちを見て、バッタがキチキチ鳴く中をひたすら歩きました。
ちなみにモンゴルは緯度が日本より高いので、21時ぐらいまで、余裕で太陽出てます。
そして、到着!
これは、ここがカラコルム首都である事、そして首都の長い発展を願って置かれたものです。
ここの他にも、カラコルム内に何箇所か存在します。
今回は全部は回れませんが、まあ一個見れただけ良いでしょう
とっても満足して帰りました。
時間があれば、もう少しカラコルムに居たかったのですが…
用があって、明日はウランバートルに戻らなければなりません。
とりあえず、明日は川ぐらい見に行こうと思います。
旅メモ
エルデネ・ゾー
入場料 3000トゥグルグ
カラコルム博物館
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