スペインで一番美しいレオンのカテドラル【世界一周2ヵ国目スペインおかわり】



私がサンティアゴデコンポステーラから帰ると、ビーゴの街はモヤに包まれていた。

お兄さんが



incendió があったんだ。



と言ったけど単語の意味がわからなかった。
家に帰ってテレビを見てやっとわかった。

ビーゴとポルトガルの広範囲で大規模な火災が起こっていた。
Incendió は火事のことだったのだ。

お兄さんの家の近くは炎こそなかったが、煙だらけだった。窓が開いてたところは灰が侵入していて、部屋の中まで煙臭かった。

テレビを観ると昨日、私たちが眺めていた山が燃えていた。
私たちは、あそこの麓で夕方お酒を飲んでいた。

信じられない光景だった。

私が知る限りで、ポルトガルを合わせて39人の死者を出した。
お悔やみ申し上げます。




朝起きたら、煙で喉を痛めていた。

その夜雨は降ったが、まだ落ち着かない状態のようだ。

バスステーションまで送ってもらい、日本に来た時は、今度は千葉の半島を見に行こうと約束した。


本当に素敵な2人だなと思う。
ラウラさんが、お兄さんの浴衣を着た写真を見せてくれて、「キリストみたいでしょ」と笑ってるのが好きだった。シャチのマスコットも大切にしようと思う。もうなくさない!
お兄さんもまた「ここはきみの家だからいつでも帰って来なさい」と言ってくれた。

ガリシアの人はいつでもあったかい…
私もこんな、人になりたいなぁ




そして、スペイン語が退化してたので、猛勉強を誓った

2人が日本に来る時は、DELEの試験をパスしてる時だ‼︎



そして、ALSAのバスで、レオンへ向かった。
良いバスで、おつまみと水、目の前にはテレビがあった。






スペイン語の勉強がてら「begin again 」と「アナ雪」を見た。
ちなみに昔、歌をスペイン語で歌えた笑

4時間経って、Ponferrada でのりかえ。

こんなに遠くへ来たのに、外は未だに煙のままだった。


この曇りは、全部煙…


火事の凄まじさを感じた。

そして、レオンに到着。

明日も雨なので、今日雨の降ってない内にカテドラルを回ることに

途中歩いてたら、雨が降って来たのけど、明日も雨だからとりあえず今日行くことに。

まず、どうしても行きたかった。スペイン人おススメの「catedral de León」に行きました。
入場料は6€、高いけど英語の音声ガイドの機械が付きます。



そして、それ以上の価値があります。

暗い教会には、光輝くステンドグラスがゴシック様式の建物にマッチして、すべてがこの教会にまとっていました。


スペイン一美しいカテドラル
何個もカテドラル見たけど、ここが一番




素晴らしいです。
レオンには、こんな隠れた素晴らしいカテドラルがあるのです。

ちなみに、パイプオルガンのオルガン演奏もスペインイチと言われています。





そして、San Isidoroサンイシドロ。





最後にSan marcos サンマルコス。




ここの前には「peligro巡礼者の像」があります。


街で地面を見ると貝のマークがあります。ここは世界遺産のフランスの街が通る街です。



私の泊まってる宿も巡礼者用の宿なので、一泊10€とスペイン内では格安です。




そして、レオンにはもう一つ凄いものが…

ガウディの建築があるんです。

カタルーニャ以外ガウディの建築があるのは、2箇所ぐらいしかありません。

その内の一箇所、それがレオンにあるCasa de Botines カサ・デ・ボティネス」です。




ガイドツアーで12€払うと上の階まで見れます。(英語とスペイン語のみ、時間が決まっています)

私は6€で一階のガウディ博物館と地下の階を見学。地下には、有名なスペインの宮廷画家フランシスコ・デ・ゴヤの版画が展示されています。



レオンの街は中々好きです。
赤煉瓦の壁のの家々、沢山のバーには地元の人が集まりおしゃべりを交わしています。



スペインの田舎って好きです。
人々が近くて、仲良しで、あったかい…
東京ですり減っている人々とは、対照的。お金が沢山あるわけではないけど、ここには幸せがあった。

そして、夜景もきれい。


けど、今日はポルトガル休んでなかったのがたたってか、お疲れモード…

もう一つまた来たいと思える街ができました。

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