デカい!広い!紫禁城はハンパない大きさだった!【世界一周24ヵ国目中国】

2018610



今日は午前中に宿を変えて、そのあと紫禁城に向かいました。

北京は日本から近いので、あまり本気で観光する気はありません。

ただ紫禁城と、万里の長城だけは見たいので、それだけには行きます。


宿から紫禁城は近いので、気分的にはお散歩感覚♪


宿からは、歩いて10分ぐらいで着く


はずでしたが、
柵や回り道が多くて全然真っ直ぐ進めないし、
セキュリティチェックも多くて、

目の前に見えるのに、延々着かないマジック…



こんな感じで柵だらけ


結局着くまでに、30分ぐらいかかりました。




大分時間がかかって、天安門広場へ


テレビでよく見る天安門から想像して、小さいと思ってたのですが、実際の天安門は想像よりとても大きかったです。



人と比較すれば、一目瞭然でしょう。


そして、ここ天安門前は、あの天安門事件の舞台となります。



天安門事件はいくつかあります。(日本が原因なのも含め)

今回は、比較的新しく規模も大きい六四天安門事件について触れたいと思います。

東南アジアに続いて、血生臭い事件です。



毛沢東が亡くなり、共産主義となった中国。

そんな1989年、ここ天安門前を学生たちが占拠しました。


彼らは、政治革命を進めていた胡耀邦元総書記が死んだのをキッカケに、天安門に集まりました。
彼らは、胡耀邦が望んだ政治革命「言論の自由」を訴えたのだ。

この広い天安門広場には、万人を越す人々が集まった。

彼らは、ハンガーストライキまで行った、断食により多く学生達が倒れたがそれでも政府は動かなかった。



そして、そんな彼らの声に政府は非情な返答をするのだ。


63日夜中、政府は学生達に向けて無差別発砲を行った。

戦車まで動員したこの鎮圧は、凄惨を極めた。
調べれば写真が出てくるので、見てみるといいと思う。

学生達も、まさか撃ってくるとは思わなかったのだろう


粛清は4日未明まで続いた…


中国公式の発表では、この事件の死者は319人となっているが、実際のところわかっていない。
中国の報道規制によって、正確な数字がわからないのだ。


その数は説によって様々で、数百人とも数万人とも言われている。
いずれにしても、この広い天安門を埋め尽くすほど人がいたのだから、並大抵の数ではないだろう。




恐ろしい事に、この事件は中国国内ではなかったことになっている。
中国の検索エンジンでは、天安門に関する事を調べようとすると、接続不可となる。



海外メディアが、国内の衛星放送で天安門事件を報じると、突如放送中止になるなどの規制がされている。

なので、天安門事件以降に生まれた子達は、実際に知らない子達も多いそうです。



おそらく、天安門広場に来る前の異様に柵や回り道が多いのも、天安門事件の再来を避ける為でしょう。



中国に来てメディア規制は思ったより大変だと感じました。

有料のVPN使ってるのに、しょっちゅうキレるし、時には全然接続できない事があってイライラする事も


ブログも写真を上げるのに骨が折れるので、早々に諦めました。

やはり中国は深い闇があります。






この中国、何十億人を騙してるのだから、共産党も大したモノです。


やー書きたかったこと書けて、スッキリした♪


じゃあ、毛沢東さんの肖像画の下を通って、中に入りたいと思います。



ここが入り口。



この門の右側でチケットを買います。
その時パスポートを渡すのですが、パスポートがチケット代わりとなります。



「紫禁城」、別名「故宮」と言います。

ここは、明から清の時代にかけて使われたお城です。
清は中国最後の皇帝、宣統帝が退位するまで、およそ300年間中国を統治していました。



中には故宮博物館があります。名前だけなら聞いたことあるかと…
中というより、廷内自体が巨大な博物館で、いくつもの小さな館の中に、沢山の収蔵品があります。

因みに、台湾にも故宮博物館はあります。
実は、起源的には北京の物と同じで、あれは蒋介石が政治抗争に敗れて、台湾に逃げる時、この故宮の財宝の1/4およそ70万点を持って逃げたのです。

選りすぐって、持ち逃げしたので、もちろん北京の方も収蔵品はいいのですが、台湾の故宮の方もかなりいい収蔵品を持っています。

そして、ここが「ラストエンペラー」のロケ地でもある「太和殿」。


分かるかな、人が豆粒のようなのが…

この広場、とんでもなく大きいのですね。

ここに官史達がずらっと並ぶシーンがあるのですが、実際に見てみるととんでもないが数の人が並んでたことが分かります。

太和殿は中国最大の木造建築でもあります。


流石首都!あまりのスケールの大きさにびっくりです。

これは別の建物やはりでかい…

途中でアイスを食べて一休み…


本当に最初は出来心のお散歩だったのですが…

実は紫禁城は、面積約72平方メートル、およそ東京ドーム15個分に相当する広大な宮殿です。


そんな、巨大な城が散歩になんてなるはずがない!

午後から観光したのですが、とてもそんなのではすべて回り切れません…

一番最後の塔の上から見た景色…遠くにかすんで見えるのが、おそらく天安門…

あそこまで、1km以上はあるでしょう
流石大国中国…スケール大きすぎるよ…

一番端を確認してから少し戻って、中を改めて観光…




小さい建物がいくつかあり、その中はテーマごとの展示物があります。


お勧めは「珍宝館」なのですが、10元と別料金を払わなければいけませんが、行く価値があると思うので、余裕のある方はぜひ!





お散歩がとんでもないハイキングになってしまった為、終わったのは5時ぐらいでした…

お腹が減ったのでジャージャー麺。これは北京が発祥の食べ物。


宿に帰り、とってもかわいいパンダビアーを飲んで


晩御飯は軽めに「煎餅」というこれまた北京の食べ物。



薄い板状のクレープのような生地を焼いて、中に卵、ソーセージ、野菜を入れて食べる。スナックのような食べ物です。




実はここには朝も食べに来てて、おっちゃんに「またお前かぁ」的なことを言われました。

だって、安いし、おいしかったのだもん!


朝の時食べた「煎餅」


おじちゃんもあきれつつも、ニコニコしながら私の晩御飯を作ってくれましたw


明日は、もう一つの目的地「万里の長城」に行きます!
それでは~

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