モトコロンから、レソトの首都マセルへ【世界一周14ヵ国目レソト】

2018.1.11


今日は、モトコロンからレソトの首都、マセルへの移動。

乗り合いバスの発車場所は、この村に唯一ある文化的景観、「Shoprite 」の前。
宿の人曰く、8時に出るそうです。


今日で、元旦にもらった「エマージェンシーブランケット」は最後。この宿に置いていきます。

さようなら…

今度はマセルで毛布を買って、敷布団がわりにする予定です!


「GROW」から、乗り場までは1キロちょっと。


時刻は7時、昨日は「大した距離じゃないし、歩こう!」と息巻いていましたが…


標高2000オーバー×25kgの荷物では、やっぱりダメでした。
最初の20mの坂を登ろうとしたところで、その先にタクシーが、クラクションを鳴らしています。




「いくら?」




「7ランドだ!」




「よし乗ろう!」

いつから私の意思はこんなに弱くなったのでしょう?ヨーロッパの頃はもう少し頑張ってたのになw



バスの入り口で、マセルまでのチケットを128ランドで買います。座席を確保し、外に出ました。

昨日食べ逃した、屋台飯を食べようと思いましたが、開いておらず…
代わりに、次から次へと物売りの人がやって来ます。





あの美味しいドーナツを探したのですが、朝早すぎて売ってませんでした。

代わりに、バナナ(4ランド)とソーセージ(6ランド)を買いました。



この乗り合いバスですが、いつものハイエース的なものではなく、かなり大型バスです。

「まあ、いっぱいになるまで発車しないでしょう!」と思ってタカをくくってたら、意外にも8時の定刻発車。



しかも、満員になってない。


まじか、レソトここだけ田舎感がないよ!



とか思ってたら、途中で次々と人を乗せていく…


そして、次の町、Mapholanengで遂にこの状態に…




やっぱレソトは田舎でした。


この街では、ステキな毛布スタイルの方々がたくさん乗って来ました。








隣におばさまが座りましたが、手荷物はちっちゃいバックと大きい毛布!

毛布の重要性が、うかがい知れます。



町では、みんな窓から手を伸ばし、物売りのおばちゃんから、物を買っていきます。


私もマネして購入…

念願のモチモチドーナツ♪1ランド






美味しいけど、サニパスゲートのおばちゃんのが、今の所No.1だな。
あれの方が甘みがあった。




そして、バスは高地へ向かいました。
私は、寝た…


というより、例の如く、高地の為、意識を失うようにして寝ました。

寝ぼけていて、よく覚えてないのですが、起きた時の看板に3000m以上の数字が刻まれてました。





そりゃ眠いわ…



相変わらずの絶景…

さっきの町で乗って来たステキな毛布軍団は、目出し帽&毛布スタイルの男の子のお迎えで、降りていきました。



そして、しばらくして何もない所に、バスが止まりました。
みんな一斉にゴソゴソし始めます。
トイレタイムです。


女の人達は、毛布を腰に巻いて草むらへと向かいます。
ザンビアでは同じ状況でチテンゲを巻いて、行くそうです。


彼らにとって、毛布はチテンゲ同様、なんでも使える便利布のようです。



そういえば、昨日抱っこ紐に毛布を使ってたな。


ただ、巻かれてる子の顔が出てなくて、窒息しないか心配だった…笑


まあ、「ザンビアのチテンゲ」、「レソトの毛布」という所でしょうか。



私は今日は、あろう事かデニムの為、我慢しました。
ただでさえ、注目集めるからね…笑


水は飲まなければ、トイレ行く必要はないので。


「男子はラクでいいよなー」と、心底思います。




途中のButha-Butheでも停車。時刻は13:30お腹が減ったので、何か買おうと思います。


まずはプラム!







こんなに入って、5ランド。
そして、おばちゃんが持ってた、謎の揚げ物を買ってみる事に。



聞いてみると魚らしいです。


「塩と、キニガかける?




キニガ?なにそれ?



試しに頼んでみると、塩の後に醤油のようなソースをかけ始めました。
「ソイソース?」と聞くと、違うと言ってました。

味は、ちょっとすっぱめのブルドックソースみたいな味で、美味しかったです。




余談だけど、こういうバス旅の時、よく遭遇するのが、窓からペットボトルやビニール袋をポイ捨てする姿だ。


私もお昼を食べ終わった時、隣のおばちゃんにビニール袋を「窓から捨てなさい」とジェスチャーされた。




けど、断ってカバンにしまった。

彼らに、これが当たり前と思って欲しくないからだ。



まあ、100歩譲って、バナナの皮とか、リンゴの芯とかはいいとしよう。



レソトなんて、美しい景観がウリだ。それを汚すなんて、もったいなすぎる。



けど、彼らは今生きるのに必死だから、気にはかけないだろう。


後悔するのは数十年先だ。



まあ、私の一人の行動が、人の行動に大きな影響を与えるなんて、少しも思ってない。

けど、捨てる-1より、ゴミを持って帰る+0.00001の方が良いのではないかと思っている。



それに、私が彼らが初めて会う日本人かもしれない。
その日本人に悪い印象は持って欲しくない。

他の人がどういう感じで旅してるか知らないが、私はそれが旅する人のマナーだと思っている。


まあ、たまに忘れて、カバンからよくわからないゴミが出現したりするが笑





そして、長い旅の末17:00にマセル到着!



結局9時間バスに乗ってました。
疲れたー

とりあえず、Wi-Fiをここでゲット。


ここの隣のファーストフード近くにあります。






宿は大体二択のようです。Maseru Backpackers 」か「Anglican centreそこまで調べた所で、だいぶ我慢したトイレを探して右往左往。


街のKFCに行くも、トイレが壊れてたし、Wi-Fiもない。



そして、人から聞いてようやく見つけたトイレ‼︎
みなさん、マセルでトイレ行きたいならここですよ!





一度カフェで落ち着いて、アイスを食べて、それから、今日の宿を決定!


こんなにいっぱい入って17ランド!




結局「Maseru Backpackers 」にしました。

町外れで、スーパーがないので、先に買い出しへ





歩いてると、小さい子が私に向かって「ヘイ、ボーイ」と言ってくる




そして、タクシーのあんちゃんも「ヘイ、マン」と言ってくる



極め付けは、スーパーどこにあるか聞いた教えてくれた、優しいおじさんにも男の子と間違われる。

たしかに、デニムにTシャツだし、髪帽子にしまってるから、刈り上げてる部分しか見えないし、アフリカ女性より出てるとこでてないけど




女です!

近くで見てこんなに間違われるなら、昨日の露出狂も遠目から見たら、勘違いするわけだわ


明日はワンピースにしようかな…泣




悲しくなりながら、食材を買い。
タクシーを止め(ちなみにこのお兄さんも、私を男と思ってた)宿に向かいました。(20ランド)



着いたら、今日はドミがいっぱい



まさかのテント泊に



あぁ、なんで宿に「エマージェンシーブランケット」を置いて来てしまってのだろう…泣

こういう物って、手放した時こそ、必要な時が訪れるんですよね。
覚悟を決めて、硬い地面で寝る事にしました。



おまけ

バスの下の荷台の中から、出てきたもの…









羊。。。



今日のお宿 Maseru backpackers 



テント泊 100ランド


シャワー&水圧 ★★☆☆☆
限りなく水近い、温水シャワー…
清潔さ★★★☆☆
普通、キッチンはキレイだった。
Wi-Fi ★★★☆☆
レセプションの近くなら使えます。速度はまあまあ
コスパ ★★★☆☆

軍隊の人とかもよく使うので、満室になる事もあります。中心地からはちょっと遠いです。周りに何もないので、自炊したいときは街で何か買ってから行きましょう。


タクシーの運転手には、「Lesotho Durham Link」と言うと伝わります。

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レソトの人は殆どの人が帽子をかぶっている。他の国では見ないぐらい!
ソトハットの名残なのかな…
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