コインブラでファドを聞こう【世界一周ちょっと戻って3ヵ国目ポルトガル】




私が止まった宿、「BE Coimbra hostels」はとても親切。

着いてから宿泊の説明を聞くなり、


すぐ近くで、ファドをやるんだ!コインブラのファドは伝統あるものだから、聞きなさい!


と言われた。

知らない方に、
ファドとはポルトガルの民族歌謡。人々の郷愁の思いや、喜びや悲しみなど、心情を表現した歌であり、リスボンの下町発祥である。もともと下町の貧困層が、辛い生活を忘れるための娯楽として広まったと言われている。
大体のが独唱スタイル、それにギターなどの楽器つくようです。



ちなみにコインブラも伝統的なファドがある。

学生のファドだ。
諸説あるらしいが、男子学生が女子学生に愛を伝える為に歌ったのが、発祥と言われている。

その為、リスボンのファドよりも、明るい曲が多いらしい。

宿はサンタクルス修道院を歩いて1分の所にある。
サンタクルス修道院隣はカフェとなっている。そこでファドを聴けるらしい。


夜10時なので45分前ぐらいに到着。


ドリンク一杯で聴けるらしいので、1.3€でビールを頼み席に座った。
ガラガラでホンマにやるんかいな、とか思ってたら、あっという間に席が埋まって、立ち見まで出た。


そして、偉そうな人がポルトガル語で何か言っている。

最近身にしみてわかったのだが、スペイン語と似てるといわれるポルトガル語だが、全然聞き取れない。もう、右から左へ受け流した。

最初は、舞台に人がゾロゾロいた。



えっ⁉︎これがファドなの?


そして、合唱…



えー!?

私の想像してたのと大分違うのだが…コレがファドなの?

しかも、ケルティックウーマンの曲歌ってるし…




4曲ぐらい終わって、大御所らしきおじいさん達が準備し始めた。

彼らは前座だったようです。ちょっと一安心


ちなみにみんな黒マントですが、コレはコインブラ大学の正装用マント。
ここら辺の歌い手は、コインブラ大学出身者が多いようです。



3人歌い手が変わり、6曲ぐらい歌って終わり…

そしたら、アンコールが!



最後はお客も合わせて、みんなで大合唱!
見てて楽しかったな!リスボンのはどんなのかしらないけど、私はこっちの方が好きかな笑

11:30には終わり宿に帰りましたー


ビール一杯で聴けたし、オペラ的なのを想像してたから、聴くつもりなかったんだよね笑けど、コインブラで明るく楽しいファドを聴けて良かった!


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