アフリカでの素敵な出会い!エレファントサンドロッジからナミビア、カティマへ移動!【世界一周13ヵ国目ボツワナ】

2017年12月20日

朝起きて朝日とゾウさんのコラボレーションが見れるかと思いきや、昨日の雨のせいで一匹もいませんでした。

7時頃にポツンと一匹来たけど、昨日のゾウさんの洪水状態を考えると、かなり寂しげです。



さて、ライオンに捕食されるのを避けるために、泣く泣く50プラでゲート送迎をお願いした私ですが…



そこで運命の出会いをします。


荷物を持って、レセプションに行って、後どれぐらいで出発か聞こうと思うと、黒人のセールスマンのおじさんが喋ってました。



私に気づいて受付の人が、



「カサネ行きは前の人のお迎えが帰ってきたら、出るわよ!」



というと、



「君、カサネ行くのか!今から私も行くので、乗って行きなさい‼︎」


ここボツワナでの交通手段の一つとして、「有料のヒッチハイク」というものがあります。
普通のヒッチハイクは無料ですが、ここではヒッチハイクした場合、普通の交通機関で行くより若干安い料金を運転手に支払えば、そこまで連れて行ってくれます。



言ってみれば、民間のタクシーみたいなものですね。

宿の人も、「この人なら大丈夫よ!」とお墨付きをもらったので、安くも上がるしと思って、今回はおじさんに乗せてもらう事になりました。



おじさんの名前はジョンさん。
ケニア人でヨハネスブルグ在住。ここ周辺の宿泊施設に、土産物を下ろしている会社の社長さんだそうです。




ジョンさんとの旅が始まりました。

まず、国立公園入り口の売店で、朝ごはん用にクッキーを購入!



そこを超えて、地平線のずっと先まで続く道をひた走ります。

暑すぎるせいか、道路が歪んで見えます。地平線近くの道路は鏡の様に、空の青を反射させて、蜃気楼の様にゆらゆら揺れています。地平線と道路の境目が曖昧で、進むたびに空から道路が伸びて来るように見えます。まるで、空へと続く道を進んでいる様です



ジョンさんが走り出すと、早速右手にキリン!そして、しばらく走ると左手にゾウが!



サファリやロッジであんなに見れなかったのに、道路を走れば、野生動物達がわんさか出てきました。

運が良くて、ゾウさんが道路を横切るシーンの撮影にも成功しました






残念ながら、ライオンには出会えませんでしたが、初キリンと沢山の野生ゾウに大興奮の私!



そして、途中ジョンさんのお仕事の為、ウン万ヘクタールの土地を持つ大地主の会社にお邪魔しました。
お土産を仕入れたりしているようです。


俺の友達だから、大丈夫だよー!
っと、流れで何故か私も白人のオーナーに会う事に笑

ジョンさんは朝クッキーしか食べてない私を不憫に思ったのか、ここの社食を奢ってくれました。


カレーみたいで美味しい!

ボツワナでは「シマ」の事を、「パパ」と言うそうです。
ちなみに白人の人は「ポリッジ」と言っていました。

ジョンさんと社長がおしゃべりするのを聴きながら、フォークとナイフで行儀よくパパを食べて、コーヒーを啜りました。


流石に雰囲気的に手では食べられなかったです笑



オーナーには



「日本人がいるのを初めてみたよ!」

と驚かれました。




そうですよね、私もここに来るとは思ってませんでしたともw




ジョンさんは、私の足が日焼けで酷いのをみて、オーナーの奥さんにいい薬とアドバイスを聞いてくれました。
確かに、白人なら肌弱いから、対処法知っています。



お腹がいっぱいになった私は、ジョンさんの隣で爆睡。
ええ、昨日の雨のせいで寝れなくて、体力の限界ですとも!



ジョンさんも「寝ていいよ!」
と言ってくれました笑



そして、カサネ付近になってきました。


ジョンさんは、

「今度泊まるときは、ここにしなさい。こっちの方が、ライオンも水飲みに来るし、カサネからタクシーで、100プラで来れる。

「Senyati Safari Camp」教えてくれました。

ここ

おそらく、各ホテルを回ってる彼が言うから間違いないでしょう。キャンプサイトもある様ですが、ライオンが来るので、バックパッカーのテント泊は厳しいかもしれないですが、elephant sands よりおススメみたいなので、チャレンジする方はぜひ!

そして、国境付近のカズングラへ。トラックが5kmに渡り行列を作っていました。
この国境越えのトラック、下手すると2週間待つ場合もあるそうです。みんな車中泊…


この前見た橋は、それを解消する為に作っているそうです。早く橋ができるといいですね…


その後は、私の火傷の薬を探す為に2件薬屋に寄ってくれました。(結局なかったのですが)

仕方ないので、トマトを買いました。民間療法ですが、トマトの汁を塗って、乾燥を防ぐそうです。

最後にジョンさんのお仕事で、お客さんのいるホテルに寄って、その間に最後にザンベジ川を拝んできました。


彼は仕事があるのに、私の為にプラの両替や、カティマ行きのタクシーの手配から、全て手伝ってくれました。



ただ、カサネに戻るだけだと、思ってた私はびっくりしました。

彼にきくと、僕は仕事でよく旅するんだ。その時も人に助けてもらってる。
だから、旅してる人を助けるんだ。君も旅人には優しくしなさい。
それが回り回って自分の所に来るんだよ。

実は、私も日本にいる時、常にそれを思って行動していました。

シェアハウスにいる時、海外の人には優しくしようと。

私も旅する時、人に助けてもらってるから…
まさか、こんな遠いアフリカの地で同じ考えを聞くとは…

ちょっと感動しました。彼とは、連絡先を交換してました。
ぜひ日本に来てくださいと!



別れ際に彼から、腕輪をもらいました。大切なお守りとして、アフリカ旅行に付けていこうとおもいます。


ジョンさんと別れて
これから、ボツワナからナミビアへ国境越えです。

国境越えのシェアタクシーは、カサネのイミグレーションオフィスと書かれている所で拾えます。お値段100南アフリカランドか100ナミビアドルで、次の街カティマまで行けます。

ザンビアの国境まで、一度客を探しに行ってから、出発!

カティマまでの所要時間は、3時間~4時間を見ておけばいいと思います。(寄り道したので、正確な所は不明)

このボツワナとナミビアの国境、ネゴマはとても美しいです。JICAの人も言ってた!
ボツワナの出国審査場は、山を下った中腹にあって、そこからアフリカの大地を見下ろせます。緑の絨毯がお生い茂り、その真ん中を川が流れ…私たちのイメージするアフリカとは違う、美しい肥沃な大地が広がっていました。






橋を渡って、今回はちゃんと入国カードを書いて、入国!

楽だったのは、タクシーの乗り換えなしで、カティマまで行けること。


途中、村に手紙を届けたり、市役所みたいな所に寄ったりして、若干時間かったけど、なんとか到着!


その日は、ゆきさんに紹介してもらった隊員さんの家のバーベキューに参加させてもらいました!

全員ナミビア隊員で、お陰で色々ナミビアについて聞けました。


ナミビアのルートもざっくり決まりました。

明日からは2日かけて、世界一美しいと言われる部族、ヒンバ族がいる街、オプウォを目指します。


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改めて、自分も日本に帰ったら、ちゃんと恩返ししようと思いました。
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