バレンシア〜マドリッドへ 鉄道で行く【世界一周2カ国目スペイン】

トマティーナから一夜明けて、私たちはトマティーナメンバーと別れて、スペインの首都マドリッドへ向かう事になった。

本当はこのまま北欧ジャンプの予定だったのだが、シェアハウスに住んでいるスペイン人が故郷に帰ってるという。それを訪ねる事になった。


旅の相方はシェアハウスで一緒だったジュンちゃん。
バレンシアノルドまでタクシー。チケットを買い、そこでちあきちゃんとお別れ。
1番安いチケットが、27€で14:50発の22:40着の鈍行。


まだ時間があるので、
カフェでお茶、その後スペインでNO.1を取ったというジェラート屋のチョコアイスとバナナアイスを食べて、夕食をサブウェイで買ってから乗車。


バニラが濃厚でおいしかった


それから、ゆっくり鉄道旅。

隣に座っているのは、おばあちゃんとその兄妹で2人ではしゃぎあっていて、とても仲が良さそうだった。

そして、時折東洋人2人組が珍しいのかこっちを見てくる。

私が外の写真を撮っていると、後ろの座席から「私もとって」と目で訴えてきたので、一枚パシャリ



とった後に見せてあげて、

"Buena foto.いい写真"

と言うと、3人で笑ってくれた


彼女達が降りるギリギリになって、折り紙を持ってきたのを思い出した。

急いで折って、降りる直前の女の子に渡してあげた。


照れながら、"Gracias ありがとう"お礼を言ってくれた。

その後私が席に戻るとホームから最高の笑顔で手を振ってくれた。

やってよかったし、とても幸せな気分になった。





移動中の海外の景色って好きだ。
いや、木も家も殆ど何もないんだけど!何もないという、贅沢がある。

無い物ねだりかな笑


時折、向日葵畑が見える。今はみんな首をたれているが、きっと少し前の時期には満開だったんだと思う。

夏に来るのもいいなぁ…と思った。




そうこうしてるうちに空の色が変化していって、オレンジ色に空が染まっていった。
私たちの乗ったRenfe の車両は窓から窓の感覚が狭く非常に大きい為、座ってても両方の窓の景色がよく見える。



空がオレンジから赤に変化して、両方の車窓の景色も赤く染まった。
日本みたいに地面が木に覆われておらず、建物もほとんどないので、右の地平線から左の地平線まで見ることができる。
両方に見える車窓の上半分が、真っ赤に染まった空だ。

まるで電車が空に浮いて、夕焼け空を夜に向かって走っていくようで、とても幻想的だった。

初めてこんな素敵な夕焼けを見た。



安いので夜行バスばかり乗り継いでたので、夜行バスから見る朝日がいいなと思っていた。

けど、こんな素敵な景色が見れるなら、鉄道もいいと思った。

途中で乗り換えて、マドリッドについたのは23時過ぎだった。




大学時代、スペイン語学科だったので、飽きる程話は聞かされてきたマドリッド。



今回は通過で午前中までしかいないが、次来た時は周辺都市を含めゆっくり回ろうと思う。
どんな街なんだろうなぁ

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