モロッコは最終日まで私を休ませてくれないのね!モロッコのマラケシュ散歩!【世界一周8ヵ国目モロッコ】


今日はモロッコ最終日!今夜の8時の便でイギリスへ飛びます。

約束どおり彼は来てくれました。
街の郊外を案内してくれるそうです。


まずはマラケシュのメインのモスク、クトゥビアへ

これが街のランドマーク


途中でモロッコのワンピース、ジュラバを買ってくれようとする。
いや、昨日実家に荷物送り返したから要らないよ!

何なら妹の分も買おうとする。

全力で阻止したが、自分の分だけ、けっきょく買ってもらう事になってしまった。




それからずっと歩いて、メナラ庭園へ向かいます。


途中、ホテル「マムーニア」の前を通過。
このホテル、アフリカ大陸で一番高いホテルらしいです。

敷地が広大すぎて、端から端まで歩くのに20分ぐらいかかります…



途中の公園にも寄り道。



途中であれなんだかわかる?と聞かれる


あのスピーカーみたいなもの



あれでしょ?お祈りの時間告げるやつ



違うんだな




アレは人が登って、辺りを監視する用だよ



えっ、棒にちょこっと横木が付いてる程度ですが⁉︎




アレ登るの?




どうやらここは空港近いので、不審人物がいないか高い所から見るそうだ。





原始的…

けど、それによって、モロッコの治安は守られてるそうだ。
実際今のところ、テロなどの被害はないそう。


そして、歩くこと1時間。


目的地の「メナラ庭園」




には、まだ着いてない。

この先にある…遠いよ…



途中で帽子を買ってくれようとする

いや、マジでいらないって

お金、私のために使わなくていいから!

言ったが、結局購入。




20分ぐらい歩いてようやく到着!

今日はお水があまり綺麗でない日だそうで、こんな感じ



綺麗な日は、キレイだそうですよ

時々魚が飛び跳ねます


そして、中を散策。




疲れたので、お茶


その後はタクシーで街中まで戻って、クスクスを食べに行きました


現地人セレクトのお店とあって、
かなりおいしいクスクスでした


それから、スークをふらふらしました

私と一緒にいると、高確率で物乞いの子が寄ってきます。

売り物がある場合は時々買ってあげていたが、ただ「お腹減ったー」と近づいてくる子にはあげなかった。


彼はぽっつり話した。

前、子供にお金をあげた事があるんだ。
それをお母さんの所に持って行ったんだよね。

大人がそれをやらせてるんだよ。
それは良くない。彼はそれを見て、将来同じ方法で、お金を稼ごうとするだろう。

きっと方法はいっぱいあるはずだ。
絶対に道は、それだけだとは思わない。

僕がお金をあげる事で、彼の将来それでいいと思ってしまうんだ。

世界一周中、絶対物乞いには困る。
私なんかは、お金が余ってる方だ。


だって、そうでなければ世界一周なんてできない。
それに比べれば世界には、本当に困ってる人もいる、けど簡単にあげていいものなのか?

そう思って、私はパフォーマーには払うけど、基本的には物乞いにはあげないと決めている。




モロッコは、本当に物乞いが多い。


けど、現地人の彼がそう言ってくれると、自分のしてる事は間違ってないのかなぁと、思えて少し嬉しい。




その後はスーパーに寄り物価が高いイギリスで食べる為の、ビスケットなどを購入





そういえば、私それ以外、今日ほとんどお金使ってないわ




そう思って、モスク近くの公園のベンチに座った。








それでさ、プロポーズなんだけど…






はいっっっ????

プロポーズとは何のことでしょうか?






そういえば、昨日改めて



「LOVEについて話そうか?」

と言われてたわ

その後も普通に「friend」とか言ってたから、気には留めなかったけど…


おそらく彼は、告白という単語を知らなくて、プロポーズと言ってきたのでしょう。(私もその単語知らんわ)




いやいや、君はたしかにいい子だけど!

残念ながら、たった2日でフォーリンラブはしないわ

いや、てか友達よ!



彼には、「日本で忘れられない人がいるから、付き合えない」嘘のような本当のような、適当な事を言った



要は友達ですと


ちょっと気まずい空気。

時計を見ると、そろそろフライトの時間だった。


そのまま言葉少なに、宿に戻り荷物を取った。




そして、彼はそれでも空港までついて来てくれた。


助手席でタクシーの運ちゃんと話してる。




「プロポーズ」という単語が聞こえた後、互いに手をがっしり握っていた




あっ、わたくしの話題でしょうか?



まさか、モロッコの最終日にプロポーズされるとは思わなかった。



海外で日本人は、モテると聞いていたが…

まあ、彼は見知らぬ私の荷物の発送を助けてくれたし、考えもしっかりしてた。私にお金をたかるどころか、奢ってくれて、とてもいい子でした。




そんなこんなで、最後まで私をゆっくり休ませてくれなかった、モロッコ旅が終わりを告げました。


総合的に楽しいか、楽しくないかと言われれば





楽しかった笑あんなにえらい目に遭ったのに…


シンドイ時も多々ありましたが、ヨーロッパにはない緊張感や人々に囲まれて…

こういう、ちょっとデンジャラスな雰囲気のほうが、「旅をしてる」という実感がありました。

悪い人もいい人も沢山いた!

それ、全部ひっくるめて旅ですからね‼


これから、イギリスを挟んで、アフリカ大陸に向かいます‼



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