バラナシ観光、ゴールデンテンプルの行き方と火葬場行ってみた【世界一周20ヵ国目インド】

2018年4月24日



今日はガンガーの朝日を拝もうと思った。






寝坊した。


気が付いたら日が高い所にあった

疲れが抜けてないみたいだ。言い訳


日は登ってしまったけど、せっかくなので散歩する事にした。




朝のガンジス川は沐浴する人でいっぱいだ。



朝日を浴びて、少し冷たいガンジス川で水浴びをするのは気持ちいいだろう。

間違っても、その列に参加したいとは思わないが…




そして、洗濯屋のおじさんも、お仕事に精を出している。



果たして、汚いガンジス川で洗った洗濯物が綺麗なのかどうか


もう気持ちの問題なのかもしれない。
信じるものは救われるんだ…
彼らが綺麗だと信じてれば、きっと綺麗なのだ。

もうこのクソだらけの街に、そもそも何言っても無駄なのだけど笑


しばらく歩いて、イカしたオレンジのじい様のチャイをいただいた。




隣では、朝の説法をしていた。



ちょいちょい「ボートのらんかぁ~」と言ってくるおじさんがシツコイので、適当にあしらった。

そして、帰り道洗濯物をしてる人たちをアップで撮りたくて、川辺に近づいた。



行く手にそばの建物から流れる水で、濡れてる所があって、そこを渡そうとした…




つるっ


コケた


もう漫画のようにキレーに尻餅をついた。


幸いな事にカメラやカバンは無事だったけど

地面が濡れていて、お尻と手にナゾのヘドロがついてしまった。
噂によると、川べりの建物から、ガンガーに注ぐ水は、時々ヤバイ水も流れてるらしい。



やってしまった。


心配したインド人が集まってくる。



恥ずかしい…



「お前汚れてるな!とりあえず、手を洗おう!」



そして、おもむろにガンガーの水をバケツに汲み始めた



いや、そいつはっっ‼︎



究極の二択である



よくわからない建物から出たヘドロのままか



インドの色々な汚水を懐に収めた、ガンガーの水で手を洗うか



どっちもイヤや!




けど、とりあえず、この手が使えないのはどうしようもない




結局、ガンジス川の水で手を洗った。

ありがとうございまーす…泣


一応、黴菌が入らないよう、手に傷口が無いか入念にチェックした。


そして、ソッコーで帰った。


途中でボートの勧誘が来たが、私が後ろを見せて説明すると、あのしつこいインド人がソッコーで去っていった。


鏡がなかったから、見えなかったけど、一体背後はどうなってたのだろう…


帰って、洗濯と体を洗うのに勤しんだ。

朝から何やってるんだ…



騒動が終わり、ルドラのアキコさんに連れられて、インドの朝食巡りをした。

まずは、シュガーバターサンドとチャイ







美味しいインドのバターに、じゃりじゃりの砂糖が挟まった一品。
シンプルだけど、とっても美味しい


そして、まだお腹に入るので、二軒目へ



二軒目は南インド料理、ドサ。



ちなみに同じ具で、厚く焼いたのをウタパンと言います。


ウタパン

手前のソースをつけて食べます。

アキコさんが紹介してくれるお店は、全部美味しい!
なので、バラナシにいる間はご飯についてはノンストレスでした!



それから、申し訳ない事に、デリーに置き去りにしてしまった、元シェアハウスメイトのくーちゃんがやって来ました。


まずは二人でご飯へ
紹介してもらったタンドリーチキンのお店へ。






ここも絶品でした。

そして、二人でガンジス川の火葬場に行く事にしました。

ガードという、ガンジス川の川沿いに沿って、火葬場に行くと、観光客を狙った悪徳業者に捕まりにくいです。


くーちゃんはインド2回目だし、私も世界でありとあらゆるものを見てきたので、死体でキャーキャー騒ぐ二人では無いが、なかなか凄かった。
※近くは写真禁止です


かなり遠めからとった


まず、ほとけ様(ヒンドゥー教徒を仏様と表現していいのだろうか?)をガンジス川で洗う。死後結構経ってるのか、顔が紫がかった赤色で、腫れ上がっていた。

推理小説で言ってたアレ、本当なんだ。

そこから、そのまま火の中に入れて燃やす、日本のように窯の中に入れて、ほとけ様が見えないようなシステムでは無いので、焚き火の中を見ると、がっつり足が見える。

人が焼かれとる

こうして、人が何も無くなって行く所を見ると、人間ってあっけないなぁと思う。
自分もいつかああやって燃やされる日が来るんだ…

人生って短いなぁ

今こうして、好きな事をやれて、まあタンザニアで何とか命を拾って、また夢を追いかけられてるのは幸せな事だ。
日本に帰っても、夢を追い続けたい。

短い人生だから、精一杯生きたいなぁ



そんな事思いながら、焼き場を眺めてた。



そして、今日はもう一箇所行く所がある。
ヴィシュワナード寺院こと、ゴールデンテンプル(黄金寺院)だ。

もちろん今時、吹きっさらしで黄金の箔なんかしてたら、当たり前のように盗難にあうので、見た目は金じゃ無い。

ここは、ヒンドゥーのシヴァ信仰の中心的寺院である。
ヒンドゥー寺院らしい、カオスさに溢れた体験ができるのが面白いそう。


ここで、ヒンドゥーについて軽く説明しようと思う。カースト云々もあるが、私は宗教の方が興味があるので、そっちの方を説明しようと思う。
あまり細かく言うと、タダのマニアの趣味になるので、簡単に言うと

ヒンドゥーには、大きく3人の神様がいる、ヴィシュヌ・シヴァ・ブラフマー

それぞれ

世界を維持する神様 ヴィシュヌ

世界を破壊する神様 シヴァ

世界を創造する神様 ブラフマー

を司っている。

そして、人によって信仰している神様が違う。
その中でも人気を二分してるのが、シヴァとヴィシュヌだ。

なぜなら、神話がたくさん残ってるから。やはり実像が想像できる人の方が親しみが湧きやすいみたいだ。
けど、一応ブラフマーも世界を作った神様のはずなんだけど…笑


ちなみに、世界の成り立ちについて、それぞれの派閥によって意見や神話が違う。調べてみると面白いと思う。




この寺院基本的に異教徒は入れないのだが、仏教はヒンドゥーの思想の一つとされており、入る事が可能だ。
イスラムも仏教を思想の一つと見てくれてるので、何かと仏教は便利だと思う。




入る時には、パスポートと現金が必要です。
カバンとか携帯電話、カメラは持ち込み禁止。宿に置いてくるか、ロッカーに預ける必要がある。
腕時計ですら、ダメと言われる。私は腕時計をしていて、揉めた。
仕方ないので、そこらへんのロッカー屋に、10ルピーでロッカーを借りずに預けた。


そして外国人が入れるのは、ガンジス川側の2番ゲートのみです。
二番ゲートは、ブルーラッシーに行く通りにあります。


警察がいっぱいいる中で、ボディチェックを受け中に入る。

そして、インド人以外は、台帳に名前などを記載してもらいます。



そして、お花を一つ買いましょう。
よくみると花の首飾りになってます。

確か100ルピーだったかな?



そして、寺院の囲いの中に入ります。
まず、1番中央大きい建物の中に入ると、正方形の池があります。

真ん中には、黒い山みたいなものが立っています。
これリンガと言って、男根を表しています。

乳白色の池には、花が沢山浮いていて、私たちの手に持っていた花の首飾りも、リンガに輪投げするようにそこに供えました笑


それで終わりか…と思いきや、
池の近くに座っていた司祭さんみたいな人が、「お前たちはこれを持って行きなさい」と合図して、今まさに謎の乳白色の池に浸かっていた花を、私達の首にかけたのです。

ガンジス川よりはマシかもしれないけど…

考えるのはやめましょう。一応神域なのですから



しかし、他の人はそうじゃ無いのに、何故うちらだけ…

そして、言われるがままに、その花の首飾りを首にかけました。



お次は、奥の寺院に案内されて、インド人が額につける赤いポチ、ビンディをつけられます。

そして、お布施50ルピーを渡します。

あのー、首に下がってるやつはどのように対処すればよろしいのでしょうか?

そして、そのあとお花が供えられている所を覗きましたが、相変わらず受け付けてもらえず。

ヒンドゥー教徒じゃないからか?


最終的に花はどこにも受け取ってもらえず、ゴミ箱に行く事になります。


いや、供えてくれよ


ヒンドゥーの寺院は、仏教とか、教会の「しずかー」な雰囲気はなく、人もいっぱい、なんだかゴテゴテしてて、神域と言うよりは、一種のお祭りのような雰囲気でした。

わちゃわちゃしてる感じが、新鮮でとても面白かったです。



夕方になって、今日は宿にいた人達と、私達がいる河岸と反対側に行く船を、一艘チャーターして、夕日を見に行くことにしました。


反対の岸に渡る船はシェアだと安いですが、時間に制約があり、上手くタイミングを合わせないと、夕日を見る事が難しいのです。


私達は、夕日が沈むまでを条件に一艘200ルピーでチャーターしました。



くーちゃんと

4人で自由に写真撮って、とっても満足の内容でした!


その夜は旅行者は無料で食べられるという、バックパッカーには神的なカレー屋に行ってきました。





ここは火、水、木は完全無料‼︎
おかわりも自由という、お財布に優しすぎるシステムを導入しています。

なんでも、ヒンドゥー的な考えでは、慈善事業をする事は徳を積む事と同じなんだとか…ここは、お金持ちの方が徳を積むために、わざわざフリーにしてるそうです!

ありがとうございます!笑

カレー(豆)3種と米、ロティが一枚乗った銀の皿が、私達の前に運ばれてきます。



そこから、定期的にカレーや米を追加する係の人が回ってきて、カレーを椀子そばのように注いでいきます。



隣のテーブルなんて、私達が来てからだけでも5回はお代わりしてた笑


ちなみに私達に対しては、気を使って一つ一つの穴に丁寧にカレーをよそいますが、インド人に対しては、混ざりすぎて何のカレーを食べてるかわからないぐらいザツによそいます。

インド人はカレーであれば何でもいいのかもしれない…


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インド人の日本語の発音が良すぎて、ちょっと面白い
思わず振り返ってしまいそうになる。

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