メルズーガからティネリールヘ移動したかったけど…【世界一周8ヵ国目モロッコ】

砂漠から帰って、朝ご飯食べました。

今日はトドラ渓谷の有名日本人宿「のりこさん」の所に行こうと思ってました。

今日は金曜日、イスラムの御祈りの日。この日は、お店やレストランが午前中で閉まってしまう。
そんな事すっかり忘れてて、のんびりしてた私

エルフードから15時発で、トドラ渓谷近くの都市「ティネリール」行きのバスが来るので、グランタクシーを昼から捕まえればいいや



ぐらいに思ってた。

マムーシュの人に「今日は全然タクシー無いよ」と言われたので、慌てて12時に宿を早く出た

結果はどうかと言うと、ティネリールまでは簡単に行けた。

前回と同じタクシー乗り場でグランタクシーを乗り継いで、たしかに集まりは悪かったけど、シェアできるぐらいには集まり、３０分以上は待たずに出発。

ティネリール行きのバスは40dh、おそらく10ボラれたが、無事乗れた

問題はそこじゃなかった。



ティネリールに18時に着いたが、

金曜日の夜の為、トドラ渓谷行きのシェアタクシーがない！

ちなみにシェアで宿まで7dh。

チャーターかシェアかわからないが、地元の人が交渉して最安で30dh（地元の人が交渉してくれた、けど、7dhで乗れると知っていたので、首を縦に触れなかった）。一番高くて60dh請求される。

一刻も早くつきたいのに…

なぜなら風邪が悪化して、咳が止まらない。ツライよー

一応トドラ行きのシェアタクシーの席で待ってると、正規ガイドなる人物が来た。

のりこを知っていると言う、オマールさん

（ここのほとんど人は、のりこさんを知ってるようだ）

たしかに、観光局のカード持ってたよ！

けど、こうやってカードひけらかす人って逆に信用できない。

けど、すぐそこのホテルを紹介してくれると言う、しかも素泊まり70dh

もう、風邪ひきの私が外で座ってるのは限界だった。

本当に歩いて5分の所を紹介された。

しかも1人部屋。比較的綺麗だし、Wi-Fiもちゃんとしていた。

ただ、カフェが下にあるので、タバコの煙がすごい。

たしかに安いから…

終いにはオマールさんにチップをせびられる。もう疲れてたし3dh渡す（普通10dh）

「ちょっと少ないな～」的な事を言われる。



もうごめん！これ以上無いと嘘つく。

とりあえず、そんなに信用できない人。

宿代もオマールサンが受け取って、宿の人に渡そうとしたが、断って宿の人に直で渡した。

部屋に戻って、ベッドに倒れた。

元気が出なかったので、ドイツにいる友達にライン電話した。

そのあと、あったかいものが食べたくて、レストランを探した。

ホテルを出ると怪しげなフードの男が近づいてくる。

レストラン探してるのかい？紹介するよ！


と

僕は宿の人の親族だ



と

いやっ、もーほっといて！

オマールさんの件で、ガイドだの何だのはメンドくさくてイヤだと！

けど、彼はほっといてくれなかった。

私が本当に具合が悪そうだったからだろう。

数m先のレストランに連れてってくれた。

が、ちょっと良さ目のレストランらしく、多少高めの設定。

結局10dhでスープとパンを頼んだ。そんなに食べたくないし。

彼は食べる間、ずっと居てくれた。

何なら、パンを米に変更しようか？と言ってくれた。

よく見ると身なりや身のこなしが凄くいい。
おそらく、ちゃんとした職に就いている人なんだろう。

私が、色々あって中々人を信用するのは難しいよ

と言ったのをウンウンと聞いてくれた。

そして、どうやったら信用してもらえるかな笑

と寂しげに言った。




旅をしていて、誰しもが一度は直面する悩みだが、

ホントにいい人なのか、下心があるのか見分けるのは本当に難しい。

断ったらただのいい人だったり、信用すると裏切られたりする。

今回は疲れていたし、運も悪かった。
こういう状況を楽しめると良いのだが、体が弱ると余裕がなくなってくるものだ。

彼にはかわいそうだが、そんな余裕私にはなかった。

そして、宿に帰ったら、正面扉が閉まってた。

今日金曜日だ。

お店閉まるの早いの忘れてた！

そしたら、裏口を人に頼んで開けてくれた。

親族はどうやら本当みたいだ。

明日9時にまたここ来るから！

朝食一緒に食べよう！

と言って彼は去っていった。

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今日もご愛読ありがとうございます。
あれ？何か忘れてませんか？

とりあえずここ押しときましょうよ笑