歴史と伝統のコインブラ大学観光【世界一周ちょっと戻って3ヵ国目ポルトガル】


ファドから一晩明けて、今日は世界遺産コインブラ大学の観光。
コインブラ大学は1290年に設立されたが、最初はリスボンにあった。その後1537年にコインブラに移設される。
それから、長きに渡りポルトガルの文化を支えて来た大学だ。


まず昨日は中には入れなかったから、サンタクルス修道院に入り。


コインブラ大学に移動。

坂がキツイ…

このキツイ坂を登って、キャンパスに行かなきゃ行けない辺りが母校を思い出す笑


そして、到着!



一番見たい図書館の入場が、時間で区切られてる為、まずチケット売り場へ!

図書館入りは12€。塔に登りたいなら+1€だけど、今回は断念。

図書館入れるまで、1時間半ぐらいあったので、別の所を見ます。

まず、入り口「Porta Férrea 鉄の門」をくぐり、


右手の階段を登って中に入ります。


そして、「sala dos capelos 帽子の間」と呼ばれる、儀式や式典が開かれていた場所があります。ここは、歴代の王の肖像画が飾られています。


帽子の間&儀式というと、ハリーポッターしか思い出さないのは私だけでしょうか?笑
けど、それぐらい重みのある所でしたね。

学校から見える絶景

学内のチャペル「S.michEl’s Chapel」。


こんなのが大学にあるとは羨ましい…

そして、大学の学食をチラ見、今日の定食と4.5€の安かったから、食べようか迷ったー


そしてついに、図書館へ
残念ながら、カメラNG…なので説明だけ。

天井まで埋め尽くされた本。そして、天井画と彫刻は、コインブラ大学で見た中で間違いなく一番素敵だった。
意外だけど、本棚に描かれているのは、中国風のデザインだった。本棚はオーク材が使われていて、虫が寄りにくくなっており、また、この図書館も本が傷みにくい環境になるように設計されているそうだ。

図書館出口(改装中)

図書館を後にして、チケットの範囲に入っている、大学の科学博物館へ

ごめんなさい。本当に興味がなくて、ソッコー出てきました。
それでも解説だけしましょう。

体験型と見学型の2つにわかれています。体験型の方は、ボタンを押すとレーザー光線が分散したり、顕微鏡をのぞいて岩石を観察できたり、子供達が楽しんでたので、いいかなと思います。


見学の方は本当に見るだけ、あと、これでもかっってぐらい、剥製があります笑

剥製たち(6部屋分ぐらいあった)


唯一面白かったのは、星座の記述ぐらいかな…

私がとことん興味なかっただけで、行く人が行くとめちゃくちゃ楽しいのかも笑



その後はもう1つの新チャペルの方へ、こちらは別途1€必要です
後々知ったのですが、日本人初のヨーロッパ留学生の墓がチャペル内にあるそうです。興味があればこちらもご覧ください!




その後は大学植物園に行って終わりました。


始終「いいなーこんな大学通えたら」と思ってました笑




羨ましい限りです。今更、大学で留学すれば良かったと思いました…

けど、当の学生達はどうでしょう。

答えは大学の壁に書いてありました。

「F* *k tourists」

大学の名誉のため写真は撮りませんでした。

そりゃそうですよね笑いつも見世物みたいに写真を撮られたら、たまったもんじゃないですよね!

世界遺産とか、観光地って難しいですね。保存のお金の為に観光は必要だけど、それだけ荒らされる危険性も兼ね備えてますし、全ての人が喜ぶわけではないのです。
いつも世界遺産はその狭間に悩まされています。

あのウユニ塩湖も有名になって、塩の地面が車の砂によって、少しずつ白くなくなっているそうです。

私もこうして写真をあげて、皆さんにも是非外に出て世界を見て欲しいのですが、本当にそれが正しいのかわからなくなる時があります。

何かこの旅で見出せたらいいのですが…

そして、ポルトガルらしいお菓子を食べて、バスターミナルへ向かいました。

シュークリームに卵麺のようなものが乗ったお菓子


今日は19時にカステロブランコについて、宿泊します


じつはここは通過点。
目標は「一番ポルトガルらしい村」と言われているモンサントです。


それではバスに乗って行ってきます!





と思ったら、バスの乗車時間、間違えてた…

カステロブランコ到着は夜の21時…

はー、ゆっくりしようと思ったのにな笑


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