モザンビークで唯一の世界遺産!モザンビーク島観光!【世界一周16ヵ国目モザンビーク】



2018年2月1日


ただ今、モザンビーク島に滞在中。



ここは島全体が、世界遺産になっています。
モザンビークで世界遺産は、唯一ここだけです。



この島はかつて、首都が置かれ、ヨーロッパ~アジアの交易で栄えた都市です。
その為、ヨーロッパ、アラブ、インドの文化が混在していて、その文化的価値が評価されて、世界遺産になっています。



今は昔の活気は無く、古い壊れかけのヨーロッパ風の建物がなんとも言えない味を出しております。




そんなモザンビーク島、今日は真面目に観光しようと思います。

と思いきや、近くの海の潮が引いていて、地元の人が何か拾っていました。



海鮮大好きな私は、気になってしょうがない。
というわけでは、先に海鮮ハンティングに行く事に。




海がとてもきれいで、歩く途中も魚がチラホラ!

そして、あるものが大量に落ちてます。


ウニ



食べれない大きさだけど、気をつけないと足に刺さりそうなほどいる。

うに




草に隠れて見にくいけど、うに







時々バキッって音がして、ウニ踏んづけたか、ハラハラしながら歩きました。


キーンのサンダル履いてくれば良かったな…

ウニにドキドキしながら、何か拾ってるおばちゃんの所に到着。



靴下を手に巻いて
何やら、地面の物を引っこ抜いてます。




貝だ!


なんだか、トゲトゲしてて、平べったい見たことない形のやつ。

これが、口を砂からだした形で埋まってて、おばちゃんはそれを引っこ抜いていたようです。



時々足元から聞こえてた、「バキッ」って音。それもコイツのようです。

食べ方説明されたけど、加工がめんどくさそうだったので、晩御飯のオカズは別のにしようと思って、他の人の元へ。


桟橋の方へ行くと橋の下




ウニだらけ


何これ?トーフに続き、海鮮パラダイス再び?



明日ウニ拾いに来よう!

そう固く誓いました。



桟橋の下では、子供たちが海鮮集め。




一人の子が桟橋の下にあったのとは違う、バフンウニみたいなのを持ってました。



そんなのどこにもなかったけど、どこで手に入れたんだろう?

彼らは魚やカニを捕まえていて「売るよ!」と言ってたけど、子供のだから捕まえるのも小さい。



ちびっこサイズ


残念ながら、見て楽しむだけ


子供と色々話してると、大人が大きな袋を持ってやって来ました!



持ってたのは…




カニ!

まあ、立派なカニだ事!



「おいくら?」

と聞いたら、キロで50メティカル(90円)

マジで!キロだよ?


もう、即決して、買う事に!

今日は蟹パスタだな。



全部くれようとしたけど、キロもいらないし、彼らのご飯のタネを全て奪うのはかわいそう…
ので、大きいのを含めて、5匹もらいました。

どれを貰うか、選んでる間に逃げようとするカニ達。




逃げ惑うカニをみんなで抑えながら、持ってた、プラスチックに生きたままのカニを貰いました。


5匹も食べられないので、1匹は子供達にあげました。

そして、そのまま宿に帰りました。







カニ…






どうすればいいんだ…


魚は日本で捌く練習して来たけど、カニは想定外だった。

とりあえず、生きたまま冷蔵庫に入れるわけにもいけないので、茹でる事に。


ボールに水を張って、塩を入れて、ボールを振って砂を落として!

塩を入れた熱湯で、レッツボイル‼︎


さよならカニさん

いい感じで、赤く変化したところで、引き上げ。


そのままボールに入れといて、加工は夜する事にして、今度はちゃんと観光に行きました。ようやく…

目的地に向かってふらふら歩いていきます。

モザンビーク島の町並みは、趣きがありとっても素敵です。





この廃墟感が、たまらないです!

まずはサンパウロ宮殿。ここは現在博物館となっています。




目の前にはヴァスコダ・ガマの像が立っています

入り口で100メティカル払います。あとサン・セバスチャン要塞の入場料200ランドも、ここで払いましょう。

博物館内は、英語かポルトガル語でガイドしてもらえます。
写真は禁止です。

靴を脱いで館内を回ります。修復されてるんだと思いますが、結構しっかり残ってます。こんな風に古い洋館を回れるのなかなか無いので、楽しかったです。

あと、併設の船の博物館に案内されて終了です。




博物館を出たところで、1人の男の子がついて来ます。


見た目、中学一年生ぐらいの男の子で、名前を「マジオ」と言います。

手には揚げ菓子を入れたプラスチックバケツを持っていて、それを売り歩いてる様です。

彼は何だか、ずっとついて来ました。




「他行きなさい、ガイド料は払わないよ」と言ってもついて来ます。

結局、彼はその日殆ど私の観光に、ついて来ました。



次はサン・セバスチャン要塞。





博物館でもらったチケットを渡して入ります。マジオ君はタダで入ってます。地元民だからね



中は草が多い茂っていて、まさにアフリカに置き去りにされたヨーロッパの要塞という感じです。




大砲を見つめるマジオくん

まあ、この島全体がこんな感じですが…




そして、この要塞のメイン。南半球に現存する最古のヨーロッパ建築、ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂。

とマジオくん




なかなか素敵な趣の建物。






マジオ君は要塞についてポルトガル語で簡単な説明をしてくれる。スペイン語と似てるので、何とか意味が分かる


私に付いてるなら、仕事戻った方がいいと思うのだが…



そして、要塞を出て歩いてると、イカがいっぱい入ったバケツを持った人が…


美味しそう…カニ買ってなかったら、こっち買ってたな。

その人達のおごりで、マジオ君の揚げ菓子をもらいました。


くらっ



甘くてとっても美味しかったです。

そして、モザンビーク島の学校へ。



日本人がいるらしく、案内されました。申し訳ないことに、名前は忘れてしまったのですが、JICAでモザンビーク島に勤務している方で、島観光のアドバイスを頂きました。




そういえば、マジオ君は何歳なんだろうと気になって聞いてみると、17歳だそう。
私はかなりびっくりしました。見た目13歳って言われても、違和感ないぐらいの見た目です。

その後は、像を眺めて…


ポルトガルの有名な詩人らしい

ミニショップに行って、スプライトを2本買いました。


一本はマジオ君の分。

ずっと水飲んでないんだもん…ちょっと、私だけ買うのは申し訳ないと思って。

そして、宿の前で写真を撮って彼と別れました。



とってもいい子だったなぁ。



ちょっと休んでから、お昼ゴハン。

宿の近くにある「KARIBU」というレストラン。




お魚のサラダと「Matapa de sirisiri 」これはモザンビーク島の伝統料理だそう。



モザンビーク島の伝統料理


モザンビークのピーナッツココナッツカレーにインゲンを混ぜたもの。

お魚のサラダは美味しかった!
けど、やっぱりモザンビークのピーナッツココナッツカレーは日本人には好みが分かれる味…

それから疲れて、1時間ぐらいお昼寝。

暑いんだ!モザンビーク島!

しかも、空港泊の疲れをまだ引きずってるしねw歳やな…



夕方、夕日を見に桟橋へ。

マジオ君がまたいて、バケツをみると、揚げ菓子を全て売り上げたよう。ホッとしました。

桟橋から見る夕日は幻想的でキレイ。




モザンビーク島ずっといたいな…

海鮮安いし、宿はのんびりできるし、人達は面白いし…

街も趣きがあって好き…






もうアフリカ北上やめようかな

本気でそう思った。

「ここで沈没しようぜ!」って。

なんだかわからないが、そう思った。


その日は予定通り蟹パスタだった。

身をほじって、みそを書き出して…と、加工はメンドくさかったけど、味は美味しかった…


無駄に甲羅を乗っけてみる




もう、どこにも行かなくてもよろしいのではないでしょうか?笑


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