バタフライエフェクト

自分は世界を変えられる

自分は何者かになれる

けど、本当の自分はそんなに大きくなくて

現実はとても皮肉で

すべてを諦めた大人や

なあなあにする世間に

囚われそうになるんだ

若い僕は小さいさな蝶で

その張り巡らされた蜘蛛の巣に

羽を休めたくなる

自分の現実はこんなもんかと

諦めたくなる

そんな時

それで本当に満足かい

僕は自分に問うんだ

僕たちの羽ばたきはとても小さい

世界に比べたらほんのちょっとだ

だけど、いつの日かこの小さな羽ばたきが

何処かで大きな波になって

誰かを変えられるって信じてる

だから、今一生懸命羽を動かすんだ

無駄なんて、誰にも言わせない

いつか大きなうねりが見えるはずだ

それまで僕の羽は休めないんだ