道教発祥の地！世界遺産、青城山と都江堰に行ってみた【世界一周24ヵ国目中国】

2018年6月30日

今日もピンと一緒に成都をふらふらしに行きます。

本日は少し遠出して、世界遺産の青城山と都江堰を見に行きたいと思っています。

ミセスパンダで待ち合わせ。

一緒に朝ごはん食べたけど、昨日の火鍋が胃に残っていて、頑張って食べたけど、ほとんど食べれなかった。

胃がもたれてるのか、わからないけど、なんだか重苦しかった。

火鍋によるボディブローがじわじわ効いてるみたいです…ｗ

そして、出発！
ミセスパンダのすぐ隣の新南門バスターミナルでバスに乗って、まず青城山に向かいました。

そして、青城山駅前に着いて、そこからさらに乗り換えします。

乗り換えの時に中国人の子と仲良くなったので、ここから彼と3人で青城山に行く事になりました。

彼の名前はジョーくん。
彼は杭州市出身で、高校最後のお休みに成都周辺を旅しに来たみたいです。
私が高校の時は、国内を旅行しようとは思わなんだけどなぁ…

最近の子はすごいなｗ


バスを降りて、さらに少し歩いて到着！

青城山は都江堰とセットで世界遺産に登録されています。

ここは、中国三大宗教の一つ「道教」の発祥の地です。

創始者である張陵は、晩年青城山に入り、道を開いたと言われています。

道教は「神仙思想」です。日本人の分かりやすいイメージだと、仙人！

「修業をして、不老不死の霊薬を作り、仙人になるのを目標とする」それが、神仙思想です。

皆さんこのマークは見たことありますよね？

これは、道教における「太極図」のマークで、「陰陽」を表しています。

道教は、日本に宗教としては入ってきていないです。

しかし、あの陰陽師の「陰陽五行説」これの元となったのが、道教なのです。

霧が立ち込める池を回ると、ロープウェイがあります。

私たちは都江堰に行きたいので、行きだけロープウェイを使いました。

けど、結果都江堰に行く事はできませんでした。

降りてからさらに1時間半ほど登ります。

道士のカッコをしたおじいさん・おばあさんたちが沢山！

どこの国でもやることは変わりませんねー

大量の南京錠

中国13億人分の愛を受け止めているせいか、柵が崩壊しそうです…

うまい棒のようなお線香！

中国人の欲深さが、太さに現れているのか…

願いを十個ぐらい軽くかなえてくれそうです…

山頂に築かれている「老君閣」

大分曇ってる…

少し下山して「朝陽洞」

ここは蒋介石が逃げ隠れていたそうです。

その前で、お昼ご飯！

涼面

ジョーくんからプラム貰った

下山の途中での写真

途中から晴れてきた！

結局時間がかかり過ぎて、3時になってしまった…w

そこでジョーくんとお別れして、私たちは急いで、都江堰に向かいました。

都江堰は、6時に閉まります。

私たちが付いた時点で、閉館1時間半前ぐらい。

なので、今回は行くのをあきらめて、そこら辺をふらふらしました。

南橋

遠くから都江堰を眺める。

ここは三国志がらみの世界遺産なので、また今度本読んだら来よう。

歩いているとコレがありました！

成都名物「三大炮」！

簡単に言うとただのきな粉餅に、黒蜜をかけたのですが、その独特のパフォーマンスが面白いのですね！

一個作ってもらったので、こちらの動画をご覧ください！

おじさんの声がとても大きくて、びっくりしましたが、何気に手袋するところに、心遣いを感じます。

餅は美味しく頂きました！

ここも昨日行った街並みと変わらず、古いふりをした新しい街という感じ！

中国人って、古いもの嫌いなのかな…

何につけても、新しい建物がとても多い

中国に日本のわびさび的な物を、求めること自体が無駄なのかもしれないけど…

相方曰く、都江堰の夜景がきれい！

コレ↓

都江堰の夜景

ということで、本日は都江堰周辺で晩御飯を食べることにしました。

キノコのスープと塩豚炒め

右の元となったのは

コイツです

軒先にぶら下がってる系です。

見た目はアレですが、一番のお気に入り料理

野菜と～炒め

～の部分は

ザリガニです

スウェーデン以来のザリガニ！

中華の手に掛かれば、何でも辛くて旨くなります。

～のはピーナッツ炒め

～の部分は

カエル…

ではなくて、鳥です。

四川名物の鳥のピーナッツ炒めは、安定のおいしさを誇っています！

お供には、中国のおじさんがこよなく愛する、中国版ウォッカともいえる白酒バイチュウ‼

アルコール度数は50％オーバー！

ピンも私もお酒好きなので、2本軽く空けました！

中国人のツワモノともなるとポリタンクで持ってきて、飲む人もいるそうです。

恐ろしい…

そして、遂に夜景の時間に…

…

ちょっとネットの写真盛り過ぎと違う？笑

中国の田舎で山をカラフルにしようとして、ペンキを塗ってしまった事件を思い出したｗ

インスタ映え良くしようとして、背伸びしてしまったパターンかもしれない…

時刻は21時。

まあこれはこれでいい思い出だと、二人で言って帰りました。

帰りはバスが終わってしまったので、帰りは電車を使って帰ります。

駅キレイだなぁ…

と思ってたら、近くで子供がホームでオシッコをしていた。

流石チャイナ…

けど、中国でこう言う光景を見たのはこれが初めて。

思ったより私の中で、今中国の評価は上がっている。

そして、電車が到着。

えっ、これ中身新幹線みたいじゃん！

ちょっと新幹線を幅広にしたぐらいで、中身はほぼ新幹線。

てか、キレイ！

ここに来て中国にまたびっくり！

一昔前の最悪なイメージとは、全然違う…

中国なんて、汚くて、五月蠅くて…
最悪なインド張りのイメージだったけど、知らないうちにこんなに発展していたのね…

そりゃ日本なんて、とっくのとうにGDP抜かされてしまうわ！


改めて、隣国の脅威を感じながら、本日は家路に着きました…

旅メモ

青城山 新南門バスターミナルより
25元

所要2時間

青城駅前から青城山入口まで5元

青城山　入場券 90元

ロープウェイ 35元

青城山から都江堰までバス　2元

都江堰から犀浦まで電車　10元

終電は22:16だが、一本前の21時代に乗らないと帰りのメトロがなくなる
犀浦からは私たちはタクシーを使いました

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