ナンプラからシモユへ。トーフの海よ!ありがとう!モザンビークのエグイ交通事情【世界一周16ヵ国目モザンビーク】


2018年2月4日




朝2時半起き。

もうこれは早朝というより、夜と言っていいのではないでしょうか?



頭がおかしくなりそうです。


そして、テント泊だったので、テントを畳み。

3時にタクシーが来て出発。



バスターミナルに着きました。バスターミナルは昨日のチケット売り場の隣です。
優しい運転手が、荷物を持って一緒に乗るバスを探してくれました。







行き先を教えると



私の発言に首をひねる運転手!


そして、紙を見せると



「シャンガニ、No!シモユ!」


やべ、眠すぎて、行き先間違えて言ってた。
「シ」しか合ってない。

荷物係が私の荷物を持って、あまりの重さに


「追加料金だー!」

と言ってくる。



「いや、絶対嘘だ!」

そしたら、昨日の人が教えてくれるはずだ。


釈然としないながらも荷物軽量の列に並ぶ。



けど、時間が来たので、一応軽量係の人が目視確認して、許可が出たので、載せてもらいました。



払ってない人もいるから、どういう基準かは謎。


荷物係はジョークで「あいつはいいから、俺に払えよー」



って言ってくる。



「払わねー!」



と言って、しっかり荷物が載ったのを確認して、バスに乗り込んだ。



出発は3時半。

ザンビアのリビングストン行きの時と同じで、やっぱり座席表と実際の座席の位置が違った。

けど、前回は窓際席選んで、通路側だったけど、今回は窓際席はちゃんとしていたが、左右が逆だった…
まあ、窓際席だからいいか



そして、なかなか出発しない。


まあ、30分ぐらいだろう。そう思ってた。



1時間30分発車しませんでした。



私の早起き返せ!
てか、もしかしてこれは満員にならないと発車しないやつですかい?


昨日のチケットはなんだったんだ…



結局5時にバスターミナルを出発。


昨日のシャバに引き続き、なんて非効率なシステムなんだろう…



それから、寝たりなんだりして、7時ぐらいに着いた町で、窓際に来る物売りから、朝ごはん購入。

目玉焼きを挟んだサンドイッチとほんのりバナナ味のマフィン。






本当はバナナを買いたかったのですが、「一つちょうだい!」と言ったら、20本ぐらいついた房を渡されそうになって、お断りしました笑


このお兄さんが手に持ってるやつ

まあ、30メティカル(54円)ぐらいだから、買っても構わなかったんだけどね笑

その後は、9時まで休憩なし

9時のトイレ休憩は、青空トイレ



途中から、一番前のテレビで映画やPVを流し始める。
ちびっこも大人もそれに釘付け。





モザンビークの音楽で面白いのが、曲がラテンっぽいんだよね。
アフリカラテンミックスみたいな、ニュータイプの音楽。

結構、スペイン語の音楽聴いてる人も多いし。


その後は、13時半まで休憩なしというなかなかの過酷スケジュール。

そして、ちゃんとパーキング的なのについて昼休憩!



スタッフが10分の休憩です!」と言ってきます。




えっ、これだけ乗って10分だけかよ笑
結局20分休憩でした…

他の乗客もブーブーです。

とりあえず、さっさとトイレを済ませて、お昼ご飯と飲み物を購入。



売店に飲み物を買いに行ったら、


「チナか?」


と聞かれたので、


「ジャポンだ!」



と答えたら、


「日本に女が欲しい」


と言われた。もうスワジランドのナンパ率を、軽く上回ってるモザンビークのナンパ率。モザンビーク島では、投げキッスをされ、手でハートを作られるという、ラテンの国ならではの情熱的なアプローチを受けましたwもう笑っちゃったよねw

日本の皆さん、モザンビーク来るとモテモテですよー

そんな彼を軽くあしらって、バスに戻った。



バスに戻ると、バスの入り口に女の子が張り付いて、「お金ちょうだい!」と言ってくる。
言ってる意味わからなかったら気になんないんだけど、言ってる事多少わかるから困る。


なんだか、中部に来て、物乞いが増えたなぁ…

住んでる家も着ている服も、大分ボロボロだもんなぁ

バスの中でお昼。

お昼ご飯は「ご飯とチキン」








ご飯食べた後、最悪な道に差し掛かります。

ボッコボコの道がそれからずっと続きます。


クレーターのような穴がやばい…

種類は違えど、悪路具合はナミビアといい勝負。
バスの車体が震えすぎて、バスの横の鉄板が外れそうな音を立てています。



胃の中の物でるわ!



けど、今回の私は違っていた、何せあのトーフの荒波を経験したから!

ありがとう!トーフの海‼︎
あれに比べれば、ここは全然ましです!




そりゃこんな道じゃ、中部の町は発展せんわなぁ



午後からはモニターでガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシーが始まり、しばらく見てたけど、ポルトガル語だから20%も分からなくて、途中で放棄。

外を見ながらぼーっとしてたら、事件が!



通路を挟んだ反対側の席の子が通路にリバース、隣のお姉さんにかかるという事件が

まあ、いつ誰がそうなってもおかしくない道ですからね

私のすぐ後ろの席の子もそうだったけど、後ろの子は桶を持ってて、大事には至らず。



これが噂に聞く、最悪なアフリカの交通事情か…

行き飛行機にして、本当に良かった…


この道二回も頑張れないわ!




結局そのボコボコ道は7時間程続く…


モザンビーク政府関係者の皆さん。マプトに橋作ってる場合じゃないです!
中部の道を整備してください!



そして、途中の警察の検問。

いつも通りパスポートを見せろと言われる。
渡すと何故かざわつく彼ら。




あっ、眼鏡してるからか!


外して見ても何故か釈然としない彼ら。


そして、バスの外に呼び出された。



いや、今まで大丈夫だったから、不備は無いはず!


そこには上司のような人がいて、



「30$寄越しなさい!」


と、



出た!噂の腐敗警察。やっぱ中部はこんな感じなのね笑


とりあえず、納得がいかないので、



「ビザちゃんとあるでしょ!」



と言ったら、



「ビザは問題ない。ホスピタルカードがないんだ



ホスピタル?はぁ、なんのこっちゃ?


診断書?それともボディチェックの事か?



とりあえず、武器等なんも持ってないジェスチャー!



違うらしい…




そして、気づいた。



イエローカードだ!

モザンビーク人英語弱いからな、だからホスピタルカードって言ったんだ。

ページをめくってイエローカードを見せると、ようやくパスポートを返してくれた。



全く!易々と金渡すと思ったら、大間違いだからな!

もうかれこれ、移動に16時間掛かってて疲れてたので、スタッフに警察の文句を言いながら、帰った。



他の警察はいい人ばっかりだったから、そんな事なかったけど、モザンビーク中部はダメだな!



お昼休み以来、トイレ休憩すら無し。

途中で晩御飯にどうしてもバナナが食べたくなって、結局房バナナを購入!


これは5本ぐらい食べた後の写真
それでもまだある…



50メティカルに値上がってたけど、それでも100円いかないぐらい。

モザンビークで、バナナダイエットすれば良かったかな。






目の前のモニターの映画は韓国映画に変わり、それが終わると、見慣れた文字が




タイトルNINJA」

マジか笑そんな映画あるんだ笑

バリバリのアメリカ映画で、主人公のマッチョの外人が、忍びの寺の様な所に弟子入り。

師匠の娘であるヒロイン(日本人)を巡って、ライバルの日本人と勝負した結果。ライバルが卑怯な手を使い、それが原因で師匠から破門を受ける。

その後、何故かそのライバルが、ヤクザになって出てくるという、はちゃめちゃ加減。


しかも、主人公ヌンチャク使うシーンがあるし、主に剣術メイン。もう侍とか色々混同し過ぎてた。



モザンビークのちびっ子達。これは忍者じゃないよ!


その映画の途中で、ついに目的地を「シモユ」に到着!


時刻は、22時になろうかというところ。



およそ18時間と30分の移動…おつかれ様でした!

シェアでタクシーを捕まえ、200メティカルで今日の宿「pink papaya Backpackers 」まで連れて行ってもらいました。



まあ、シモユなんてところ、誰も来る訳がなく、宿は私一人貸切状態!


明日はジンバブエに移動なので、国境行きのシャバの時間を確認。




「朝6時一本だよ」

明日も頑張ろう…


今日のお宿 pink papaya backpackers 


ドミトリー 500メティカル



シャワー&水圧 ★★★☆☆
お湯でます。
清潔さ★★★★☆
キレイにはしてあります。
Wi-Fi ナシ
コスパ ★★★☆☆

ほぼ寝に行っただけなので、なんとも言えませんが…笑
ベッドは蚊帳付き。
キッチンは電気コンロ一台。湯沸かし機一つなので、簡単なものならできるかな。
ボーダー行きのバス停から近い。


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モザンビークは都心に行く程、果物が高くなる様です。
皆さん果物の購入はお早めに



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