トーフでダイビング!キレイ、キレイだけど…荒波が…【世界一周16ヵ国目モザンビーク】



2018年1月26日



トーフには何をしに来たかと言いますと、


ダイビングです。


この旅での、初のダイビング!


ここトーフは、マンタが高確率で観れると有名な場所。過去は100%の確率と言われていたそうです。今はそこまででは無いそうですが


しかも、この時期はジンベイザメのシーズンともかぶっています!

大物に出会えるかも❤︎



ダイブショップは2択、Tofo scubaDiversity scuba どっちかに絞りました。

Diversity scubaダイバシティスクーバ の方は、ファティマ宿泊者は割引があると言われました。


以前は、トーフスクーバの方がそうだったんだけど



昨日のうちに、ダイバシティの方は行ってみたのですが、10:30~で1ダイブだけ』と言われました。

せっかくトーフ来たのに、2日2ダイブだけは寂しすぎる…


『2日で4ダイブ』は最低したい!



なので、そこで結論は出さず、今日朝7時トーフスクーバに行って決める事に。

そして、トーフスクーバに行くと、なんとファティマ宿泊者割引があるではないですか!


価格も、ダイバシティと同額2560メティカル、機材フルレンタル付。宿からの距離も同じで徒歩5分ぐらい。
しかも、ナイトロックスがフリーで付けられます!後々フリーじゃないことが発覚したが交渉したらフリーになった!


ナイトロックスは出国前に資格をとっておきました。

今日、2本やるって言うし、もうここにしよう!


てな訳で、トーフスクーバでダイビングする事になりました。


私は何も持って来てないので、フルレンタル。

ダイコン(ダイブコンピューター:自分のダイビングの深度や時間などを記録する道具)は貸し出すのかなと思いきや、ないみたいなです後々あることを知る…


今回はダイバー5人と、インストラクター2人で潜りに行きます。
お客の内、ナイトロックスは私を含めて3人。

私と同じナイトロックス二人組は、マイダイコン持ってました。

ダイコンぐらい買ってくれば良かったな…重くないし



レクチャーを受けるが、中々早い英語。

「ちょっと待って、ゆっくり!」って言っても早かったw

まあ、事前情報は他の人のブログ見て知ってるからいいか。


トラックにボートを引いてもらい、移動。

このボートっていうの、とっても簡素。



クルーズできたり、ノルウェーで泊まったような、いいやつではないです。

なんていうの「ちょっと丈夫なゴムボートに、船底とモーターつけて速くなったぜ!」ってぐらいのレベル。


そいつを浜と海の境界ギリギリの所で下ろして、みんなで海に向かって押します!

女子は腰の所まで来たら、男子は胸の辺りまで来たところで、ボートに飛び乗ります。
船出からかなりのワイルドさを感じます。


そして、30、40分ぐらいそのボートで移動します。
まあ、見てくれゴムボートです。
そして、トーフの海はサーファーがいるぐらいなので、波は高めです。


めっちゃ揺れます!跳ねます!吹き飛ばされそうになります!

要酔い止めです!

「念のため飲んで来てよかった~」とか思ってました。


途中、偶然にもイルカと遭遇!写真無いけど…

幸先いいですね!これは期待できそう!



そして、ポイントに着いて、いよいよ潜ります。


入り方は、バックロールからのネガティヴエントリー。

簡単に言うと、船の端っこに座って、そのまま後ろ向きで海にドボン!
そして、海に入ったら、頭を下に向けて、海底に向かって必死こいて泳いでいきます。

「えっ、コレ普通じゃないの?」とか思う人もいると思いますが、普通じゃありません。普通は足を下にして潜ります。


まあ、これはこれで楽しいのですがね!

てか、水面は波が荒すぎて、長いこといれません!

私は、ナイトロックスの資格持ってるくせに、本数20本そこそこの初心者ダイバーです。



しかも、5ヶ月ぶり。


案の定、中々沈まなくて、一本目はインストラクターさんに引っ張ってもらうという、中々のポンコツぶり。



そして、海底に着くと


「すごーい」


やっぱ日本とは魚の量が全然違う!





魚群が私の周りを通過していきます。

まあ、かく言う私は地形とか大物の方が好きなので、実は魚はそんなに笑

けど、これはキレイ!
ちょっと濁ってるけど、文句なしの魚の量!


エイがいるー!




そして、ナイトロックスじゃない組が、早めに浮上。私とあと2人は、10分程長く海を堪能しました。


わからない人の為に、ナイトロックスとは、通常の空気より酸素濃度が高い空気を使って、ダイビングすることです。
ダイビングで起こりうるトラブルの代表格として、減圧症があります。
これは体に、窒素が溜まることで起こる、体の痺れなどの症状。

あのワンピースのサルベージのおじさんが、なった病気覚えてますか?

あれが減圧症です。


ナイトロックスは、使う空気の窒素含有量が少ない為、窒素がたまりにくく、長い時間潜ってられるのです。



そして、一本目が終わって、2本目はこの近くのポイントなのでボートで休憩。



この休憩が私にはきつかった。

まあ、ゴムボートなので、波の影響をモロに受けてちょー揺れる。

一応酔い止め飲んだけど、全然効果なし。
昔から乗り物弱くて、車は大丈夫になったけど、未だに船は慣れてないよう…


サンドイッチくれようとしたけど、断った。


食べたら出るだけだから




そしてしばらくして、隣の二日酔いの人がリバース。

もーそれ見たらダメだった。




胃の中の空っぽになるまで、吐いた。

食事中の皆さんすみません…


まあ、それだけトーフの海が荒々しいという事です。



ナイトロックス取ったお陰で、船上にいる時間が短かったのが、唯一の救いです。



グロッキーになりながら、2本目準備。

その間も…



そして、2本目

キレイ

キレイ

キレイなんだけど…



やはり、マンタはいなかった…


海は綺麗なんだけどね…


ロリポップを渡されて、岸に向かいました。

船が動いてると大丈夫なんだけど、止まるとマジでつらい。

途中、再びイルカの群れに会いましたが、死にそうになってる私には、写真を撮る余裕なんてあるわけありません‼


帰る時ですが、岸にはボートごと突っ込みます。
みんなしっかりロープにつかまり、中々のスピードへ浜にドーンっと、そこで急停止します。

そして、ボートから浜へジャンプ!


「よっしゃ~陸だー!」



荒波から逃れて、意気揚々と浜を歩く私を、みんなは微笑みながら見てました。

辛かった…




ログも書いて、元気になったところで、お昼ゴハン。



ダイブショップの素敵なテラスで


何となく、パスタが食べたかったので、パスタを注文。
ほうれん草とフェタチーズのパスタを頼んだら、こんなのが出てきた。




あのー、私がトーフの海で何をしてきたかご存知ですか?笑

味は、見た目通りイマイチだった。

忘れてた。アフリカのスパゲッティの美味しくなさを。
どう頑張って調理しても、アルデンテにならないのだ。

安全をみて、バーガーにしておけばよかった…他のはおいしいのあるらしいです。



宿に帰って、ATMに行くために、また外へ出かけました。


ローカルバスに乗って15分。(10メティカル)

久しぶりのダイビングで疲れた為、うつらうつらしてしまいました。








そしたら、後ろの人が声をかけてきて、「ATM過ぎたよ」と教えてくれました。
止む無くその場でおりて、歩いて来た道を少し戻りました…





その日は、帰ってすぐ寝ました。

明日こそ、マンタかジンベイザメ!




おまけ

乗り過ごしたバスの帰り道に会った、とってもイケてる柄シャツの男の子!

「写真撮っていい?」って聞いたら、ノリノリでポーズをとってくれた。






効果音をつけてあげたい。「シャキーン」って
彼は将来有望だと思う。


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